こんにちは!
モテネットMAEDAです。

 

↑是非音声付きの動画でご覧ください↑

第1回目から見る

メルマガ登録はこちら

 

大人の男性向けコミュニケーション講座

【第48回目】は、

『会話をスタートし、続けられる
ようになるための集中講座・その1』

をお伝えいたします。

 
 

概要

 

今回から複数回にわたり、

集中講座ということで
お届けしていきたいと思います。

 

本題の前にざっと全体的な事を
説明させていただきたいのですが、

どういう内容になるかというと、

【一つの同じパターン】に沿った
会話例を、複数回にわたり、

たくさんたくさん見ていただきます。

 

それにより、その

【パターン】

をしっかり習得していただくというのが、
今回の目的となります。

 

理由としては、会話を上達させるには、

自分の得意な会話のパターンを
1つ1つ確実に増やしていく必要があり、

逆に、広く浅く学ぶだけでは、
会話は全く上達しないからです。

 

ここでちょっとあなたの周りの人を
思い浮かべてほしいのですが、

どんな人でも、その人が得意な
会話のパターンや『癖』を持っていて、

それを多用しながら会話運びをしていると
思うのですが、いかがでしょうか。

 

例えば、雨がザーザー降っている日に、

上司「おはよう~。すごい雨だね!」

と、いつも当たり前のように+αの挨拶を
する人は、それが癖であるとも言えます。

 

他にも、例えば職場の女性に
ちょっとした事を依頼したときに、

女「いいよ~!一回100円ね(笑)」

と冗談を言われたときに、
もし【乗っかる】という癖があれば、

 

男「おっけ~。ちょっと待ってね」

と財布を取り出す仕草をしてから、

男「金取るの!?」

とツッコミを入れるという事を、
当たり前の様にすることができます。

 

会話におけるこの『癖』というのは、

頭を全然働かせなくても勝手に使える
『引き出し』とも言う事ができます。

 

なので、これがたくさんあればあるほど、

余裕のある柔軟なコミュニケーションが
取れるのですが、

仮に持っている癖が全然ない場合は、
引き出しが全然ないということなので、

コミュニケーションにすごく苦労します。

 

と言っても、たとえコミュニケーションが
得意な人であっても、よくよく考えると、

持っている癖はそこまで多くはないと
思うのですがいかがでしょうか。

 

つまり、このYouTube上でも
大量にテクニックが紹介されていますが、

その一部だけでも癖と同等に使えるだけで
あなたの個性や魅力が作られますし、

汎用的なテクニックをいくつか
厳選して癖にすることができれば、

人並のコミュニケーションを取ることが
可能になる、という事になります。

 

その様にして、
良質な癖を一つ一つ増やしていくことで、

コミュニケーション能力が
徐々に高まっていく、というわけです。

 

ただ、『癖』というくらいですから、
そう簡単に身につくものではありません。

なので、具体的には、
様々なお題やシチュエーションを使って、

同じパターンをしつこいほど
繰り返して学ぶ必要があります。

 

しかも、インプットではなく
自分の頭で考えたり思い出したりする、

“アウトプット学習”

が必要です。そこで、集中講座として
その場を提供することにいたしました。

 

以上を踏まえ、まず
最初に取り上げたい学習内容が、

『会話を自らスタートさせて、
会話を続かせていくためのパターン』

となります。

 

何故これにしたかと言うと、

僕がメルマガで取っているアンケートで
一番多いお悩みが、

“何を話していいかがわからない”
“会話が続かない”

この2つだからです。

 

また、僕自身、
昔は会話が全然ダメだったので、

これらの悩みがよくわかるからこそ、

改善していただきたいなという気持ちを
強く持っているからです。

 

なので、もし今あなたが
これらの悩みを持っているなら、

是非この機会に習得をして、自信を一つ、
つけていただければと思います。

 
 

パターンの詳細

 

では早速ですが、
今回習得していただくパターンは、

次の8つの骨組みで構成された
会話運びとなります。

 

1.既成事実共感または自己開示布石
2.感情共感
3.相手主体への移行
4.映像化からの質問
5.ポジティブコメント
6.過去や未来の事を聞く
7.なぜなら・要するに・本当は
8.褒める

→1に戻る

 

この8個の流れを『癖づけること』が
今回の目的となりますが、

これらの骨組みで、実際に
どの様な会話になるかを見てみましょう。

初回ですので、会話の方は
かなりざっくりと、簡単にいきます。

 

