こんにちは! モテネットMAEDAです。
今日は、冗談やネタを使う時に、
オチでしっかり笑わせるコツをお伝えできればと思います。
まずは次のようなシチュエーションについて見てみましょう。
例えば、上司が笑顔半分で、皆の前で
上司「前田君はエクセルのプロだからね~(笑)」
と持ち上げるように褒めてきたとします。
ここで普通なら、
前田「そんなことないですよ~(笑)」
と謙遜するだけで終わってしまうかと思いますが、
ちょっと冗談を言える環境なら、次のように返すと笑いになります。
■上司に褒められた時に謙遜する冗談
上司「前田君はエクセルのプロだからね(笑)」
前田「えっ!?ちょっとやめてくださいよー!何ホントの事言ってるんですか~(笑)」
上司「何自分で言ってんの(笑)」
前田「・・・って言えるくらい頑張ります(笑)」
上司「あははは(笑)」
では、このネタの言い方についてですが、
どのような態度やテンションで言えば面白くなるでしょうか?
2通りのパターンがあるので見てみましょう。
■パターン1【笑顔 → 真面目顔】
上司「前田君はエクセルのプロだからね(笑)」
前田「えっ!?ちょっとやめてくださいよー!何ホントの事言ってるんですか~(笑)」← ここまで謙遜した態度の笑顔で、照れながら言い切る
上司「何自分で言ってんの(笑)」
前田「・・・って言えるくらい頑張ります(笑)」← ここがオチになる。コロッと落ち着いて背筋を伸ばし、冗談の笑顔で堂々と言う
上司「あははは(笑)」
■パターン2【笑顔 → 真面目顔 → 笑顔】
上司「前田君はエクセルのプロだからね(笑)」
前田「えっ!?ちょっとやめてくださいよー!何あのっ・・・」← 一旦ベクトルを向ける
上司「?」
前田「ホントの事言ってるんですか~!」← ここがオチになる。ホントの事 を強調する様に、照れを消して堂々と言う
上司「何自分で言ってんの(笑)」
前田「・・・って言えるくらい頑張ります(笑)」← 照れた感じに戻る
上司「あははは(笑)」
どこを強調するか、どこに間を取るかで会話の流れが変わる
上に紹介した2つのパターンに見られるように、
言い方を変えるだけでオチの箇所が変わってきます。
逆に、どこがオチかがわからない感じでネタを棒読みしてしまうと、
面白く聞こえなかったり、
冗談が相手に伝わらない可能性があります。
簡単に言えば、
”オチの前にはタメが必要”
ということになるのですが、慣れていないとちょっとむずかしく、実際の会話でなかなかうまくいきません。
実際の会話中に頭で間を考えながら話すのは難しいので、
いろいろなフレーズを声に出してトレーニングすることで、
感覚で身につけて行くことが大事です。
オチをしっかり認識させる例
先程の、笑顔と真面目顔を使うパターンは
オチをオチだとしっかり認識させる方法の一つですが、
他にもパターンがあるので幾つか紹介します。
■オチの前に一度態度をクールダウンさせて意外性を作る
男「歌上手いね!」
女「え~、ありがとう!」
男「ちなみに」
女「うん」
男「世界で一番歌うまいのって誰か知ってる?」← ここをクールダウンする。真面目に聞く感じ。一番 を強調する
女「え、誰?」
男「A子ちゃん!」← ここで笑顔に戻す
■オチの直前に相手に注目させて、確実に聞き取ってもらえる様にする
男「あれ?今日可愛くない?」
女「ほんと~?」
男「あ、俺の勘違いだったわ(笑)」
女「は?」
男「え~っとねぇ、あの~」← 考えるようにして注目させる
女「なに?」
男「いっつも可愛い(笑)」← ここを確実に聞き取らせる
■オチを冗談顔で言ったり強調して言うことで、冗談だと確実に理解させる
女「料理できるよ!」
男「え~、そうなんだ!」
女「うん」
男「え、それってさぁ、」
女「?」
男「食べても平気なやつだよね?」← 冗談の顔で言うことで、いじっている事を理解させる
■オチを言った後で自分が笑うことで、冗談だと確実に理解させる
女「ああ~!失敗した~!」
男「うわ~、すっげー惜しいじゃん!」
女「うん」
男「ざまあみろ・・・」← ボソッと言う
女「!?」
男「あははは(笑)」← 自分が笑うことで冗談だと理解させる
話やネタを面白く伝えるには、
この様にオチを明確にする必要があります。
ただこれは、ネタを本番さながらに練習する過程で感覚的に身につくものなので、
気に入ったネタをいくつか用意して
シミュレーションしながら練習を重ねることをおすすめします。
練習用のフレーズを1000個集めた
も提供しているので、よろしければご検討いただければと思います。