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モテネットMAEDAです。

 

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大人の男性向けコミュニケーション講座

【第2回目】は、

『既成事実共感で会話を始めた後、
二言目で何を言えばよいか?』

についてです。

 

まず結論ですが、
僕がオススメするのは、

感情の入った言葉で、もう一度
「そうですね」と言ってもらう”

という事になります。

 

第1回目(前回)では、

雑談は“既成事実共感”で始めるとよい、
とお伝えいたしました。

雑談の始め方。挨拶をした直後はどんな言葉を口にすればよいか?

 

具体的には、

男「暖かくなりましたね!」
男「雨降っちゃいましたね~」

事実に基づいて共感を誘うことで、

女「そうですね!」

と返してもらう、という事でしたね。

 

今回は、

この直後どうするか?
についての解説となります。

 

天気・気候での具体例

 

まずは具体例を見てみましょう。

初対面の女性と、
挨拶を交わした直後の会話です。

二言目が、感情の入った言葉に
なっている事を確認してみてください。

 

 

男「暖かくなりましたね!」

女「そうですね~!」

男「春っていいですよね!」

女「はい!春気持ちいいですよね!」

 

という感じです。

男「暖かくなりましたね!」

が、既成事実に基づいた
共感であるのに対し、

 

男「春っていいですよね!」

は、自分の感情に基づいた
共感になっていますよね!

 

この様な共感の仕方を、今後、

【感情共感】

と呼んでいきます。

 

ではもう一つ、例を見てみましょう。

 

会話の流れが、

【既成事実共感】+【感情共感】

になっている事をご確認ください。

 

 

男「雨降っちゃいましたね~」

女「そうですね~」

男「早くあがるといいですよね~」

女「あ、そうですよね~」

 

という感じです。

 

ちなみに、“雨が降った”など
ネガティブな事に関しては、

少し困った笑顔で言うことで
上手に既成事実共感ができますが、

 

感情共感の部分で、

男「もう最悪の気分ですよね(笑)」

とネガティブな内容を言ってしまうと
もちろんよくないです(笑)なので、

男「早くあがるといいですよね~」

と、ポジティブな感情で共感しましょう。

 

例えば、他のネガティブな状況でも、
次のように共感するとよいです。

 

■暑い

男「暑いですね!」

女「暑いですよね~!」

男「汗かくとビールが美味しいですよね!」

女「あ、そうですね!ビール好きなんですか?」

 

■寒い

男「めっちゃ寒いですね(笑)」

女「寒いですよね~!」

男「お鍋とか食べたくなりますよね!」

女「お鍋いいですよね~!」

という感じです。

 

何となくモテそうな感じがしますよね!

 

暑い、寒いに関しては、

この様に食べ物を出すと簡単に
ポジティブになるし、

その後の会話も広がりやすいので
オススメです。

 

ただ、もし何も思い浮かばなければ、

男「早く涼しくなるといいですね」

男「早く暖かくなるといいですね」

と、単純に逆のことを言うだけでも
ポジティブになるので、

こちらも是非覚えておきましょう。

 

では、何故、二言目で

【感情共感】

をするとよいのでしょうか?
その理由は3つあります。

 

1つ目が、
イエスセットの効果を得られるから】

2つ目が、
【次の発言の布石になるから】

3つ目が、
【感情で共感すると仲良くなれるから】

 

となります。
それぞれ説明していきます。

 
 

理由1【イエスセットの効果】

 

1つ目は

“イエスセット”

ですが、こちらは前回と同じですね!

