今回は、

“どんな女性からもグッと好感を
持ってもらえる、ワンランク上の褒め方”

をお伝えしたいと思います。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは11分17秒です。

 

結論としては、その方法は、

“相手が褒めてほしくて、なおかつ、
誰にも褒めてもらえていない部分を
掘り起こして、共感しながら褒める”

となるのですが、少し複雑なので、
簡単なところから順を追って説明します。

 

まず最初は、

“褒められて嬉しい部分は人それぞれ”

という、結構重要な概念についてです。

これは一見、当然の事のように
思えると思いますが、

 

この概念を別の角度から見ると、

“相手が褒められて嬉しい部分を
褒めないと、逆効果になる場合もある”

という側面も見えてきます。

 

具体的には、

例えば普段から可愛いと言われている
女性に対して可愛いと褒めても、

格を下げるだけで終わってしまったり、

 

あるいはよかれと思って手当たり次第に
何でも褒めているような感じだと、

多くの場合無駄に空振りを
連発することになり、

薄っぺらい印象だけを残して
終わったりしてしまう、という事です。

 

だから、相手を褒めるときは、

相手が褒められて嬉しい部分に
どれだけ気付けるか?という、

視点や精度みたいなのが
大事になってきます。

 

では、
以上を踏まえて次に進みますが、

普段あなたは女性を褒めるときに、
どんな褒め方をするでしょうか?

 

ひとまず、褒め方のパターンを
5つあげてみますので、

思い当たる部分を振り返りながら、

それぞれのメリットデメリットを
ざっと見ていただければと思います。

 

■パターン1:基本的に褒めないスタイル

メリットとしては、

『(この人に褒めてほしいなぁ)』

と思わせられるくらい
大きく格上になれる男性であれば、

 

褒めないことにより
格を下げるリスクを負わなくてすんだり、

ここぞというときに
ポンと褒めることで、

相手の感情の振り幅が大きくなり
口説けたりするという事です。

 

一方デメリットは、

スペックやユーモアなどの格上要素が
不足している人が真似事をしても、

ただのコミュ力が低い人になって終わり、
という感じになってしまうことです。

 

■パターン2:見た目を褒める

メリットは、

異性的な好意を簡単に伝えられるので
相手が自分に対し脈アリであれば、

相手の恋愛感情が深まりやすい所です。

 

デメリットは、自分が格上や脈アリ
じゃない場合、女性にとっては、

興味のない男性から異性的なアプ
ローチを受けているようなものなので、

この褒めを全面に出すほど防衛的に
距離を置かれやすいという感じです。

 

■パターン3:内面を褒める

メリットは、
褒める内容が的確である場合、

(この人はちゃんと見てくれる人だ)

などと、人間的な部分の好意を
高められるところかと思います。

 

デメリットは、例えば

『センスがいいね』

などの評価的な褒めを
格下の状態で言うと反感を持たれたり、

 

相手のことをまだ知らない状態で
適当に褒めてしまうと、

(私の何を知ってるの)

などと思われ、薄っぺらい
印象を与えてしまうことです。

 

■パターン4:褒めどころを探す

相手を観察し、例えば

『すごい気が利きますよね』

などと、些細な部分をしっかりと
言葉に出して伝えるような感じです。

 

メリットとしては、この場合も、

的確に褒めることができれば
人間的な好感を高められる部分です。

 

一方デメリットは、
とりあえずがんばって褒めているなど、

“気に入られようとして褒めている感じ”

が出ると、媚を売っているみたいになり
格が下がる、という部分です。

 

■パターン5:ユーモアを交えて褒める

例えば、簡単な例ですが、

『10点満点中、300点(笑)』

みたいな感じで、

 

女性の反応が、

『ありがとうございます』

ではなくて、

『え(笑)』

みたいな感じになる褒め方です。

 

メリットとしては、

もし相手をクスッと笑わせられれば
格が下がりにくかったり、

 

ちょっと下心などが見えたとしても
笑いによりリスクを相殺できる、

という部分になるかなと思います。

 

デメリットとしては、
例えば四国出身の女性に対して、

『四国出身の人って美人が多いって
 聞くけど、その通りだよね (笑)』

みたいな感じで、

 

冗談がチャラくなってしまうと、

真面目な出会いを探している女性には
軽々しく見えて警戒されてしまったり、

 

