もしあなたが、
“感想を言うのがすごく得意”
になったら、会話もすごく
やりやすくなりそうですよね!
なぜなら、
雑談における発言の多くが、
“感想”
だからです。
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは7分47秒です。
概要
例えば初対面での、
『すごい優しそうな感じですね!』
という発言は相手を見た感想ですし、
『大きいバッグだね。そのまま
旅行とか行けそうだよね(笑)』
という旅行の話題の布石も
よく見れば感想ですよね。
他にも、例えば、
『後田さんってどんな人?』
『あのアニメ面白いの?』
『沖縄(旅行)どうでした?』
『そんなにお酒好きなんだ(笑)』
みたいな雑談の中身として
求められるのも、やはり感想ですよね。
もちろん、
男「そうですね、毎日缶ビール
6本飲んでます(笑)」
と、感想ではなくまず
情報から伝えることもありますが、
情報を伝えるだけで終わると
会話は盛り上がりません。
つまり、会話を盛り上げるのは、
例えば年齢とか新宿に住んでるなど
情報交換のやりとりではなく、
男「喉カラカラにしておくと
美味いんですよね(笑)」
のような、情報の延長上にある
感情を交換する言葉(=感想)なので、
これが得意になるということは、会話を
盛り上げやすくなれる、ということです。
では、具体的に
“何を言えばいいのか?”
についてですが、
これがパッと思い浮かばないから
苦労しちゃうわけですよね!
というわけで説明していきますが、まず、
“感想を言う”
とは、
“思ったことを言語化する”
ということになります。
そして、情報を伝える場合は、
例えば
『僕は帰宅後、必ずビールを飲みます』
と、正確に伝えることが出来るのに対し、
感情を伝える場合は、
『僕はビールがすご~く好きです。
ビールさえあれば生きていけます!』
と、どんなに頑張っても
100%正しい表現は不可能です。
一方で、それが100%に近づくほど、
相手にしっかりと自分の思いが伝わるので
共感を得やすくなり、
その結果会話も盛り上がる、
という感じになります。
逆に言えば、
『楽しかったです』『すごかったです』
『やばかったです』『辛かったです』
だけでは100%に全然及ばないので
共感を得にくい、ということです。
以上、まとめると、
上手に感想を言うということは、
上手に言語化をするということであり、
上手に言語化ができれば会話も
盛り上げやすくなる、となります。
そして、
その言語化には王道のパターン、
つまりコツが存在するので、
今回はその中から5つを、具体例と共に
紹介していきたいと思います。
コツ1.イメージを伝える
相手が簡単に想像できそうな
“イメージ”
を伝えることで、全体像を
瞬時に相手に把握してもらえます。
■具体例1(改善前)
女「後田さんってどんな人?」
男「ん~、真面目だけど、
たまに面白いときあるよ(笑)」
■具体例1(改善後)
女「後田さんってどんな人?」
男「ん~、顔が麻生太郎で、性格が
小泉進次郎みたいな感じ(笑)」
■具体例2(改善前)
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!すごい流行ってるし」
■具体例2(改善後)
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!転スラと三国志を混ぜて、
少女漫画にした感じ」
■具体例3(改善前)
女「沖縄どうでした?」
男「すごいよかったです!