■1.既成事実共感または自己開示布石

まずは話題を始める布石を置きます。

具体的には、相手が「そうですね」
返事ができるような事を言うか、

あるいは、自己開示を布石にすることで
自然と話を始める事ができます。

 

例えば、

男「最近ほんと暑いですよね~」

女「暑いですよね~」

という感じです。

  

■2.感情共感

人はあらゆる感情で共感できるほど
仲良くなっていくので、

感情が表に出た会話というのが
良いコミュニケーションには不可欠です。

 

そこで、感情面での小さな
共感を最初に一つしておくことで、

相手の心の扉を少し開いてから
会話を進めていくというイメージです。

 

実際の例としては、

男「暑いの嫌ですよね(笑)」

女「嫌ですよね~(笑)」

くらいの感じで全然大丈夫です。

 

■3.相手主体への移行

次は、話題の主人公を相手にする、
ということをしましょう。例えば、

 

男「ちなみに横田さんってエアコンつけっぱなしで寝てます?」

女「あ、私はタイマーで寝るときだけつけるみたいな」

 

という感じで大丈夫ですが、

もしこういう質問を思い浮かべるのが
苦手で普段からお困りなのであれば、

自分の身の回りで起きたことや
感じたことを常にメモするようにし、

頻繁に見返す事で普段から頭の中を
話題で満たしておきましょう。

 

そして、基本的に、

“自分はこういう人です”
“自分にこんな事があった”
“自分はあれをこう思った”

→あなたの場合は?

という感じで話題にしていきます。

 

例えば、日頃の生活の中で、

“エアコンの温度を下げて布団に
くるまって寝るのが気持ちいい”

と感じたなら、話題用にメモしておき、
それを元に相手を主人公にして、

 

男「横田さんってエアコンつけっぱなしで寝てます?」

と、触りの部分から話を切り出す
などをしていけばOKです。

 

また、ある程度打ち解けてきたら、

このメモの内容自体を自己開示布石として
会話を始めることが多くなりますが、

それについては後日解説していきます。

 

■4.映像化からの質問

次は、相手が答えてくれた内容を、

左脳で文字情報として捉えるのではなく、
右脳で映像化しながら聞いていきます。

 

こうすることで、映像化するための
不足情報が出てくるので、

それが自然と次の質問になっていきます。

 

例えば、

男「あ、そうなんだ!途中で汗だくになって目さめません?(笑)」

女「さめますね(笑)汗ダラダラです(笑)」

という感じになります。

 

■5.ポジティブコメント

相手が答えたことに対しては、

自分の意見や感想を適度な頻度で
コメントとして返さないと、

話がなかなか盛り上がりません。

 

そこで癖づけていきたいのが、
あらゆる事柄や相手の考え方に対して、

“プラスの側面を強引にでも
見つけ出して共感をする”

という方向に思考を働かせる、
という癖になります。

 

それにより、例えば、

女「さめますね(笑)汗ダラダラです(笑)」

男「そうですよね(笑)あ、でもカロリー消費しそうっていうか、代謝がよくなりそう(笑)」

女「あ、確かに。寝ながらサウナみたいな(笑)」
 
という感じでコメントできればOKです。

 

尚、もっと極端な例で言えば、例えば、

女「私最近、鼻から牛乳飲むのにちょっとハマッてるんだよね~」

と女性がやばい事を言ったとしても、

 

男「まじで!?なんか塩分とか混ざって美味しそうだね(笑)」

と、すぐに否定をせずに、
まずは話に乗ってあげるという感じです。

 

ここで誤解しないでいただきたいのは、

共感しか出来ないYesマンみたいに
なろうというわけではありません。

 

例えば、仮にこの女性の発言を
いじりに持っていく場合であっても、

一度認めてからいじった方が、感情の
揺れ幅が大きくなり効果が高まるし、

相手のご機嫌ポイントが増えた状態で
いじるので、リスク回避にもなります。

だから、まずはこれを徹底的に
癖付ける事をおすすめしています。

 

また、もちろん、うまくコメントが
出来ないときもあるとは思いますが、

それよりもまずは、この思考のベクトル
だけでも癖付けてしまいましょう。

 

それにより、必ず言葉の節々に
共感的なスタンスが表れてくるので、

結果的に相手があなたに持つ印象が
良い方向に変わっていくはずです。

 

■6.過去や未来の事を聞く

映像化ができるようになるだけでも
かなり会話は続くようになりますが、

映像をガラッと別のシーンに移すことで
更に会話を広げる事ができそうですよね。

 

その方法の一つが、

“過去や未来にシーンを移す”

というものになります。

 

