こんにちは!
モテネットMAEDAです。
↑是非音声付きの動画でご覧ください↑
大人の男性向けコミュニケーション講座
【第47回目】は、
『体を使った慣用句から
ユーモアを感じるコメントを作る方法』
をお伝えいたします。
概要
例えば、
『面の皮が厚い』
という、“ずうずうしい” という意味の
慣用句がありますが、実際の会話で、
女「遠慮とかないのかね~!」
男「ね~!ほんと何て言うか、面の皮がさ、足の親指の皮くらい厚いよね」
女「あははは(笑)」
という感じにすると、
ちょっとしたコメント力みたいなものを
感じられるのではないかなと思います。
こういうのは方法さえ知っていれば
簡単に作れますので、
今回はそれを紹介したいと思います。
作り方
というわけでその方法についてですが、
『◯◯が××』
という形の、【体】を使った慣用句に、
『◯◯が何々くらい××』
などと、ちょっとした修飾語や
比喩比較を入れて具体的にするだけです。
わかりにくいので一例ですが、
『耳が痛い』
でしたら、
『耳がナイフで切られたくらい痛い』
という感じで全然問題ありません。
動画を客観視している今の状況では
あまり面白みは感じないと思うのですが、
例えば実際に上司が、
上「いや~、誰かさんも先週全く同じ間違いをしたからね!(笑)」
と、暗に自分の大きな失敗を
冗談でネタにしてきたようなときに、
男「あはは(笑)耳があの~、ナイフで切られたくらい痛いです」
と言うことが出来れば、その状況では
ちゃんと笑いになりそうですよね。
笑いが起こるかどうかというのは、
当事者が置かれている状況に
大きく左右されるものであり、
特に対面での会話においては
そのハードルはすごく低くなるので、
先程くらいの事が言えるだけで
十分すぎるほど通用するはずです。
以上を踏まえ、
他にどんな例があるかを、
具体的な会話例と一緒に
見ていきましょう。
例1.『骨が折れる』の場合
まず最初は『骨が折れる』ですが、
これを具体的にするためには
どうすればいいでしょうか?
その答えとしては、例えば、
『骨がボキボキに折れる』
『骨が10本くらい折れる』
という感じで大丈夫です。
あるいは少しだけ応用して
『体中の骨が折れる』
『全身の骨が砕けるように折れる』
と言うのもアリです。
これらを実際の会話で使うとすると、
次の様な感じになります。
上「うわ~、これ大変だったでしょ~」
男「そうですね、結構骨が折れましたね、あの~、もう、ボキボキに(笑)」
男「そうですね~、ちょっと骨があの~、10本くらい折れましたね(笑)」
男「いやいや、まぁ本当は体中の骨が折れましたけど、全然大丈夫です(笑)」
男「いや~、もう全身の骨が折れちゃいました(笑)砕けるように(笑)」
また、
上「結構骨が折れたでしょ~」
と相手が慣用句を使ってきた場合は、
男「そうですね、ちょっとボキボキに折れちゃいました(笑)」
と、具体化の部分を返すことで、
相手にユーモアを感じてもらえる
コメントにすることができます。
また、もう一つおまけですが、
これを更にフリオチ系と応用すると、
男「あ、全然大丈夫ですよ!10本くらいしか折れてないんで(笑)」
という形にすることもできます。
で、難しいなと感じた方も
いらっしゃると思うのですが、
これらすべてを現場でアドリブで
やるというわけではありません。
じゃあどうするのかというと、
これも数ある会話スキルのうちの
一つになりますので、
この一スキルを習得する為の訓練をする、
という感覚で学習をする必要があります。
具体的には、今回の動画を参考に
毎日ご自身でいろいろな答えを考えつつ、
思いついた答えは全部QA形式にまとめて
それを日々しつこいほど復習することで、
スキルと引き出しの両方を身につける、
という感じになります。
例2.『口が軽い』の場合
次は『口が軽い』です。
男「壊れたスピーカーみたいだよね」
なんて言えるといい感じになりますが、
そういうのが思いつかなくても、
今回の方法に当てはめることで
自分でもユーモアを作ることができます。
やり方としては、『軽い』を
具体的に説明すればOKです。
例えば、
男「めっちゃ口が軽いよね。ふわふわだよね!」
と言えるだけでも、
ちょっとしたコメントになりますよね。
あるいは、『口が◯◯くらい軽い』
というパターンから◯◯を考えることで
ユーモアっぽく出来ますが、この場合は
男「口がタンポポの綿毛くらい軽いよね」
と言ってもちょっと面白くないので、
例えば、“少しでもお酒が入ると
何でも喋っちゃう共通の知人” を使って
男「B子ちゃんって口軽いですよね~。泥酔した後田さんの3倍くらい口が軽いですよね(笑)」
などと言えると、当事者同士では
笑いになりそうですよね!
