こんにちは!
モテネットMAEDAです。

 

今回は、お笑いでよく言われる、

【緊張の緩和】

の一例を紹介したいと思います。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは4分28秒です。

 

例えば手品ショーを見て、

女「すご~い!」

男「え、あんなの簡単じゃん」

女「えっ?」

男「だってただの魔法でしょ?」

女「あはは(笑)」

という感じです。

 
 

概要

 

先程の会話のパターンとしては、

 

step1.普通とは違う意見を示す

男「え、あんなの簡単じゃん」

女「えっ?」

ここではちょっとした否定になる事も
多いかなと思いますが、これが緊張です。

 

そして、

 

step2.緊張を打ち消すオチを言う

男「だってただの魔法でしょ?」

女「あはは(笑)」

の部分が緩和となっています。

 

もしここで、

男「だってネタがあるからでしょ?」

と、緊張を打ち消さない内容だと、

緩和されずに笑いがおきないし、
むしろ印象が悪くなったりします。

 

では、

他にも同じパターンが
使えないかを見ていきましょう!

 
 

応用例1.歌が上手いとき

 

複数人でカラオケに行って、

A子ちゃんの歌が
すごく上手かったとします。

 

ここで友達が、

友「歌めっちゃ上手いよね!」

と言ったときの例を考えましょう。

 

step1.普通とは違う意見を示す

違う意見を言うことで、相手が、

『え?何で?』

と疑問や予想を持った状態を作ります。

 

例えばこんな感じです。

友「歌めっちゃ上手いよね!」

男「え~、そうかなぁ?」

友「は~?(何で?)」

 

step2.緊張を打ち消すオチを言う

そして、もっといい褒めの内容を
ボケで言う感じです。例えば、

男「だって歌手だからこれくらい普通じゃない?」

女「歌手じゃないから(笑)」

 

という感じです。この例においては、
ボケをわかりやすくするために、

男「歌手だから、」

と、嘘だけど正しいものとして
断言するのがポイントとなります。

 

明らかに違うことを、
正しい事として言い切ることで、

女「違うから!」

と、周りが躊躇なく突っ込める状況を
作るという感じです。

 

では、通して見てみましょう。

友「歌めっちゃ上手いよね!」

男「え~、そうかなぁ?」(緊張)

友「は~?」

男「だって歌手だからこれくらい普通じゃない?」(緩和)

女「歌手じゃないから(笑)」

男「歌手じゃないか(笑)(更に緩和)いや~、でもほんと上手いよね」

 

応用例2.美味しそうな食べ物

 

例えば、ピザのチラシを見て、

女「あ~ピザ美味しそう~」

と女性が言ったときの例です。

 

step1.普通とは違う意見を示す

男「え~、そんな美味そうかなぁ~」

女「・・・」

ちょっと緊張が走りますよね。

 

step2.緊張を打ち消すオチを言う

男「だってさ、ピザってさ、」

女「うん」

男「薄く伸ばした生地の上にチーズとか色んなもの乗っけてさ、」

女「うん」

男「すごい食べやすいし、一口食べただけで幸せな気持ちになれるっていう単なる最高のパンじゃん?」(緩和)

女「んっ?(笑)」

男「絶対美味いよね?(笑)」(更に緩和)

女「あはは(笑)」

 

ちょっとこれは長くなったのですが、

『美味そうじゃない』

と言っておきながら絶賛している
ところが予想とは逆の言動になり、

ボケの要素を生んでいます。

 

また、

男「単なる最高のパンじゃん?」

と言ったときに、女性から、

女「めっちゃ褒めてるじゃん(笑)」

と突っ込みがくるとよいですが、

 

もしこなかった場合は、

男「絶対美味いよね?(笑)」

と自分から言うことで、緩和が
明確になり、ネタが引き締まります。

 
 

応用例3.連休の話題で

 

本題の前にですが、冒頭で紹介した

『だってただの魔法でしょ?』

というのはちょっと
簡単には思いつかなそうですよね。

 

これは、

『手品』と『魔法』が

連想出来ないと言えない感じですが、
とりあえず同じようなタイプとしては、

 

不可思議な事や偶然に対しての、

『超能力じゃん』
『催眠術かけたんでしょ?』
『ハンドパワー身につけたんだ』
『第六感使っただけだよね?』

などが使えると思います。

 

ちなみにもう少し応用すれば、

『あっという間に月日がすぎる』

に対して、

『先輩が誰よりも前進しているだけです』

とか、

 

『涙が出た』

に対して、

『目から汁が出てるだけだよね』

とか、簡単なのであれば、

 

『ミス』

に対して、

『わざとだよね』

みたいなのがありますが、

 

これらの対をうまく使うことで
緊張の緩和を作れるものの、

連想やひらめきが
必要になってきますよね。

つまり、アドリブというよりは
引き出しに依存するタイプかと思います。

 

では、応用例3の本題ですが、
次の場合はどうでしょうか。

女「3連休だ~、超嬉しい」

男「連休ってそんな嬉しいかな~」(緊張)

女「え~嬉しいよ~」

男「だって土日が終わった後に、更にもう一日休めるだけじゃん?」

女「うん」

男「超嬉しいよね!(笑)」(緩和)

女「嬉しいんじゃん(笑)」

 

こんな風にすると、

連想がなかなか起きない場合でも、
緊張の緩和を作ることができます。

 

似たような例としては、

女「美味しい~!」

男「あ、俺そういう社交辞令はねぇ~」

女「・・・」

男「おいひい、おいひい!」

女「あはは(笑)」

 

とか、

 

女「◯◯君って優しいよね(笑)」

男「え~全然そんなことないって」

女「いやいや」

男「ただ単にA子ちゃんの為に何かしてあげたいなっていつも考えてるだけ(笑)」

女「あはは(笑)優しいじゃん」

みたいな使い方もできます。

 

以上を参考に色々なパターンを考えて、
是非ご自身のネタを増やしてくださいね!

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!