話題によってはちょっと難しい場合も
あるので必須ではありませんが、

よく使うキーワードを
瞬時に引き出せるようにしておくと、

スムーズに質問をしやすくなります。

 

例えば過去のキーワードでしたら、

・きっかけ
・昔から
・二十歳の頃
・どれくらいの間

 

未来のキーワードでしたら

・もし、仮に
・いつまで
・将来は
・出来れば~したい

 

などです。もっと色々ありますが、
広く浅く覚えても結果が出ないので、

ひとまずこの8個でいいので一瞬で
引き出せるレベルまで覚えましょう。

今後、何度も登場させていきます。

 

実際の会話例ですが、

女「あ、確かに。寝ながらサウナみたいな(笑)」

男「あ~いいですねそれ(笑)寝るだけで痩せれるみたいな(笑)」

女「そうそう(笑)」

男「夢みたいなお話ですよね(笑)」

女「あははは(笑)」

男「じゃあもし、6時間寝るだけで1キロ痩せれるとしたらどうします?」

女「ん~、暴飲暴食します(笑)」

 

という感じで進められれば
話題を展開することができますよね。

ちょっと難しいと
感じたかもしれませんが、

今は、“違うシーンに移行できる”
という事だけ認識しておいてください。

 

■7.なぜなら・要するに・本当は

例えばあなたも、

自分は何も言葉にしていないのに
気持ちや本音を相手に読まれていると、

必ず感情が動かされますよね。

 

例えば、ちょっとあからさまですが、

初対面女性との食事で2次会に
どう誘おうかを考えているときに、

女「2次会行きたいって思ってるんでしょ(笑)」

などと心を読まれて代弁されると、
グッと距離が縮まると思います。

 

この効果を狙える方法の一つが、

“なぜなら・要するに・本当は”

を考える、というものになります。

 

例えば、

女「ん~、暴飲暴食します(笑)」

という発言があったら、笑ったり
オウム返しなどをしながら頭の中で、

“彼女は暴飲暴食をしたい。なぜなら、飲み食いが好きである上に、ストレスが溜まっているからだ。また、普段は太ることを気にして食べることを我慢しているのだ”

という思考をザッとめぐらせます。

 

それにより、

男「え、もしかしてめっちゃストレスとか溜まってます?・・・僕のせい?(笑)」

のような発言が生まれてきます。

 

一つ冗談で自虐を挟みましたが、

とりあえずここから、何故ストレスが
溜まっているのかを聞いてあげれば、

女性はたくさん話してくれそうですよね。

 

■8.褒める

最後に、これまでの会話の中から
女性の褒めどころを見つけて、

誠意を持って褒めてあげましょう。

 

例えば、

男「そっか~。じゃあストレスに負けないで頑張ってるんですね!偉いわ~」

と、聞いたままの事を
言葉にしてあげるだけで大丈夫です。

 

尚、褒めに関しては、

“口説きたいなら女性を褒めてはダメ”

といった意見を聞いた事が
あるかもしれませんが、

そんなに単純ではありません。

 

実際にダメなのは、主に、

“女性に好意を持たれたいがゆえの
下心がチラチラ見える褒め”

です。これをやると警戒されたり
格下に見られてしまうからです。

 

ではどうすればいいのかと言うと、
まず褒めにおいて特に重要になる、

・自分が信頼を持たれているか?
・自分が本心で伝えているか?
・下心から褒めていないか?

の3つを守ることになります。

 

これらがちゃんとクリアされていれば、
褒めは必ずプラスに働きます。

そして、今回お伝えしている
1~8の流れを踏めば、

自然にそれが成される、というわけです。

 
 

会話のテンプレ化は無意味ではない

 

以上、8項目でパターン化しましたが、
実際はあちこち話が飛んだり、

相手の食いつき次第で、話題を変えたり
更に深ぼりをするかを判断していくので、

1サイクルが数分で終わることもあれば、
30分かかる場合もあるし、

途中で終わる事もあるという感じです。

 

もちろん会話は生ものなので、

この様なテンプレ通りに運ぶことは
そんなに多くはないと思いますが、

全体的な流れを頭に叩き込んで
大きな道を作っておくと、

少し外れたとしても
ゴールを見失わずに済むだけでなく、

後々小さな道も作られていきます。

 

なので、まずはこの大きな道を
しっかり確実に作っていきましょう。

そのためには、何度も何度も
同じパターンの会話を考えることで、

道を踏み固めていく必要があります。

 

そのためのお手伝いを
次回以降していきますので、

是非取り組んでみてください。

 

では、今回は以上となります。