こんにちは!
モテネットMAEDAです。

 

定型句を少し変形すると
小さな意外性が生まれるので、

ちょっとした笑いを作れます。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは5分55秒です。

 

例えば、会社の飲み会で
女性があなたの困った顔を見たくて、

女「この前◯◯さん、A子ちゃん口説いてましたよね(笑)」

と上司たちの前で暴露してきたときに、

男「ちょっとさ~、皆の前でそういう事言う?(笑)」

みたいに返事をしながら、

 

男「まぁでも、俺はそういうの言われても、別に痛くも痒くも…痛くも痒くもある!ある!」
上「あるんじゃん(笑)」

の様にする感じです。

 

この場合は、定型句として

『ない』

と続くのを皆が
無意識に頭に思い描くので、

 

『ある』

と変形することで簡単に意外性が作れる、
という事になります。

 

では、具体例を見ていきましょう。

 
 

パターン1.慣用句を変形する

 

慣用句は定型句の宝庫ですので、

ネットから慣用句一覧で検索して
一つ一つ見ていくことで、

何個かフレーズが作れると思います。

 

■例1.口がかたい

女「あの人何でも喋っちゃうよね~」

男「ね~。口軽いよね~」

女「うん~」

これが普通だと思いますが、この場合は、

 

女「あの人何でも喋っちゃうよね~」

男「ね~。ほんと口が…柔らかいよね~」

女「あはは(笑)」

男「ブニブニだよね(笑)」

という感じになります。すごく簡単
ですが、雑談なのでこれで十分です。

 

もちろん大喜利として見た場合は
何も面白くないのですが、そうではなく、

実際の雑談において当事者達が
どう感じて、どんな空気になるのか?

という部分をしっかりと
イメージするようにしてくださいね。

 

■例2.油を売る

これは年配の方との会話に
なるかなと思いますが、

上「遅かったじゃん。どうしたの?」

男「いや~、横田さんに油を買わされてまして」

上「あはは、そうなんだ」

男「はい。押し売りが半端なくて(笑)」

というと、大人な感じの
会話になるかなと思います。

 

■例3.足が棒になる

男「ずっと立ってるの疲れたでしょ~」

女「うん~、もう足が棒のように・・・なってないね(笑)」

男「あはは(笑)」

女「太いまま(笑)」

男「いやいやいや。俺さっき思ったもん」

女「え?」

男「あ、棒みたいになってる!って(笑)」

女「嘘つけ(笑)」

 

ちょっと男女逆にしてみました。
何でも話せる感じの女性であれば、

こんな雑談ができると
楽しい感じになりそうですね!

 
 

パターン2.定番フレーズを変形する

 

■例1.よろしくお願いします

これを変形すると、

『よろしくお願いしません』

になりますよね。

使い道がパッとイメージできると
よいのですが、例えばこんな感じです。

 

※飲み会にて

上「とんがらし全部かけてあげようか?」

男「あ、じゃあよろしくお願い…お願いしませんから(笑)」

上「あははは(笑)」

 

うまく言えると、
ちゃんと笑ってもらえそうですね!

 

■例2.お疲れ様です

これの変形ですが、

『お疲れさん』

というところから、

『お疲れくん』

というのはどうでしょうか。

 

例えば、飲み会の最初の乾杯で
失礼にならないくらいの相手の場合に、

男「じゃあお疲れ君でーす」

の様に使ことができそうですね。

 

そもそも全然面白いわけではないので、

男「お疲れくんでーす」

女「あははは(笑)」

と笑わせるのが目的ではなくて、

 

男「じゃあお疲れくんで~す」

女「お疲れ~、くんなんだ(笑)」

男「そうそう、可愛かったでしょ?」

女「別に(笑)」

男「えっと、…昔いじめっ子だった?(笑)」

と、次に繋がりやすくなるなどの
メリットを考慮いただければと思います。

 

ウケを狙った感じさえ出さなければ、

流されることはあっても
寒くなることはないし、

相手によっては
ちゃんと拾ってくれると思います。

 

■例3.ご無沙汰しております

例えば、たまに会社に来る
他者の営業さんがいて、いつも

『ご無沙汰しております』

みたいな挨拶を交わしているとします。

 

で、その人と社内であった数日後に、
偶然外でバッタリ会ったときなどに、

男「あ、どうもご無沙汰して…おりませんね(笑)」

というと、あははってなりますよね!

 

同じ様な感じで、
例えば相手が友達なら、

男「久しぶりだね~」

女「は?先週会ったじゃん」

男「久しぶってなかったね(笑)」

女「うん(笑)」

という感じで言えるかなと思います。

 

この場合は、

男「久しぶりじゃなかったね(笑)」

と普通に言うのに比べると、

受け手にもよりますが、わずかながら
笑いで返せる余地が生まれたと思います。

 

尚、念の為再度お伝えしておきますが、

実際の会話と、いわゆるネタは
全く別物になります。まず、

笑わせる為に会話をしていると
ただの自己満足の痛い人になりがちです。

 

次に、会話というのは、
とある冗談が全然ウケなかったとしても

それは軽くスルーされて、
どんどん次の本題が展開されていく、

というのが普通です。つまり、
完璧を求める必要は全くありません。

 

また、第三者目線か当事者目線かで
予想の仕方が完全に違ってくるので、

当然ながら、笑いが起こる引き金が
どこにあるのかも違ってきます。

 

これらは、会話における笑いを
学んでいく上で非常に重要な

“笑いに対する視点”

になりますので、しっかりと
認識いただければと思います。

 
 

パターン3.名前を変形する

 

次は、モノマネ専門の芸人さんが
自分の芸名につけてそうなやつです。

実際の会話としてはこんな感じです。

 

ちょっと真偽は別として、

女「宇多田ヒカルって見なくなったよね~」

男「ね~。どこ行っちゃったんだろね~?」

女「うん~」

男「…宇多田ヒカってないよね」

女「あはは(笑)」

と、軽くコメントに使えたりします。

 

他の人でも、話題の流れ次第で、

『坂上しのばない』
『浜崎あゆまない』
『竹野内がちょっと豊かじゃない』

などいろいろ応用できそうですね。

 

他には、例えば同世代の男友達と、
少し若い女性達とのカラオケで、

女「◯◯さんってミスチル好きなんですね」

男「好きですね~。僕らの世代ですからね、Mr.オジサンズの」

女「いやいや(笑)」

男「ミスオジ(笑)」

女「ミスオジ(笑)」

 

とか、自分のキャラによっては、

女「ミスチル超上手いね!」

と言われたら、

男「いやいや~、もうただのMr.デブだから。ミスデブ(笑)」

という感じでもいいと思います。

 

尚、こういうのをニヤニヤ言うと
本当にオジサンぽくなるので、

堂々と軽く言えるようにしましょう。

 

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!