では前回からの続きで、

“『初めまして』からの話題”

の10個のうちの、
5,6,7個目を見ていきましょう。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは8分30秒です。 

 
 

話題5.相手の名前

 

“相手の名前を呼ぶと好感度があがる”

とは聞いたことがあると思いますが、

ちゃんと呼べるように、相手の名前
そのものを話題にしていきます。

 

メインフレーズは、

『ちなみにさ~、
 A子、っていい名前だよね』

となります。

 

『A子』の部分を、“呼ぶ”のではなく、

名前を1文字1文字確認するように
ゆっくり言うことで、

呼び捨てで呼ぶ布石にする感じです。

 

ただ、これは、
出会い系やキャバクラなど、

もとから相手の名前を知ってたり
紹介された場合の例なので、

 

そうじゃない場合は例えば、

『ちなみに何ちゃんっていうの?
 俺○○って言うんだけど。
 おっ!いい名前!』

みたいな感じにすればOKです。

 

これまでの4つの話題で、

ちゃんと相手の心を開けていたら
名前を教えてくれるはずですし、

呼び捨てでも許容されると思います。

 

ダメだったら相性が悪かったと判断して
スパッと次に行くのがいいと思いますが、

ノンバやアドリブや見た目の改善余地が
ありそうならそこも頑張りましょう。

 

『個人的に好き』

“あなたが好き”

とニヤニヤ言うのではなくて、

“名前が好き”

という雰囲気になるように言う感じです。

 

『好き』

という言葉は、人間のポジティブな
感情を簡単に表せる便利な言葉であり、

この単語を会話にたくさん登場させると
どんどん良い雰囲気になっていきます。

 

『ていうか、あいうえおで始まる名前の子って、絶対かわいいっていうそういう決まりみたいなのあるじゃん?・・・ある!』

ここはちょっとチャラい冗談です。

 

前半部分は真面目な雰囲気でいい、

『決まりみたいなのあるじゃん?』

を強調して言うことで、
こちらが話題の主旨になるようにします。

 

そうすると、

女「ないから!」

みたいな反応を狙うことができます。

 

で、女性がどんな反応をしようとも、

『ある!』

と言い張ることで
押しの強さを出し格を高めればOKです。

 

『A子って10回言ってもいい?A子A子A子A子A子、A子A子A子A子A子』

最初の5回は指で数えながら、
その指を見ながら言うことで布石とし、

残りの5回で相手の目を見ながら
言うことで、親近感を高めます。

 

『いい名前だわ。あと5回呼んでもいい?A子A子A子A子A子、A子A子A子A子A子』

『いい名前だわ』と軽く感心するように
独り言っぽく言うことで布石とし、

あと5回呼ぶという意識向けをして
10回呼ぶという外しをすればOKです。

 

■会話例

男「ちなみにさ~、」

女「うん」

男「A子、っていい名前だよね」

(↑A子を1文字1文字言う感じ)

女「え、そう?ありがとう(笑)」

男「個人的に好き」

(↑髪の毛を褒めた時の天丼)

女「あはは(笑)」

男「ていうか、あいうえおで始まる名前の子って、」

(↑真面目な事を言うと思わせる)

女「うん」

男「絶対かわいいっていうそういう決まりみたいなのあるじゃん?」

(↑『決まり』を強調して目的外し)

女「なにそれ(笑)ないでしょ!」

男「(相手の目を見て首を振って)ある」

(↑押しの強さを出す)

女「^^;(笑)」

男「A子って10回言ってもいい?」

女「えっ?(笑)」

男「A子A子A子A子A子」

(↑指で数えながら)

男「A子A子A子A子A子」

(↑相手の目を見ながら)

女「^^;」

男「いい名前だわ」

女「それはどうも(笑)」

男「あと5回呼んでもいい?」

女「え、なんで(笑)」

男「A子A子A子A子A子、A子A子A子A子A子」

女「5回多いよ(笑)」

 
 

話題6.暇なとき何をしているか

 

ここまでで、雰囲気や声や
髪型や名前を褒めてきたので、

順調であれば相手も心を開き自己開示を
する準備が整っていると思います。

 

なのでここから先は、
楽しい話や失敗談などを話しながら、

“お互いの事を深く知る”

というフェーズになっていく感じです。

 

ちなみにその後は、

いじったりいじられたり、
甘えたりわがままを言ったりなど、

じゃれ合う感じになるのが理想です。

 

では、メインフレーズですが、

『…最近暇なときって何してるの?じゃあ、何をしてるときが一番幸せ?』

となります。

 

オープンクエスチョンからの
オープンクエスチョンフォローですが、

『何をしているか』

より

『何をしていると幸せか』

を話した方が感情のある会話になります。

 

『あ~いいね~。素敵な人生だね』

ここは相手の返答次第で
かなりアドリブになっちゃいますが、

念のためこのコメントを覚えておくと
いいかな、くらいの感じです^^;

 

『やっぱりそういう些細なところに
 幸せを感じられるのは、
 いいと思う(笑)』

これも場合によるし保険的ではありますが、

自分の意見が全くない会話というのは
盛り上がらないので覚えておきましょう。

 

『だってさ、人って欲しかった物が
 手に入ると、その瞬間から幸福感が
 薄れていくって小学校で習わなかった?』

こういう感じの事をビシッと言えると
格が高まったりしますが、

小学校で…と外すことで冗談ぽくし、
相手に反応に困らせなくする感じです。

 