 

具体的には、

女「そうですね!」

と肯定してもらうことで、

【一貫性の原理】

が働いて、相手は肯定の態度を
保ちたくなる、という事でしたね。

 

尚、通常、

“イエスセット”

というと、だいたい3回くらい
肯定を重ねると紹介されていますが、

 

営業ではなく普通の雑談くらいであれば、

既成事実共感と感情共感の
2回肯定しておけば十分かなと思います。

 

何故なら、その後は
とても軽い質問などから入って、

更に共感を重ねていくからです。

 
 

理由2【次の発言の布石】

 

2つ目は、

”布石”

で、こちらも前回と同じですね。

 

例えば、次の様に
会話を続けたとします。

男「めっちゃ寒いですね(笑)」

女「寒いですよね~!」

男「お鍋とか食べたくなりますよね!」

女「あ~、鍋いいですよね~!」

男「ね~。何鍋が一番好きですか?」

 

この場合は、

“お鍋を利用した感情共感”

が、結果的に布石になって、

男「何鍋が一番好きですか?」

という質問へと
自然につながっていると思います。

 

では、感情共感がなかったら
どうなるでしょうか?

男「めっちゃ寒いですね(笑)」

女「寒いですよね~!」

男「何鍋が一番好きですか?」

許容範囲かもしれませんが、
ちょっと話が飛んじゃってますよね。

 

この場合は“ちょっと”かも
しれませんが、

これがもっと極端になったり、
何度も重なってしまうと、

 

相手は無意識ながらも
ストレスを感じてしまいます。

なので、布石はしっかり
意識しておいた方がよいです。

 

尚、先程ほど、
“結果的に”と言いましたが、

逆に、“意図的に”布石を
置くのはどういう時かというと、

 

男「何鍋が一番好きですか?」

という質問をしたいが為に、

男「お鍋とか食べたくなりますよね!」

と共感する様な場合です。

 

ただ、結論としては、
意識的かどうかに関わらず、

男「お鍋とか食べたくなりますよね!」

という感情共感が、

男「何鍋が一番好きですか?」

という質問の
布石になっていますよね。

 

この様に、布石がしっかり置かれた、

スムーズに流れる会話
相手にとって心地よい、

という事をここでは
ご理解いただければと思います。

 
 

理由3【感情で共感すると仲良くなれる】

 

今回、一番お伝えしたい事が、
この3番目の理由となります。

具体的には、

人は感情面で共感できるほど
仲良くなっていく、という内容です。

 

例えば、表情が固くて、

何を考えているかわからない人って
すごく接しにくいですよね。

極端に言えば、全く笑顔を見せない
人には近寄りたくないですよね(笑)

 

逆に、

「やった~!」とか「うわぁ~!」

みたいに感情をどんどん表に出す人には
すごく安心感を持てますよね!

 

それくらい、感情というのは、

人と人を結びつける
最も根幹となる要素であるわけです。

 

といっても、

いつも怒ってる人とは
結びつきたくないですよね(笑)

 

ただ、その理由については、

“その人が怒っているから”

と考えがちですが、厳密に言うと、

”その人の感情に共感できないから”

なんです。

 

つまり、自分も相手と
全く同じ理由で怒っていたら、

仲良くなってしまうわけです。

 

実際に、例えば、
敵の敵は味方、という言葉もありますし、

共通の敵を作り感情を煽ることで
一致団結させる、ということが
歴史上でも行われてきましたよね。

 

というわけで、以上を踏まえると、

“感情面で共感すると仲良くなれる”

というのがおわかり頂けると思います。

 

だからこそ!これを会話スタート時の
テンプレートに入れてしまうんです。

 

その具体的な方法が、

【既成事実共感】+【感情共感】

というわけですね。
これでポイントが1つ稼げますよね!

 

この段階ではまだ小さな共感ですが、

これだけで第一印象が変わるし、
その後の会話もポジティブに進むので、

是非、覚えていただければと思います。

 
 

感情共感の後はどうすればいい?

 

さて、

“感情共感は布石にもなる”

とお伝えしました。

 

ですので、

男「何鍋が好きですか?」

のように、そのまま質問へ
発展させれば話題が始まりますよね。

 

ただ、

男「早く雨あがるといいですよね~」

女「そうですね~」

と、こういう微妙な感情共感の場合、
ちょっと展開しにくいかなと思います。

 

こんなときに突発的に
話題を提供する方法があります。

具体的には、自己開示を布石にしてから
相手に質問をするのですが、

これについては、
次回お伝えさせていただきます。