こんにちは!
モテネットMAEDAです。
今回は、
面白いコメントを参考にユーモアを
作っていく方法を解説します!
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは6分30秒です。
先日メルマガ読者さんから
面白い動画をご紹介いただきまして、
こちらの絵の様に、相手選手から
耳を指先でチョロンと触られた選手が、
超大げさに痛がるというものでした。
痛がっている選手にどんな意図や
事情があるのかはわかりませんが、
この映像に対して、
『きっと耳に限界まで膨らんだニキビがあったんだろうね』
というコメントがあったそうです。
そして、その読者さんから、
この様なユーモアを
習得したいとご質問いただいたので、
どうすればいいかを
応用例と共に見ていきたいと思います。
尚、ちょっと復習ですが、
ユーモアを身につけるには
広く浅く学ぶのではなく、
一つ一つのパターンが得意技になる様に
習得していく事がコツとなります。
そのためには、
パターンに沿ったその他の例、
つまり応用例を
たくさん考えていく必要があるので、
今回はその一連の流れを
参考にしていただければと思います。
まずはパターンを見つける
では早速ですが、
応用例を考えると言っても、
何から手を付けていいのかが
全然わからなかったりしますよね。
なので、まず最初は、
“パターンを見つける”
という事から始めていくのですが、
2つ、その方法があります。
1つめは、
言葉からパターンを見つける
2つめは、
シチュエーションからパターンを見つける
となります。
それぞれ解説していきます。
言葉からパターンを見つける場合
こちらの方法では、まず、フレーズの
骨格化をしていきます。今回は、
『きっと耳に限界まで膨らんだニキビがあったんだろうね』
なので、構造としては、
『きっと△△に、◯◯がある(あった)』
みたいな感じになりますね。ただ、
これだけだと範囲がすごく広いので、
『きっと【体の一部】に、◯◯がある』
のように共通項で絞る様にします。
こうすることで、例えば、
『きっと頭に、◯◯がある』
『きっと目に、◯◯がある』
『きっと骨に、◯◯がある』
の様に範囲が狭まり、あとは
◯◯を考えるだけになりますよね!
そうなると次は、◯◯に何を入れれば
面白くなるか、が大事になってくるので、
“限界まで膨らんだニキビ”
が何故面白かったのか、というところを
じっくり考えてみます。
ちなみに僕が考えたのは、
“映像が浮かぶけど明らかに嘘の事”
が答えの一つになるかな?
と思いましたがいかがでしょうか。
では、実際に、
『きっと頭に、◯◯がある』
に対して、パッと想像出来るけど
嘘っぽい事を考えていきましょう。
例えば、いきなり悪口ですみませんが、
女「あの人ほんと頭悪いよね(笑)」
などのよくある状況を適当に想定して、
『きっと頭に、◯◯がある』
を時間をかけて考えます。で、
男「きっと頭に雷落ちたことあるんだろうね」
男「たぶん脳みそが甘栗くらいしかないんだろうね」
男「きっと頭の中にカエルとか住んでるんだろうね。キノコも生えてるかもね」
みたいなのが浮かんでくると
いいかなという感じです。
なかなかパッと出てこないとは
思いますが、パターン化したことで、
普通に考えるよりはかなり思いつき
やすくなっているかなと思います。
では、逆に、
頭がいい場合を考えてみたとして、
『きっと頭に脳みそ2つ入っている』
というのを思いついたとします。
ただ、この段階ではまだ
イメージがあるだけなので、
実際の会話においては、
女「あの人ほんと頭いいよね~」
男「ね~。たぶん頭の中開いたらさ、」
女「うん」
男「脳みそ2、3個入ってるんだろうね(笑)」
女「あはは(笑)」
と、その状況に合わせて
言葉を修正していく感じです。
同様に、他にも、
“目が乾く”
だったら、
『きっと目が、梅干しの様にしぼんでる』
というところから、
女「今日すっごい目が乾く」
男「大丈夫?乾燥してるのかなぁ?」
女「うん、風とか強いし」
男「梅干しみたいにしぼんでるんじゃない?目(笑)」
女「しぼんでないから!(笑)」
という会話になったり、
いつも肩とか腰を痛がっている
冗談の通じる友達がいたら、
『きっと骨に、◯◯がある』
というところから、
友「いてててて・・・」
男「なんかいっつも痛いよね」
友「もう40だしな~」
男「たぶん骨に、カビとか生えてきてるんじゃない?(笑)」
友「うるせーよ(笑)」
みたいになってきます。
というわけで、ここまでが、
言葉からパターンを見つけてユーモアを
作り出していく方法となります。
シチュエーションからパターンを見つける方法
では次は、
『きっと耳に限界まで膨らんだニキビがあったんだろうね』
が、どのようなシチュエーションで
使われたのかを考えてみましょう。
例えば、すごく単純に考えれば、
『誰かが耳を痛がっている』
というシチュエーションですが、
『誰かが大げさに嘘をついている』
という見方も出来ます。
あるいは、
『誰も状況を正しく説明できない』
というシチュエーションでもあります。
これらのシチュエーションに着目し、
なるべく応用が広がりそうなのを選んで、
一つ定義を作ってみましょう。
ちょっとややこしいので、
具体例としては次のような感じです。
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
“誰も状況を正しく説明できないとき”
に
『きっと、◯◯が【嘘の内容】なんだよ』
とコメントする。
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
例えば、すご~く単純ですが、
“なぜリンゴは赤いのか”
という問いかけに対して、
“きっと性格が恥ずかしがり屋なんだよ”
の様に言うと、最も基本的な
冗談の形になる、という感じです。
現実的な例としては、
例えば社内でいつも二日酔いの人が
隣の部署にいたとしたら、
女「なんかパトカーいるよね(何故?)」
男「ほんとだ。酒田さんが酔って暴れてるんじゃない?」
などと言うと、軽く笑いのある
雑談になりますよね。
これが、
シチュエーションから
パターンを見つける方法です。
ただ、このシチュエーション自体が
思いつかない場合が多々あるので、
そういう場合は、
言葉を探しながらシチュエーションも
一緒に想像してくと、
いい感じにネタが見つかって
いくのではないかなと思います。
というわけで、
今回2つのパターンを紹介しました。
1つめが、体の事が話題になったときに、
『きっと【体の一部】に、~がある』
とコメントするパターンです。
そして2つめが、説明できない状況で、
『きっと、~が【嘘の内容】なんだよ』
とコメントするパターンです。
この様に、いくつかのパターンを
しっかり習得していくことで、あなたも、
『きっと耳に限界まで膨らんだ
ニキビがあったんだろうね』
の様な複合的なコメントがひらめく
可能性が高まっていくかなと思います。
もちろん、習得する方法は
全部QAトレーニングになるので、
過去動画をご参照ください。
ちなみにですが、もし、
『きっと耳に大きいニキビがあったんだろうね』
というと凄さが減っちゃいますよね。
なので、
“限界まで膨らんだ”
のあたりも、
研究しがいがありそうですね!
この様な修飾や比喩比較は、
パッとリアルなイメージを浮かべるのに
役立つので、先程述べた、
“映像が浮かぶけど明らかに嘘の事”
のクオリティを高め、
より面白くできる感じかなと思います。
この辺は僕もすごく苦手なので、
勉強して何かを得たら、そのときに
共有させていただきたいと思います。