こんにちは!
モテネットMAEDAです。
今回は、会話に関する、
“よくあるお悩み”
に対する答えを12個
まとめさせていただきました。
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは13分34秒です。
僕はメルマガで
“会話の悩みは何ですか?”
と、アンケートを取っているのですが、
ほぼ、よくあるお悩みに当てはまる
ご回答をいただいています。
なので、一つ動画を作っておけば、
大事な事を、細かい部分まで、
今後全員にお伝えできると思い、
今回まとめることにいたしました。
つきましては、
過去動画と重複する部分が
多々ありますし、余談も多いですし、
内容もすごく堅苦しいので、その点は
ご了承の程お願いいたします^^;
よくあるお悩み1.会話が続かない
これが断トツで1位です。
別の言い方であれば、
・沈黙が怖い
・キャッチボールが出来ない
なども同じかなと思います。
そして、このお悩みに対する答えを
一言で言ってしまうのであれば、
“アウトプット系の学習をしましょう”
という事になります。
これは例えば、英語の授業だけでは
英会話力が身につかないのと同じです。
まずは、この様な答えになる理由を、
もっとも重要になる考え方と一緒に
解説していきたいと思います。
さて、何故会話が続かないのかというと、
理由は大きく2つあって、
1.話題を提供することができない
2.一つの話題を広げることができない
という感じではないでしょうか。
なので、
“この2つが出来る人と、
あなたの違いは何なのか?”
を考えていきましょう。
早速その答えを言うと、
話題提供や会話の展開に対応するための、
【十分な引き出しがあるかないか】
+
【各引き出しが反射的に出せる状態か】
です。つまり、2つ必要なんです。
ちょっと漠然としていますが、例えば、
“英語の先生なのに英会話が出来ない”
という場合は、引き出しはあるけど、
反射的に引き出せないという状態です。
一方、
“幼いけどカタコトで英会話ができる”
という子は、引き出しは少ないけど
反射的に引き出すことが出来る状態です。
なので、あなたが思い描いているような
スムーズな会話をしたいのであれば、
【話題を提供する為の引き出し】や、
【会話を広げる為の引き出し】と、
+【各引き出しをすぐに引き出せる状態】
の両方が必要になるという感じです。
言い換えれば、
“こうしましょうああしましょう”
を知るだけではダメで、
【知ってる状態】から【できる状態】
に持っていくための訓練が
別途、必要だという事です。
例えば、話題を提供するには、
目の前のものから発展させる場合や、
記憶やストックを使う場合等がありますが
その方法や具体例を少し知っただけでは、
本番で使うことは全くできないはずです。
では次に、引き出しは
どうやったら身につくのかというと、
“インプットし、アウトプットを重ねる”
となります。例えば、掛け算の九九も、
思い出したり、使う事で覚えましたよね。
一方、反射の記憶はどうやったら
身につくのかというと、
“更にアウトプットを重ねる”
となります。
例えば、九九も使い続けるほどに
当たり前に出来るようになっていき、
そのうち、脳を使わなくても勝手に答えが
出るまでになっていったと思います。
車の運転とかも、同じ感じですよね。
他にも、おはよう、おやすみが
誰でも【反射的】に言えるのは、
簡単な言葉だからではなく、
誰もがアウトプットをしつこいほど
重ねてきた経験があるからです。
というわけで、ここまでのことから、
例えば教材やYouTubeで膨大な量の
会話ノウハウを知ったとしても、
それだけでは会話力は高まらない、という
事がご理解いただけるかなと思います。
さて次ですが、ちょっと画像を
進めていきますので、
僕が何を言わんとしているかを
想像しながら見てみてください。
・・・というわけで、とても
悲惨な結末になってしまいまたね^^;
何を読み取って
いただきたかったのかというと、
会話力というのは、単純に現在までの
インプット量に【比例】するのではなく、
インプット量に対しての、
“長期間のアウトプット経験”
が関わってくる、つまり、現在までの
“インプット量 × アウトプット量”
で決まってくるという事です。
しかも、アウトプットで習得した
“引き出せる引き出し”が、
更に新しい言葉を生んだり
様々なスキルと結びついたりするので、
指数関数的に差が開いていくのが
会話力である、ということです。
この事は、英語で言えば、
日本で育った人がどれだけ頑張っても
全然ネイティブの様になれない事や、
関西の人は呼吸をするように
冗談を言える人が多いのに対して、
関東の人ががんばって学んだとしても
関西人の魂みたいなものは得られない、
という事とも同じ理屈となります。
これらと同様に、会話力も、
大人になった我々が簡単に改善できる