調子に乗って褒めすぎると、

本当にただの調子のいい男に
成り下がってしまうところです。

 

というわけで、
5つのパターンを見てみましたが、

これらが普通の褒めだとして、
今回お伝えするのが、

そのワンランク上の褒めになる
という感じです。

 

もう一度その内容をお伝えすると、

“相手が褒めてほしくて、なおかつ、
誰にも褒めてもらえていない部分を
掘り起こして、共感しながら褒める”

となります。

 

一つ具体例を出しますが、

例えばあなたが、居酒屋のホールで
接客のアルバイトをしているとします。

 

で、すごく大変なんだよ~、
みたいな話をしたときに、

女「へぇ~、そんな大変なんだ。
  頑張ってて偉いね!」

と言ってもらえたらどうでしょうか。

 

もちろんこれはこれで嬉しいと
思いますが、今回目指すところの、

“褒めてほしいけど
誰にも褒めてもらえない部分”

ではないので、
そこまで心には残らないですよね。

 

それに対し、
骨組みだけの簡単な例ですが、

次の場合はどうでしょうか?

 

女「嫌なお客さんとかもいそうだよね」

男「いるいる。やたらと説教してくるのとか」

女「うわ~それ超最悪じゃん!え、そういう人に対してどうしてるの?」

男「ん~まあ、『はい』って言っとくしかないよね^^;」

女「え~じゃあムカつくけど文句とかも言わないで、大人の対応してるんだ」

男「うん~(笑)」

女「へぇ~!超偉いじゃん(笑)」

 

普通の共感会話の様に見えますが、

『頑張ってて偉いね』

とだけ言われるのに比べると、

より承認欲求が満たされる感じに
なっていると思います。そして、

 

最初にお伝えした5パターンのうちの、

【見た目・内面・仕草・ユーモア(で)】

を褒める場合と比べても、

対象者の意識のひとつ深い階層の部分を
褒めている感じがしますよね。

 

この違いを作っているのが、

【共感】

の部分であり、5パターンと比べると、

褒める前段階の会話が
しっかり存在する、という感じです。

 

なので、この流れの褒め方を

【共感褒め】

と呼ぶとして、

 

ステップとしてまとめると、

1.共感どころを掘り当てる
2.気持ちを代弁する
3.褒める

という感じになります。

 

先ほどの例で言えば、

女「嫌なお客さんとかもいそうだよね」

のような、察する系の言葉から
共感どころの掘り起こしを始め、

 

女「じゃあムカつくけど文句とかも言わないで、大人の対応してるんだ」

と相手の気持ちを代弁して、

女「へぇ~!超偉いじゃん(笑)」

と褒める、という流れです。

 

で、よく見ると褒めの部分は

『偉いじゃん』

だけでも十分な感じがしますよね。

 

つまり、どの様な “褒め言葉” を
相手に投げかけてあげるかよりも、

過程や背景をわかってあげる方が
効果がありそうだ、

というのが見て取れるかなと思います。

 

というわけで、

1.の共感と、2.の代弁の部分が
特に重要になってくるのですが、

最終的にスキルとして身につけたいのは、

 

“普段相手が表に出せない
モヤモヤした感情を、なるべく的確に
掘り起こして言語化してあげる”

みたいな感じとなります。

 

でもこれがなかなか難しいので、

まずは先程のような簡単な例から
たくさん練習することで、

少しずつできるようになっていくしか
ないかなという感じです。

 

また、他にもコツがあり、例えば

・過去と比較する(時間軸を使う)
・ネガティブをポジティブに変換する

などとなるのですが、
こちらは過去動画をご参照ください。

 

さて、ここで、
先程あげた5パターンのデメリットが、

今回の共感褒めに当てはまるかを
それぞれ見比べてみましょう。

 

■パターン1:基本的に褒めないスタイル

こちらのデメリットは、すごく
高い格がないとダメという部分ですが、

共感褒めは共感をしてから褒めるので、
格が低くても問題なさそうですね。

 

■パターン2:見た目を褒める

デメリットは、
異性的好意がすぐに伝わるので、

脈アリじゃない場合
距離を置かれやすいということでしたが、

 

共感褒めは相手を人として褒めるので、

よほどニヤニヤしたりしなければ
脈がなくても問題はないと思います。

 

■パターン3:内面を褒める

デメリットは、
評価的な褒めになる懸念や、

(私の何を知っているの?)

