今回は、
特に初対面が苦手な方に向けて、
“会話を始めるときの
最初の10秒の具体例10個”
をお伝えしたいと思います。
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは6分25秒です。
概要
内容としては、いざ初対面の人と
対面したときに、
“挨拶の次に何を言えばいいのか?”
という部分となります。
一つ具体例を出すと、こんな感じです。
■パーティーで話しかける例
男「あ、こんにちは~」
女「こんにちは~」
男「何飲んでるんですか?」
女「あ、これ赤ワインの…やつです(笑)」
男「あ、赤ワインの、やつなんですね!ワインが好きなんですか?」
・・・で、以上となります。
こういうのを今回は10個紹介します。
とりあえずこの冒頭の部分を
たくさん練習しておけば、
“人に話しかけられない悩みや顔を合わせた直後の不安”
を解消するのに役立つと思うので、
必要な方は参考にしてみてください。
尚、雑談の始め方や
話題の提供方法については、
第1回や第63回、第97回
でもお伝えしているので、
合わせてご参照ください。
例1.目立つ部分を捉える
男「あ、どうもです」
女「はじめまして~」
男「はじめまして~。なんか、かわいい靴履いてますね(笑)」
女「あ、はい(笑)」
男「・・・お腹すいてます?」
パーティーでも待ち合わせでも
どんな場面でもいいのですが、
相手の全体をザッと意識して、
目につくところがあれば
話題に出すという感じです。
また、二言目の前に
ちょっとした一言と間を作ると、
相手が次の発言に注目するので
自然な感じで続ける事ができます。
例えば、
『なんか、可愛いのつけてますね』
『いや~、すごい天気いいですね』
『あれっ?ちょっとお疲れですか?』
という感じです。
例2.髪型、髪の色
男「こんちは~」
女「こんちは~」
男「あの、髪す~ごい綺麗っすね(笑)」
女「あ、ありがとうございます(笑)」
男「え、美容師さんとかですか?」
いきなり髪や肌などを褒めるのは
ちょっと微妙だったりしますが、
本当にきれいだった場合に限り、
驚きを上手く表現できると
自然に褒めることができます。
例3.服装+気候
男「はじめまして~」
女「あ~どうもはじめまして~」
男「いや~、今日ありがとうございます」
女「いえ~こちらこそ!」
男「・・・暖かそうなの着てますね」
女「あ、はい(笑)寒がりなんで(笑)」
男「あ、寒がりなんだ(笑)」
一番最初は、
『あ、はい(笑)』とか『そうですね』
のような、共感を貰えそうな発言
が特に安定して使えるのですが、
服に対してそれをやる場合は
今回みたいな例が簡単に使えます。
例4.服装+季節
男「あ、こんちは~」
女「こんにちは~よろしくお願いしま~す」
男「よろしくお願いしま~す。・・・なんかすごい、春って感じですね!」
男「なんかすごい、春って感じですね!」
女「あ、いい感じですか?(笑)」
男「いい感じですね!6文字で表現するとしたら、すごくすてき」
『春』の部分は、例えば、
『夏って感じですね!』
のように、
夏でも秋でも冬でも大丈夫です。
また、『◯◯な感じ』と言うと、
言葉がぼやけて柔らかい印象になり
聞き手が受けとめやすくなるので、
『さわやかな感じですね』
みたいに言うのもいいかなと思います。
例5.服装+褒め
男「お疲れさまです」
女「あ、お疲れさまです」
男「てかすごいっすね!おしゃれな感じ(笑)」
女「あ、いえ、ありがとうございます(笑)」
男「いや全然そんな、あの~、どういたしまして」
相手が個性的であれば、普通に
おしゃれと褒めてもいいと思いますが、
真面目に褒めるとちょっと
温度差が出る懸念があるので、
こちらも驚きを入れることで
そのリスク回避をするといいと思います。
例6.待ち合わせ+天気
男「あ、どうもはじめまして」
女「はじめまして~」
男「なんか、雨降らなくてよかったですよね」
女「あ~そうですね!」
男「いや~、今日ありがとうございます」
外の場合だと、
天気が共通認識の話題になり
やはり最初の一言には便利なので、
他に何もなければ
どんどん使っていいかなと思います。
例7.待ち合わせ+相手の状態
男「こんちは」
女「どうも~」
男「あれ?汗かいてますね(笑)」
女「ちょっと走っちゃて(笑)」
男「あ、そうなんだ!(笑)間に合うように頑張ってくれたんだ(笑)」
相手が息を切らしているときや、
急いできたなど、
ちょっとした状態に着目して
相手主体で軽く言う感じです。
例8.待ち合わせ+仕事帰り
男「あ、はじめまして」
女「すいません~、お待たせしちゃって」
男「いえ~全然大丈夫ですよ!今日は仕事帰りですか?」
女「あ、そうですね^^」
男「じゃあお腹も空いたし、喉もかわいているみたいな」
『お仕事帰りですか?』
というのは、キャバクラ・スナックでも
鉄板となっているくらいなので、
普段でも十分使えます。
例9.セミナー等+既成事実共感
男「・・・ちょっと暑いですね(笑)」
女「あっ、そうですね(笑)」
男「社内研修ですか?」
女「あ、はい。受けなきゃいけなくて」
男「あっ・・・嫌々来た感じですか?(笑)」
会社の正社員をやっていて、
セミナーを受けなきゃいけないという
方もいらっしゃると思います。
そんなときに、あわよくば女性と
お知り合いになれると美味しいですが、
最初の一言は、
『そうですね(笑)』
という返事を狙うのが一つの方法です。
ただ、
できれば話す理由やきっかけが
布石としてあった方が自然なので、
例えば女性が暑そうにしているなど
何かしらの布石に乗じるのがいいです。
例10.セミナー+相手主体
女「ふわ~~~あ(あくび)」
男「ふふ、めっちゃ眠そうですね(笑)」
女「あ、はい、ちょっと(笑)」
男「仕事でお疲れですか?」
女「あ、特にそういう~・・・(笑)」
男「遊び?(笑)」
こちらは、相手があくびをしたとか、
なんらかのツッコミどころがあるときに、
感情を出すことで自然さを作りながら
相手主体で話しかける感じです。
なので他にも例えば、、
『あっ!(驚)・・・
それいいですよね、僕も持ってます』
みたいなのが当てはまる感じです。
また、例えばオフ会とかで
見知らぬ人たちが集まり、
幹事が仕切る前に誰かに話しかける、
みたいな場合も、こういう相手主体が
一つの方法になるかなと思います。
尚、自分から話しかけるなんて無理、
と思った方も多いと思いますが、
自信があるかどうかが
ポイントとなるので、
第121回の動画をご参照ください。
というわけで10個紹介しましたが、
これらを1日1回、一ヶ月ほど
イメージトレーニングを繰り返すと、
だんだん脳の回路が強化されて応用も
効いてくるので是非やってみてください。
では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!