やっぱ海がいいですね」
■具体例3(改善後)
女「沖縄どうでした?」
男「すごいよかったです!なんか、
エメラルドグリーンの
宝石があるじゃないですか?」
女「はい」
男「あんな感じですね!海が」
■具体例4(改善前)
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「うん。毎日飲んでる(笑)」
■具体例4(改善後)
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「うん。矢沢永吉がCMで
ビール飲んでるじゃん?」
女「うん」
男「あんな感じで飲んでる(笑)」
コツ2.別のモノで例える
こちらも “例え” ですが、ひとまず
『○○で言えば~』
とテンプレで覚えちゃって
いいんじゃないかなと思います。
■具体例1(改善前)
女「後田さんってどんな人?」
男「ん~、見た目が怖い感じかも」
■具体例1(改善後)
女「後田さんってどんな人?」
男「えっとね~、動物で言えば、
小さいカバみたい(笑)」
■具体例2(改善前)
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!見たら絶対ハマる!」
女「そうなんだ~」
男「うん、止まんない感じ」
■具体例2(改善後)
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!見たら絶対ハマる!」
女「そうなんだ~」
男「うん。白い粉で言えば、
小麦粉じゃなくて、麻薬レベル」
■具体例3(改善前)
女「沖縄どうでした?」
男「楽しかったですね~。
ほんと極楽でしたね」
■具体例3(改善後)
女「沖縄どうでした?」
男「楽しかったですね~。
ホテルで言えば日本の
スイートルームですね、あそこは」
■具体例4(改善前)
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「うん。ビールばっかり飲んでる」
■具体例4(改善後)
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「うん。俺にとってのビールは、」
女「うん」
男「車で言うところの
ガソリンみたいなもん」
コツ3.理由と感情をセットで言う
基本的には、
『~だから、好き(笑)』
と、①理由を添えて、
②素直な感情を伝える、という感じです。
■具体例1
女「後田さんってどんな人?」
男「いい人だよ。挨拶したとき
笑顔で返してくれるから、
いい気分になれる感じ(笑)」
■具体例2
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!手が伸びたり、
透明人間になれたりするから、
羨ましくて楽しめる(笑)」
■具体例3
女「沖縄どうでした?」
男「楽しかったです!すごい、
映画で出てくる海の中の洞窟
みたいな場所とかあって、
心が洗われる感じだから、
汚れたらまた行きたいです(笑)」
■具体例4
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「そうなんだよね。お酒って
ふわふわになれるじゃん?
だから好き(笑)」
純粋で素直な人って
好印象を持たれると思いますが、
そういう自分を感じてもらえる
便利なパターンかなと思います。
コツ4.『もし』で角度を変える
別の角度から説明することで
更にイメージが強化されるので、
先の『例え』や『理由』のパターンに
続けて言えるとよりいいかなと思います。
■具体例1
女「(後田さん)そんな人なんだ(笑)」
男「うん。もしあの人が上司になったら、
毎日仕事楽しくなると思う」
■具体例2
女「(アニメ)そんなに面白いんだ!」
男「うん。もしA子ちゃんが見たら、
主人公の人に惚れるかもしんない」
■具体例3
女「(沖縄)よかったですね!」
男「はい。もし来世があるとしたら、
沖縄の魚とかになりたいですね(笑)」
■具体例4
女「(お酒)そうなんだ(笑)」
男「うん。もし俺が事故って輸血とか
必要になったら、代わりにビール
入れてくれれば大丈夫だから(笑)」
コツ5.ピンポイントを熱く語る
比喩とかが思いつかなかったとしても、
“一番印象的な部分を
掘り下げて語る”
ということができればそれもOKです。
■具体例1
女「後田さんってどんな人?」
男「優しいよ!ドアを開けるタイミングが
重なるときあるじゃん?」
女「うん」
男「いっつも早歩きして
開けてくれるの(笑)」
■具体例2
女「あのアニメ面白いの?」
男「面白いよ!巨人がバクバク
人間食べちゃうからね。しかも、
そいつらがみんな裸のおっさんで、
動きがそれぞれ変態なんだよ」
■具体例3
女「沖縄どうでした?」
男「いや~もう、海ぶどうが
すごい美味しくて。
お土産も買ってきたんですけど、
A子さんの分も食べちゃったから、
楽天で買って持ってきますね」
■具体例4
女「そんなにお酒好きなんだ(笑)」
男「そう。昔全財産が200円くらいしか
なくなったときがあって、
お腹もすいてたんだけど、ビールを
買うのに迷いはなかった(笑)」
というわけで、
他にもたくさんのコツが
あるとは思うのですが、
とりあえずこれらのパターンを抑えて
おけば十分通用するかなと思います。
といっても、
もちろんいきなりアドリブで
できるものではないと思うので、
今回のスキルを武器にしたい方は
ひたすら他の例も考えて、
全部QAにして覚えまくる、
ということからスタートしましょう。
もし、
“この○○に対する感想を
考えたけど全然思い浮かばない”
なんてときは是非コメントください。
では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!