こんにちは!モテネットMAEDAです。
2018年末くらいからでしょうか。Youtuberに転身した、とある芸人さんが、
共演者をいじって不快にさせたという事がニュースになったのを見て、
【イジリとイジメの違いはなんぞや】
ということについて書きたくなったので、もう少し詳しくお伝えします。
これまで何度もお伝えしてきたのですが、
まず前段階として、次のことが出来てないとイジリではなくイジメになってしまうので、
もう一度確認しておきましょう!
【自分に対してプラスの感情を相手に持たせているか】
これが本当に鉄則です。
他のところでは、信頼されているか、みたいな事が言われていたりもするかと思いますが、そっちがピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
で、当時の芸人さんも同じだったと思うのですが、これをやらないでいじって盛り上げようとする人が多く、
それ故にイジリではなくイジメだ~なんて言われる事になってしまいます。
参考:決めつけ系いじりと、女性をいじる時の需要なルールについて
というか、この場合で言うイジメとは、実際には
”相手を不愉快にしてしまう”
ことを表現している場合が多いと思いますが、要はいじる前段階としてこの鉄則が出来てないと相手はイラッとするということです。
【自分に対してプラスの感情を相手に持たせているか】
もう一度書きましたが、これが超重要です。
このルールの元に考えてみると、
下記のあるあるについて納得できると思います。
1.初対面ですぐに女性をいじって嫌われた
2.尊敬の念や好意を持っていない相手からいじられるとイラッとする
3.本人が嫌がっていたら、それはイジメ
だから、一般的には次の様な因果関係が生まれます。
1.褒めるのが下手な人は、相手のテンションを上げられないからいじってもうまくいかない
2.ファッションや清潔感がNGな人は、ナメられやすいのでいじってもうまくいかない
3.尊敬や信頼を得られない人は、プラスの感情を持たれないのでいじってもうまくいかない
4.話が面白くない人は、相手のテンションが上がらないのでいじってもうまくいかない
というわけで、女性を口説きたくていじりを勉強している男性は、
褒めたり笑わせたりして女性の気持ちをプラスにするテクニックや、
相手に一目置かれるようなアピールテクニックも一緒に学びましょう。
参考:好感度うなぎ昇りの雑談の秘訣!たった一つの心がけとは?
参考:自慢にならないように女性にアピールする会話テクニックと会話例
いじりの内容はもちろん、相手のテンションにも注意!
さて、今述べていることは
「いじる前の準備・いじりが通用する前提」
です。
もしこの前提が出来ていても、
実際のいじりの内容によってはいじめになってしまいます。
極端な例ですが、
女「最近顔に肉がついてきたんだよね(笑)」
男「あ、確かに最近フライパンで思いっきり殴られたような顔してるよね(笑)」
女「・・・」
という会話の場合、
男性は冗談で比喩なんかを使って面白半分で言っているかもしれませんが、
よほどそういう事を言い合える関係じゃない限り女性は傷つきます。
いじめといじりの違いについて検索すると、
こういった”発言内容”の部分ばかり論じられていると思います。
個性を活かすとか、
相手が許容する内容であればOKとかですね。
もちろんそうなのですが、
僕が今回言いたいのは、同じ内容であっても
【自分に対してプラスの感情を相手に持たせているか】
が出来ていないと何を言ってもダメだという事です。
発言内容の前に、このルールをしっかり守らないと、うまくいじることができません。
では、次の会話例を見てください。
女「ちょっと風邪っぽいんですよね^^;」
男「あ、そうなんですね^^;え~っと、」
女「?」
男「もしくしゃみとか出ちゃったとしても、僕は避けたりしないんで(笑)」
これ何をやっているかというと、
男「避けたりしないんで(笑)」
を、わざと避けるジェスチャーをしながら言うことで、ウケを狙いながら女性をいじるような会話です。
相手との距離感にもよりますが
この場合は女性をイラッとさせる可能性があります。
その理由は、いじりの前の段階で
女性がプラスの気持ちになっていないからです。
なので、次のようにするとよいです。
女「ちょっと風邪っぽいんですよね^^;」
男「え~、大丈夫ですか?辛そうじゃないですか~」← 相手の声のトーンが低かったら、自分もそれに合わせる
女「そうですね、でも今日はがんばります」
男「うわ~、偉いなぁ・・・。A子さんってやっぱ責任感ありますよねっ」
女「そんなことないですって!ていうかうつしちゃったらごめんなさい^^;」
男「あ、大丈夫ですよ!もしくしゃみとか出ちゃったとしても、僕は避けたりしないんで!」
