こんにちは！モテネットＭＡＥＤＡです。
前回は、【目的外し】をすることで、
小さなリスクで彼氏の話題にできるということをお伝えしました。
前回の記事：彼氏がいるかを探りたい時に、リスクなく話題を展開させる会話例
また、リスクというのは具体的に言えば、
”下心があると思われて壁を張られる”
という事でしたね。
■前回の会話例
男「A子ちゃんくらい素敵だったら」← 当然の様に言う
女「いやいや・・・（笑）」
男「なんか常に、」← ベクトル向け
女「うん」
男「カッコいい～い彼氏がいそうだよね！」← カッコいい を強調して反論させる。ニヤニヤして言うと下心を感じさせるのでＮＧ
女「え～！全然そんなことないよ！」
この様に、彼氏がいるかどうではなく、
彼氏がカッコイイかどうかを話題の焦点にすることで、
低リスクで彼氏の話題の糸口を掴むことができます。
これでひとまず彼氏の話題になったので、
この後は彼氏募集中なのか、あるいは彼氏がいるなら結婚願望があるかといった話題に
展開していくことを狙っていけばＯＫです。
具体的にどの様に会話を進めればいいかというと、
例えばこんな感じです。
男「カッコいい～い彼氏がいそうだよね！」
女「え～！全然そんなことないよ！」
男「あっ・・・、じゃああんまりかっこよくないんだ？彼氏は（笑）」← あんまり を強調すると自然に言える。カッコイイかどうかが話題
女「てか今いないから（笑）」← 女性が自分から答えてくれた
男「そうだったんだ。え、じゃあ彼氏募集中なの？」← ここで嬉しそうに聞くとリスクになるので注意
女「ん～、まぁいい人がいればね～」← 普通の答え
ベクトル向けを使って彼氏募集中かを聞く例
さて、それでは今回は、先程の
男「彼氏募集中なの？」
をちょっと工夫したフレーズを紹介します。
・・とその前に、ベクトル向けについて確認をしておきましょう。
– – – – – – – ベクトル向けとは？ – – – – – – –
【相手の意識を次の自分の言葉に向ける発言や間】
の事です。一番わかりやすいのが、
男「はい注目！！」
というものです。つまり、
女「（次に何を言うんだろう）」
と思わせるためのもので、冗談やオチをしっかりと相手に伝えることができます。
■色々なベクトル向けの例
「あっ！ていうかさ」
「ちょっと気付いたんだけどさ」
「さっきから気になってたんだけど」
「A子ちゃんって実はアレでしょ」
「あ！わかった！えっとね」
「え～っとねぇ、え～っと・・・あっ！」
「ちょっと、ちょっといい？」
「あのぉ～・・・（間を置いてから息を吸う）」
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
というわけで、
男「彼氏募集中なの？」
をちょっと工夫したフレーズがこちらです。
男「えっ！じゃあ１個聞いてもいい？えーっと・・・、一般的に言う所の、彼氏募集中ってやつ？」
普通に読めばなんでもないこのフレーズでも、
ベクトル向けを効果的に挟むことで、
笑いの要素を作ったり、女性の感情を動かすことができます。
実際の会話例を見てみましょう。
■ベクトル向けを挟むことで少し笑いを作る例
女「てか今いないから（笑）」
男「えっ！じゃあ１個聞いてもいい？」
女「うん」
男「えーっと・・・、一般的に言う所の」← ここを真面目に考えるように言う（ベクトル向け）
女「？（なんだろう）」← 真面目系な事を聞かれると思う
男「彼氏募集中ってやつ？」← 眉毛を上に上げる感じの表情で聞いて、ちょっとした予想外（＝笑いの元）を作る
女「えっ？（笑）・・・まぁいい人がいればね！（笑）」← この、ほんの少しの笑いがあるおかげで、次の質問がくどくならない
男「じゃあ、彼氏にしたい条件ベスト３の、２番目ちょっと教えてよ」← 前半は真面目に言い、２番目 を少し強く言う事で目的外し
女「何で２番目（笑）」
こんな感じで、
少しの想定外と態度のメリハリにより、
女性をちょこっと笑わせることができます。
一人で冷静に文章で読んでいる状態だと全然面白く感じないと思うのですが、
実際の会話では、対面していることによる緊張感や、その場の雰囲気、視覚的要素等が影響して、
このくらいの内容でも簡単に笑いになります。
また、