『まじで?じゃあ万引きはバレないようにやりなさいってお母さんに習った?』

更に冗談を重ねて笑いの空気にしながら
自分の格を高めていく感じです。

 

『あ~。じゃあA子は昔からいい子だったんだ(笑)』

で、冗談だけでは相手も疲れるので、
バランスよく今度は相手主体です。

決めつけにすることで
相手の自己開示を狙えます。

 

『え、学生の頃どんな子だったの?部活がんばってた?』

先の相手主体から
会話が発展しなかったら、

またオープンとクローズドで
会話を展開させていけばOKです。

 

■会話例

男「…最近暇なときって何してるの?」

女「え~、なんだろう~」

男「じゃあ、何をしてるときが一番幸せ?」

女「え(笑)ラーメン食べてるとき?」

男「あ~いいね~。素敵な人生だね」

女「人生(笑)」

男「うん。やっぱりそういう些細なところに幸せを感じられるのは、いいと思う(笑)」

女「そうなんだ(笑)」

男「だってさ、人って欲しかった物が手に入ると、その瞬間から幸福感が薄れていくって小学校で習わなかった?」

女「習ってないよ(笑)」

男「まじで?じゃあ万引きはバレないようにやりなさいってお母さんに習った?」

女「あはは、言われたことない(笑)」

男「あ~。じゃあA子は昔から、…いい子だったんだ(笑)」

女「え~、どうだろ、普通(笑)」

男「え、学生の頃どんな子だったの?」

(↑オープンクエスチョン)

女「ん~…」

男「部活がんばってた?」

(↑クローズドとセットで)

 

本番ではもっと女性が喋るはずなので、

こんな風に一方的にはならずに
いろんな方向に会話が進むと思います。

 
 

話題7.旅行の現在・過去・未来

 

旅行の話題は基本的に
楽しい感情が含まれた会話になるし、

非現実的な空想を伴うので、

単純に仕事の話とかに比べると
仲良くなる要素が多いです。

 

あとは、脈ナシじゃないことが
前提となりますが、

相手の空想の中に
自分を登場させることで
恋愛ムードを狙えたりもします。

(第167回参照)

 

ただ、相手の返答やご自身の経験で
会話の進み方がかなり左右されるので、

どうしてもアドリブがメインに
なってしまうかなと思います。

なのでほぼ骨組みになってしまいますが、
とりあえず覚えてヒントにしましょう。

 

メインフレーズは

『一ヶ月くらい仕事休んでさ、旅行とか行きたくない?』

となります。

 

『一ヶ月くらい休んでさ、』

と前置きを置くことで、

相手の意識を現実から空想に
一旦切り替えるのがポイントです。

 

なので、例えば無職だったり
働き始めたばかりの相手とかなら、

『もし前澤さんが100万円くれたらさ』

など、イメージしやすい前置きを
すればOKな感じです。

 

『行きたいよね~。A子は~、結構旅行とか行くの?』

これは単純に現在に関する質問です。

 

『A子は~』

と、笑顔で少し間をおくと
親しい雰囲気を作ることが出来ますが、

さんやちゃんをつけるかは、格差や
雰囲気や相手の性格で判断しましょう。

 

『今まで行った中で、どこが一番楽しかった?』

これは過去に関する質問です。

『一番』を強調すると、相手の頭を
一気に過去に切り替えることができます。

 

『連れてってよ今度。
 俺ちゃんと運転するから(笑)
 じゃあ、まず音楽は何かける?』

空想の世界に自分を登場させるために
一応覚えておくといいかなと思います。

 

他にも例えば、

『俺荷物全部持つから(笑)』
『後ろで日傘さし係やるから(笑)』

などいろいろ映像化すればOKです。

 

『じゃあ死ぬまでに
 1回行ってみたいところある?』

これは単純に未来に関する質問です。

先の話が盛り上がれば必要ないかも
しれませんが、一応覚えておきましょう。

 

ちなみに先程の『一番~』とか、
今回の『死ぬまでに~』のように、

ちょっと極端にすると、相手は、

“答えを一つ見つけようとする”

ので、会話が進みやすくなります。

 

■会話例

男「一ヶ月くらい仕事休んでさ、」

女「うん」

男「旅行とか行きたくない?」

女「あ~行きたいかも~」

男「行きたいよね~。A子は結構旅行とか行くの?」

(↑現在に関する質問)

女「あ~、前はちょこちょこ行ってたけど、最近は全然行けてない^^;」

男「あ~それは残念だね。コロナとかもあったしね~^^;」

女「そうそう~」

(中略)

男「じゃあ、」

女「うん」

男「今まで行った中で、どこが一番楽しかった?」

(↑過去に関する質問)

女「え~どこだろう、立山って知ってる?」

男「あ~~、知ってる知ってる!山がめっちゃ綺麗なとこだよね!」

(↑知らなければ、教えてもらうスタンスで展開すればOK)

女「そうそうそう!」

男「あそこの山は最高だよね!」

女「え、行ったことあるんだ!」

男「ない(笑)連れてってよ今度(笑)」

女「あはは(笑)」

男「俺ちゃんと運転するから(笑)」

女「よろしく」

男「じゃあ、まず音楽は、何かける?…Ado?(笑)」

女「あはは、それやばい(笑)」

(中略)

男「じゃあ死ぬまでに1回行ってみたいところある?」

 

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!