この場合は、自分のテンションをしっかりと女性のテンションに合わせて同調し、
女性主体で感情の代弁をすることで共感の土台を作ってから相手を褒めて受け入れさせて、
それからようやくいじっています。
まず、共感と褒めで女性を一度プラスの気分にさせるわけですが、
これが、
【自分に対してプラスの感情を相手に持たせているか】
が出来た状態です。
これが出来てから、初めていじりが効果的に働く、ということになります。
一言で言えば、「持ち上げて落とす」です。
尚、持ち上げても相手のテンションが高くならないほどグッタリしている場合は、
いじってはいけません。
理由は、相手の体調が悪いからではなく、
体調の悪さによりプラスのテンションになっていないからです。
また、みんなの前で特定の人をいじるときも一緒です。
しっかりと対象を持ち上げたり、認めることで尊厳を保ってからチクリとやるから笑いになるわけで、
この前提がないと、それこそただのイジメになってしまいます。
テレビで売れている司会者なんかはこのバランスを操るが上手なので
参考にしてみるとよいと思います。
関連記事:女性をいじる時に注意すべき事は?いじりの効果をしっかり高めるコツ
いじりの会話例 Before After
では、いくつかいじりの例をあげてみます。
例1:よくある例
女「~だから、というわけで~なの!(笑)」
男「ちょっとさ~、今自分でいい事言ったって思ったでしょ~(笑)」←否定されたと思わせる可能性あり
女「別にそんなこと思ってないもん」
男「そっか(笑)」
例1:OK例
女「~だから、というわけで~なの!(笑)」
男「うわ~、なるほどね!確かにそうだよね~!」←テンションを合わせて共感
女「うん(笑)」
男「すごいいい事言うよね~!あ、ていうかさ、」
女「なに?」
男「今自分でもいい事言ったって思ったでしょ~(笑)」
女「べ、べつにっ・・・!」
男「ほんとにいい事言ったからね?(笑)」
女「あはは(笑)」
例2:よくある例
男「久しぶり~!」
女「久しぶり~!」
男「あれ?ちょっと変わった?」
女「あ、やっぱ太った?^^;」
男「ん~どうだろう(笑)美味しいものばっかり食べてたの?(笑)」
女「そうなんだよね^^;」
がんばって女性主体にしようと試みていますが、
女性の性格によってはテンションが下がるし、あまり親密でない場合は失礼と思わせる可能性があります。
例2:OK例
男「久しぶり~!」
女「久しぶり~!」
男「どれくらいぶりだっけ?」
女「ん~、3年くらいじゃん!?」
男「そうだよね~!うわ~、会えて嬉しいわ~!」
女「それはよかった(笑)」
男「相変わらず笑い方かわいいよね(笑)」
女「普通だよ(笑)」
男「そんなことないって(笑)てか3年もたつのにA子ちゃんぜ~んぜん・・・」← 相手を見てテンション高く
女「?」←全然変わってない!と言われると予想する
男「・・・ちょっと変わったよね(笑)」← テンションをカクッと下げていじる
女「え~!太った?(笑)」
男「えっ?太ってない太ってない!大人っぽくなったんじゃん?」
女「それって老けたってことでしょ~!」
例3:よくある例
女「ボウリングすごい下手なんですよ」
男「あ、そうなんですね^^;」
女「はい^^;」
男「え、ちなみに何点くらい?」← こういうのを聞く時は、声をヒソヒソすると相手も言いやすくなる
女「60点とか・・・^^;」
男「へぇ~(笑)・・・ちょっと指差して笑ってもいいですか?(笑)」← 持ち上げが足りないのでリスクがある
例3:OK 例
女「ボウリングすごい下手なんですよ」
男「へぇ~、すごい意外ですね!運動神経よさそうなのに!」
女「全然よくないです。最高60点とかですよ(笑)」
男「ほんとですか!?でもボウリングってまっすぐ投げるの難しいですもんね(笑)」
女「ですね」
男「楽しければいいですしね!へぇ~。・・・60点?(笑)」←確認するように
女「はい(笑)」
男「ちょっと指差して笑ってもいいですか?(笑)」← ここまでの会話で楽しい雰囲気を作っているから冗談として受け入れられる
女「なにそれ~!ひどくないですか~!?」
というわけで、いじりというのは、
相手の気分を良くするような会話力があってこそ
安定して使えるテクニックとなります。
尚、よくある例の方はOK例に比べていきなりいじりに入っていますが、
もちろんその前までの会話で女性のベクトルが自分に向いてテンションが高くなっているのであれば問題ありません。
逆に、まだクールな状態から女性の気を引いたりテンションを高めようとして、
相手のテンションがあがっていない状態でいじろうとするとただの嫌味になりかねませんし、
複数人の中で特定の人をいじる場合は尊厳を保ったりしないと本当にイジメの様になってしまうので注意してくださいね!