男「一般的に言う所の彼氏募集中ってやつ？」
というフレーズをサラッと言っただけでは
たぶん笑いは起こらなそうですよね。
でも、上の会話例のように、ベクトル向けを使って
【間】とか、【テンションのメリハリ】を入れるだけで笑いを起こす事ができます。
そんなテクニックがあるという事を、とりあえずご理解いただければと思います。
参考：話やネタを面白く伝えるには？オチを引き立てるコツについて
大きな笑いを狙ってもモテない
ちなみに、多くの人が勘違いしてしまうと思いますが、
女性にモテるためには、お笑いを見た時のような大きな笑いではなく、
ほんの少しの笑いを狙い通りに作れるかどうかが大事です。
今回のフレーズもそれにあたりますが、
ほんの少しの笑いを引き起こすだけで、
女性が自分から話してくれやすくなります。
例えばナンパでも、
無視を貫いてそそくさと歩き続ける女性が、
ナンパ師の予想外な発言で一度クスッとしてしまった瞬間から
会話が始まっちゃったりもしますよね。
クスッとした笑いというのは、
それだけ言葉を引出す力がある、という事ですね！
承諾法で警戒心をやわらげる
ここでもう一つ、承諾法というものをお伝えします。
正式な名前ではないと思いますが、
おそらく内容は聞いたことがあると思います。
（ちなみにベクトル向けも正式な名前ではなく、説明するために勝手に作ってます＾＾；）
– – – – – – – – 承諾法とは？ – – – – – – – –
質問する事の許可を求めるような質問。
例：初対面にて
男「彼氏の話とか聞いても平気？」
男「年齢聞いても大丈夫？」
女「仕事の話を聞かせていただいてもいいですか？」
柔らかく謙虚な印象を与えたり、
警戒心や壁を少し取っ払う効果があります。
例：危ないオジサンが小さな女の子に
男「お嬢ちゃんお嬢ちゃん、おうちどっちか教えてもらってもいいかな？」← 警戒されにくい
男「お嬢ちゃん、おうちはどこかな？」← 警戒されやすい
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先程のフレーズ、
男「えっ！じゃあ１個聞いてもいい？えーっと・・・、一般的に言う所の、彼氏募集中ってやつ？」
のはじめの部分が承諾法になります。
遠慮がちに聞いてる感じを演出したい時に
この様に使えると、クッションになり便利です。
また、承諾法はベクトル向けを兼ねることが多々あり、
結構便利なので今後もよく出てきます。
なんとなくでいいので覚えておいていただければと思います。
■承諾法 兼 ベクトル向けの例
男「絶対自分の事かわいいとか思ってるよね～」
女「思ってないよ～！」
男「ちょっとさぁ～、一個言わせてもらっていい？」
女「なによぉ～」
男「ほんとにかわいいからね？」← ここをしっかり聞いてもらいたい
女「は？（笑）」
引き出しが増えてくると、この様に
冗談にも応用させることができてきます。
テクニックそのものの学習は最低限でよい
というわけで、テクニック的なことを細かくお伝えしましたが、
これらのテクニックそのものはしっかり覚えなくても大丈夫です。
その代わりに、
【出来る限り多くのフレーズを練習しながら覚える】
ということに力を注いでいただければと思います。
それにより、いつの間にか
無意識でテクニックを使えている状態になるからです。
理屈も学ぶ必要がありますが、一度頭で理解したら、
その後は多くのフレーズを練習することだけに集中しておけば自然と理解が深まるので、
そちらに注力した方が効率がいいです。
多くの教材やＷＥＢの記事がテクニックを中心に伝えて終わりなので、
ほとんどの人が理屈だけの学習になっているかと思います。
そして結局結果がでなくて、
自分に会話力がないことを受け入れて
日々過ごしてしまっているのではないでしょうか。
英語だって、いくら文法ばかり学んでも
全く話せないのは経験済みだと思います。
実際に話せるようになるには、
どれだけ多く、実際に使う言葉を
”無意識レベルで” 身につけるか、です。
そのためには、どうしても反復練習が必要となります。
正しい勉強を重ねていけば会話は必ず上達するので、
もしこれらに心当たりがあれば、是非この機に会話ドリルでのフレーズ学習を始めてみてくださいね！