ものではないという事です。
もちろん個人差はありますが、
逆に言えば、相当な努力が必要な方も
一定数いらっしゃると言うことです。
ところが、日本語そのものは
誰でも出来るが故に、
英語の様に明確に
実力が測れない部分があったり、
更には知識だけは学べる環境や
本や教材の売り文句が邪魔をして、
“会話力向上は非常に大変であり、
膨大なアウトプット量が必要”
だという事を誰もが認識できずに
いるのが現状だと思います。
まずここをしっかり押さえておかないと、
改善の道筋が見えないまま会話を学んで、
結局うまくいかなくて心が折れて、
コンプレックスを抱えながらズルズルと
人生を終えてしまう危険があるので、
詳しく解説させていただきました。
まぁこんな事を言うと、
(会話はもっと単純だし精神的な・・・)
みたいに思ったり、論じてくる人も
いるかもしれませんが、
僕みたいに言葉が全く出なかったり、
全然改善出来なかった経験がある人なら、
きっと感覚的に
ご理解いただけるかなと思います。
では、具体的に何をすれば
いいかというと、確かなのは、
子供が成長するのと同じ様に
インプットとアウトプットを重ねていく、
ということになりますよね。
ただ、大人になった今、
実際に人と接しての会話トレーニングを
たくさんやるのは困難なので、
擬似的に、一人で、しかももっと効率よく
できる方法を模索したいところです。
そこで、僕が常々オススメしているのが、
【QA学習】
というものになります。
これをやると、非常に密度の濃い
アウトプット学習が出来るからです。
例えば、小さな子は、
子「ねぇママ、ママ、雪が溶けたら何になるか知ってる?水じゃなくて春になるんだって」
みたいに先生や友達にもアウトプットを
しながら自分の引き出しにしていきます。
だから、擬似的にこれと同じことを
するのですが、そのために、例えば、
Q.雪
A.雪が溶けたら何になるか知ってる?水じゃなくて春になるんだって
というのをセットで作っておき、
Qを見てAをアウトプットする事を
何度も何度も繰り返していく感じです。
Qを見たときに、
パッとAの言葉を思い出すのと同時に
話している状況をイメージしながら、
本番さながらに声に出して
シミュレーションをする感じです。
もしあなたが、話題を提供できない事に
お悩みなら、例えば、
“静かなお店ですよね~。ちなみに静かなのと、にぎやかなのとどっちの方が好きですか?”
のような話題をQAで習得したり、
会話が広げられないなら、
“もっと休みほしいですよね。もし1ヶ月休めるとしたら何します?”
のような質問を習得すればOKです。
このようなQAを100個も1000個も作り、
日々繰り返していくことで、
日常生活の何倍もアウトプット
経験を得られるということになります。
また、このトレーニングをすると、
脳の思い出す力や、的確な言葉で
表現する力が徐々に鍛えられてきて、
頭の回転も早くなってくる感じです。
尚、注意点としては、
本番で、Qが出たときに状況が許されれば
そのままAを使う事も出来るのですが、
無理に使うと失敗するので、言葉や、
会話のシーンを潜在意識に刷り込んでいく
つもりでトレーニングをしてください。
というわけで、以上のことから、
一番よくあるご質問である
『会話が続かない』
に対する答えは、
“アウトプット学習をしましょう”
という事になります。
もちろん、小さなコツ
みたいなのはたくさんあります。
例えば、
・言葉は右脳で映像として処理していく
・布石+相手主体をする
・「もし」で会話を広げる
などなど、無数にあります。
でも、これらも結局は
アウトプットを重ねないとダメなので、
ノウハウを習得したいのであれば、
その具体例のQAを作って繰り返す、
という感じでやっていってください。
これは、子供が成長過程で引き出しを
増やしていくのと同じ様に、
理屈ではなく具体例をたくさん覚えて、
感覚で理屈を習得していくイメージです。
そして、日常生活がもアウトプットの場と
なるので、学習は早いほどよいです。
尚、実際にどういうノウハウが
あるかについては、
過去動画を順番に
ご覧いただければと思います。
よくあるお悩み2.会話が盛り上がらない
では次に進みたいと思いますが、
これ以降のお悩みも、
ほぼ全部、改善方法は同じです^^;
例えば、会話が
盛り上がらないのであれば、
・傾聴を身につける
・共感を身につける
・ユーモアを身につける
・テンションのシンクロを身につける
・相手のテンションをNG行動で下げない
など、たくさんやるべき事があり、
具体例は全て過去動画で解説しています。
なので、ご自身に不足している要素を
見つけ出して、
一つ一つ、弱点を克服していく様に
QA学習をしてみてください。
広く浅く学んでも
行動には反映されないので、
狭く深く確実にそれぞれの技術を
習得していく感じです。