と軽薄に思われることでしたが、

 

共感褒めは、

ちゃんと共感をしてから褒めることが
できれば評価にはならないし、

相手の考えを聞いてから褒めるので
軽薄に思われることもないはずです。

 

■パターン4:褒めどころを探す

デメリットは、

“気に入られようとして褒めている感じ”

が出ると媚みたいになることでしたが、

 

共感褒めの場合は、

褒める理由がしっかり作られてから
褒めるので、

媚になる感じは出にくいと思います。

 

■パターン5:ユーモアを交えて褒める

デメリットは、

真面目な人には軽々しく見えて
警戒される場合があることでしたが、

 

共感褒めの場合は、

相手の自尊心を満たしながら褒めるので
素直に受け入れてもらえるし、

あからさまに褒めたりしなければ、
軽々しく見えることもないはずです。

 

では、共感褒めのデメリットは
何かというと、単純に、

“ちょっと難しい”

ということになるのかなと思います。

 

だから、多くの人がやらないため、
相手にとっては、

“褒めてほしいけど
誰も褒めてくれない部分”

になるわけなのですが、

 

この難しさはどこからくるかというと、

相手の立場に立って
想像をしっかり働かせられないと、

共感どころの掘り当ても気持ちの代弁も
出来ない、というところです。

 

逆に言えば、

これさえ出来てしまえば
共感褒めは半分出来たも同然ですし、

 

これを話題ごとに
次々と展開することで、

相手に圧倒的な満足感を与えられ
親密な関係も作りやすいのですが、

 

そもそも、

“相手にしかわからない部分”

つまり掘り当てるべき共感ポイントを、

想像だけで見つけるのは
かなり難しいかと思います。

 

そこで、どうするかというと、

いろいろな立場の人特有の
“悩み” や “あるある” を

予め、頭にインプットしておく
というのが、よい方法となります。

 

ひとまず具体例として、
先にあげた居酒屋ホールのバイトの場合、

どんな共感ポイントがあるかを、
ざっと見てみましょう。

 

・たまにいる非常識な人がウザい

・慣れるまでかなり辛い

・忙しい中ミスをすると、
みんなに迷惑をかけるし怒られたりする

・皿やグラスを大量に割ったりする

・酔っぱらいによく絡まれる

 

で、それぞれに対し、例えば、

『乗り越えられてすごいね』
『接客態度がいいんだろうね』

みたいな褒めまでの流れを想定して
練習しておく感じです。

 

なので、仮にあなたが
キャバ嬢をどうしても口説きたければ、

まずはキャバ嬢が普段どんな気持ちで
仕事をしているかを調べながら、

共感から代弁、そして褒めへの流れまで
しっかり準備しておくという事です。

 

もちろんキャバ嬢以外にも、例えば、

・看護師の気持ち
・派遣社員の気持ち
・恋愛経験が少ない人の気持ち
・母子家庭の人の気持ち

など、状況は無数にあるわけなので、

 

いろいろな人や状況に対して
深い共感褒めができるほど、

いろいろな人から好かれる、
ということになってきます。

 

そして、ここで一番大事なのが、

“最終的にどんなの人の共感ポイントも
アドリブで探れるようになること”

となります。

 

これは、会話力で言えば、

“アドリブで話せるようになること”

と同じです。

 

つまり、会話の場合は
引き出しを大量に増やすことで、

それがジワジワとアドリブ力に
つながりますが、それと同様に、

 

いろんな立場の人の気持ちを知ったり、
共感褒めを考えたり練習したりする中で、

例えば、とある共通項が
見つかったりするなどで、

少しずつ少しずつアドリブで
できるようになってくるという事です。

 

なので習得は簡単ではないのですが、
今回の共感褒めは、

格とか脈とか、あるいは年齢性別
関係なく効果を発揮するものですし、

前回紹介した、2つの口説きの目的の
両方に使える内容となります。

 

以上のことから、
もしご自身に必要そうであれば、

学習プランの一つに
組み込んでいただければと思います。

 

さて、ここまでの理屈に
ご納得いただけたとしたら、

おそらく今一番お知りになりたいのが、

【具体例】

かと思います。

 

なのでこれをお伝えしたいのですが、

ちょっと長くなってしまうのと、
量もすごくたくさんあるので、

次回以降動画にしていきたいと思います。

 

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!