こんにちは!モテネットMAEDAです。
今回は、感情を出すことの重要性を解説します。
まずは、前回紹介した立ち止まり系ボケを応用したネタから見ていきましょう。
※立ち止まり系ボケについては、こちらをご参照ください。
前々回:女性の話を共感で聞きながら簡単に笑いを作るボケ方と会話例
前回:くだらないボケで笑いを作る例と、冗談を言う時の注意点について
というわけで、ちょっと問題です。
次の( )をどんな風にすれば笑いになるでしょうか?
■練習問題(※ヒント わざと驚く)
男「うわ~!このカバンすごい可愛いね!」
女「えっ、そうですか~?」
男「うん、ほ~んとに!!あっ・・・あのさ、」← あっ でベクトル向けで立ち止まる
女「え?」
男「ちょっとさ、もう一回いい?」
女「??」
男「( )」← ボケ
女「あはははは(笑)」
どうでしょう?
ヒントがあるので簡単でしたかね!
答えはこんな感じです。
■練習問題の答え
男「うわ~!このカバンすごい可愛いね!」
女「えっ、そうですか~?」
男「うん、ほ~んとに!!あっ・・・あのさ、」← あっ でベクトル向けで立ち止まる
女「え?」
男「ちょっとさ、もう一回いい?」← 一旦冷静になり、真面目な感じで質問する
女「??」
男「うわ~!このカバンすごい可愛いね!」← 1回目と同じテンションで言う
女「あはははは(笑)」
2回目も1回目と同じテンションで言うと笑いになります。
普通、驚きは反射的に起こるものですが、それをわざとやるところがネタになります。
つまり、1回目を感情を込めてちゃんと驚いて言っておかないと、オチがうまくいきません。
このネタは、褒めだけでなく、感情の入ったリアクションだったら何でも使えます。
他の例を見てみましょう。
■嬉しい感情を繰り返す例
男「うわ~!すっごい楽しそうだね!」← ここをしっかり強調する
女「でしょ~!」
男「ね~!・・・あ、あのさ、ちょっともう一回いい?」← 一旦冷静になってベクトル向け
女「??」
男「うわ~!すっごい楽しそうだね!」← 1回目と同じテンションで言う
女「あはは(笑)」
■マイナスな感情を繰り返す例
女「そいつお金返してくれなくて~!(苦笑)」
男「なにそれ、まじ最悪じゃん!いくらくらいなの?」
女「50万くらい?」
男「ええっ!?50万も!?」
女「うん」
男「うわ~!!超最低じゃん?そいつ~!」← 感情を入れて怒る
女「でしょ~!」
男「・・・・・・ちょっともう一回いい?」← しばらく考えてから真面目に聞く
女「え?(なんだろう?)」
男「うわ~!!超最低じゃん?そいつ」← もう一度、全く同じ様に驚いて怒って共感を重ねる
女「でしょ~!?(笑)」
全く同じように相槌を繰り返すところが、笑いのポイントになっている事がわかると思います。
ただし、感情の起伏をしっかりしないとネタは失敗してしまいます。ちょっと難しいので、そこはしっかり練習しておきましょう。
感情を外に出すことで相手の意識を引き込める
さて、このネタに限ったことではありませんが、感情を強く外に出すと、相手の意識があなたの発言に引き込まれるので、会話の空気を掴むことができます。
逆に言えば、感情を全く出さないまま会話をしていると相手は楽しいと感じないし、複数人数で食事をしていても会話に乗れなくなってしまいます。
「へぇ~!」とか、「すごいね!」などと言うときには、しっかり感情を出すようにしておくと、女性からも話しかけてくれやすくなります。
とても大事なことなので、しっかり覚えておきましょう!
■職場の気になる子が髪を切って褒めたいけど恥ずかしい時
男「あ、髪似合ってますね」← 感情を出さない(緊張して出せない)
女「あ・・・、ありがとうございます」← 言い方によっては、追いかけられて面倒な気持ちにさせるリスクがある
男「おおお~!髪似合ってますね」← 最初の感嘆語で感情を出す。褒める部分をニヤニヤせず堂々と言うことで下心を見せなくてすむ
女「え~!ありがとうございます~^^ 誰も切ったの気付いてくれなかったんですよ~(笑)」← 女性も感情を出せるし、素直に喜ぶ
男「あっ。髪す~ごい似合ってるじゃん!」← すごい を強調することでも感情を出せる(強調語の強調)
女「でしょ~!知ってる~!(笑)」
この様に、感嘆語の部分を大げさに言ったり、強調語を強調するだけで、その場の会話の空気を掴むことができます。
ただ、感情を出したくても出せないという方も多いと思います。
ここで少し考えてほしいのですが、テレビの芸人や、コミュニケーションが上手な一般女性は普通に
「おお~!」
とかよく反応していると思いますが、多くの場合本当に驚いているわけではないですよね?
これは、彼らが極端に感情豊かなのではなく、単純にこういう反応が出来るか出来ないかのスキルなんです。
つまり、そのスキルがない人は、
”今日からやりましょう”
と言われてもなかなか出来ないということになります。
でもこんなのは言語力に比べて簡単に身につくので大丈夫です。
これまで何度もお伝えした通り、フレーズ学習を日々重ねる、という事をやってみてください。
大きな相づちが不自然になってしまうという人は、演技的に自然に出来るようになりますし、自信がないから注目を浴びたくないという人は、自信と余裕が少しずつ出てくることによって、感情も少しずつ外に出せるようになっていきます。
練習によって表現力を身につける方法については、こちらをお読みいただければと思います。
参考:会話が下手でモテない男性が、最短で結果を出す練習方法は?
また、感情を出すことの重要性は、
下記でも詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。