会話が得意になれば人生がガラッと
変わりますので是非頑張ってください。
よくあるお悩み3.ユーモアが言えない
相手を笑わせられなかったり、
面白い返しが出来ない、
などのお悩みとなります。
これも引き出しと反射の状態で
決まってきますが、
漠然とユーモアを高めようとしても
結果を出せないので、
1つ1つの小技やパターンを深く学び、
得意技にしていく感じです。
多分周りの人を見渡してみると、
“この人はこういう
笑いのとり方が上手だ”
というパターンがありますよね。
あなたも、自分でも使えそうな
パターンを作って、
それが無意識で出来るくらいQAで
身につける事から始めてみてください。
そうすると、どこかのタイミングで
小さな成功体験が得られると思います。
それにより、モチベや自信といった
プラスとなるものも得られるので、
それを糧に新たな得意技も身につけて
いけば、どんどん成長できると思います。
よくあるお悩み4.緊張する
ひどい場合は、頭が真っ白になったり、
体がこわばって言葉が出なくなる、
みたいなお悩みです。ちなみに僕自信も
社会不安障害だった過去があります。
これは、自分が理想とする
良質な会話のイメージと、
実際の会話とのギャップが大きく
その認識がハッキリしているほど
症状がひどくなると思いますが、
落ち込む経験が重なっていくことで、
どんどん悪化していく危険もあります。
なので、知識ばかりが身につき、
反射の記憶が不足している人は
特に要注意です。
改善の方向性としては、
まず緊張するということは、
真面目な一面があるという証拠でもあるの
で、そこは長所としてご自身を認めて、
先のアウトプット学習で理想と実力の
ギャップを埋める様に学習をしましょう。
例えば、緊張してても
挨拶くらいは出来ると思いますが、
要は、挨拶と同じレベルで出来るような
質問のレパートリーを100個覚えたり、
よく聞かれる質問には予め
答えを用意してQAしておく感じです。
これにより成功体験ができ、
自信が生まれ、
改善の方向に向かっていきます。
また、100個200個と大量に覚えると、
言葉と言葉が絡み合って応用力が
芽生え始めてきますが、おそらく
これが緊張の根本的な原因ですよね。
部分的な対処だけが目的ではないので、
根気よく頑張ってみてください。
よくあるお悩み5.仲良くなれない
例えば、
知り合いから友達になれないとか、
二人で食事に行けないとか、
行けたとしてもずっと
敬語が抜けない、みたいな感じです。
ちょっと一言で答えられないので
ザーっと思うところを述べますが、
ここから脱却するためには、
褒めたりいじったりで感情を動かしたり、
自分に興味を持ってもらうなどの
現実的なテクニックも必要なのですが、
最終的に一番必要になるのが、
“相手の承認欲求を満たす”
という事です。それさえできれば、
自然と相手から距離を縮めてきますし、
出来なければ、いずれその人は
離れていってしまうからです。
ここで大事なのが、
自分が褒めたいから褒める、などの
自分本位の満たし方をするのではなく、
相手が本当に求めている部分を
満たしてあげられるか、となります。
それは多くの場合、
褒めるなどの技術の前段階として、
【共感・傾聴・ノンバーバル】
などが重要になってきますので、
まずはその様な基礎を確実にしましょう。
これが一番効果が大きいからです。
もし、それが出来ているけど
うまくいかないというのであれば、
ユーモアなどの個別の技術を
1つ1つ習得していけばOKです。
また、仮にあなたが会話が
苦手ではないということであれば、
人から好かれるのは、
会話を上達させることに比べると
そんなに難しいことではありません。
何故なら、アドリブ力とは違って、
仲良くなるスキルというのは、
1つ1つが結果に直結する
タイプのものが多いからです。
簡単なところでは、笑顔とか、
相手のテンションに合わせる、等です。
ちょっと本腰を入れて学べば
わりとすぐに改善するはずですが、
流石に裏技みたいなのはないので、
簡単に結果を得ようとせず、
まずは広い知識を得ることから
始めるとよいと思います。
例えば、僕の考え方とかノウハウを
知りたいと思っていただけたなら、
僕の動画を一通り見るというのは
トレーニングに比べると簡単すぎるので、
この程度はサラッとやっちゃうくらい
じゃないと厳しいかなという感じです。
そうやっていろいろ学んでいくと、
自分に不足しているものが
ちゃんと見えてくると思うので、
それを1つ1つアウトプット学習で
確実に習得していく感じです。
尚、このアウトプットをやらないと
理想と現実の差が開く一方なので、
モチベーションの低下や、場合によっては
緊張等の悪影響が出かねないので、
しっかり取り組んでいきましょう。
では、前編は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!