あるいは、社内で男遊びが
激しくて有名なC子さんがいたとしたら、
男「口がC子さんのお尻くらい軽いですよね(笑)」
と、もし毒づいてもよい状況なら
コソッと言ってみたり、
失礼な例ばかりでスミマセンが
時事的なものを拾ってきて、
男「ほんと軽いよね。石田純一のフットワークくらい軽いよね(笑)」
という感じで言えると、毒舌っぷりが
魅力的に見られたりすると思います。
こういう難しい感じのユーモアは、
ゼロの状態からは
なかなか思いつかないと思うのですが、
今回の様に、パターンに当てはめながら
言葉をじっくり探していくと、
見つけられる可能性がグッと高まります。
例3.『頭が固い』の場合
次は『頭が固い』なので、
その固さを修飾する言葉を
探していけばOKですね!
例えば、カッチカチであるという
単純な修飾語が思いついたなら、
上「やっと謎が解けた?(笑)」
男「やっとわかりました(笑)もうホント頭が固くて。カッチカチなんで(笑)」
くらい言えれば、
日常会話では十分です。
が、ここでもう少し欲を言うとすれば、
男「もうホント頭が固くて。カッチカチなんですよね僕。生まれたときから(笑)」
なんて言えれば、
より盛り上がるかなと思います。
他には、
『頭がハンマーで殴られても何ともないくらい固い』
というのが思いついたとしたら、
男「ほんとあの人頭固いよね~」
女「ね~!」
男「たぶんハンマーで殴られてもなんともないんだろね!(笑)」
女「あははは(笑)」
くらい言えれば十分です。
で、こっちも欲を言うのであれば、
女「あははは(笑)」
男「カーン!・・・『ん?どうかした?』みたいな(笑)」
女「あははは(笑)」
と、殴り殴られた様子を一人二役で
演技など出来ると、更によいです。
というわけで具体例は以上ですが、
どうやったら応用までうまく
作れるかをおまけで説明しますと、
修飾を事実として更にストーリーを作る、
一言で言えば “乗っかる” だけです。
例えば、
女「すごい暑いよね。サウナより暑いよね」
という修飾に対し、
男「そこまで暑くはないでしょ(笑)」
と言っても全然面白くないので、
女「すごい暑いよね。サウナより暑いよね」
男「ほんとだよね!絶対サウナより暑いよね!えっと・・・そんなことはないよね(笑)」
と、一度は乗っかりましょうという事を
僕はよくお伝えしています。
つまりこれは、
“嘘だとわかった上で話を合わせる”
ということをやっていますよね。
今回の慣用句のパターンでも、
それと同じことをやるだけで、
更にユーモア感を強める事ができます。
今回の慣用句でも、
それと同じことをやるだけで、
更にユーモア感を強める事ができます。
例えば、
男「耳があの~、ナイフで切られたくらい痛いです。ちょっと病院とか行ってきていいですか?ここにいると気まずいし(笑)」
とその場から逃げようとしたり、
男「そうですね~、ちょっと骨があの~、10本くらい折れましたね(笑)タコみたいになっちゃいました、体が(笑)」
と腕をクネクネ動かしてみたり、
あるいはA子ちゃん本人に対して
冗談で、口が軽い!と責める状況なら、
男「ほんと口軽いよね!まったく~。ふわっふわだよね!・・・美味しそうだね(笑)」
と、関係次第では言えたりもします。
というわけでおまけは以上となります。
尚、こういう会話をしてみたいけど
自分には全く手が届きそうにないとか、
もっともっと短期間で大きく会話力を
高めたいということであれば、
宣伝で恐縮ですが会話ドリル1000という
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よろしければ
ご検討いただけますと幸いです。
この教材はユーモアに特化した
内容ではないのですが、
ユーモアを生み出す為の基本的な
引き出しやパターン等も増やせるので、
結果的にユーモア力や会話力を
最短で強化する事ができます。
もしご興味があれば、
下のリンクからご参照ください。
では、今回は以上となります。