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大人の男性向けコミュニケーション講座

【第12回目】は、

『どうすれば会話力が鍛えられるか?
何故、本を読んでも結果が出ないのか?』

についてです。

 

まずは結論ですが、

会話力を鍛える方法は、
アウトプットを重ねることであり、

本を読んでも結果が出ないのは、
アウトプットを重ねないからです。

 

ただし、僕が言うアウトプットは、

対人で失敗しながら場数を踏む、
という煩わしいものではありません。

もっと簡単に、もっと効率よく
学べますので、ご安心ください。

 

では詳しく解説をしていきます。

 

言葉を理解する能力と話す能力は別

 

まず大前提として
認識しておいていただきたいことが、

“言葉を理解する能力と話す能力は別”

という事です。

 

感覚的にご理解いただくために
まずは会話以外の例をお伝えします。

 

例えば、漢字です。

おそらく、ニュースで使われるくらいの
漢字であれば、ほぼ読めるかと思います。

でも、少し難しい字になると
なかなか書けないのではないでしょうか。

 

あるいは、英語です。

学校で習ったことによって、
ある程度の読解力はついたと思います。

でも、話そうとすると、
まったくダメだったりしますよね^^;

 

そして、漢字の場合は、

今まで何度も目にしてきたにも関わらず
全然書くことは出来ませんが、

自分の手で書くというアウトプット
重ねると段々書けるようになりますよね。

 

英語の場合は、

いくら読解力だけを高めていっても
話せるようにはなりませんが、

例えば外国に住んでアウトプット
せざるを得ない環境になれば、

徐々に話せるようになっていきますよね。

 

つまり、

“アウトプットを重ねないと
身につかないスキルがある”

という事です。

 

では、話す力はどうでしょうか?

漢字や英語とは違って、

聞いたり、理屈を理解するだけ
話せるようになるでしょうか?

 

もし仮になるとしたら、

映画やお笑いを見れば見るほど
会話が出来る様になっていくはずですし、

ネットの記事や本を理解するだけ
みんな会話上手になっていますよね。

 

でも絶対そんなことはないですよね。

その上達しない理由というのが、
“アウトプットをしないから”です。

 

というわけで、まずは、

言葉を理解する能力話す能力
だということと、

話す能力を伸ばす為には必ず
アウトプット学習が必要だということを

強く認識していただければと思います。

 

では、これを踏まえて、

どうすれば最も早く効率的に
会話力がUPするかをお伝えしていきます。

 
 

引き出しの“レベル”について

 

まず最初にお伝えしたいのが、

“コンピテンスの4つの段階”

という理論についてです。

 

これは、

人がスキルを習得する際の学習レベルを、
4段階に分けたものとなります。

 

レベル1.【無意識的無能】
=知らないから、できない状態

レベル2.【意識的無能】
=知っていても、できない状態

レベル3.【意識的有能】
=考えると、できる状態

レベル4.【無意識的有能】
=考えなくても、できる状態

 

これはどんなスキルにも当てはまります。

例えば、お箸を使うこともそうですし、
車を運転することも
英語を話すことも、当てはまります。

 

最初は全然出来ないのに、

アウトプットを重ねていくと、
いずれ無意識で出来ますよね。

 

これをもっと細かく見てみると、

「おはよう」と言うことや、
「お世話になっております」と言うこと、
「食べる前から美味いよね」と言うこと、

これらも当てはまってきます。

 

そう考えると、あなたが今現在
話すことができる言葉というのは、

レベル3とレベル4を
組み合わせたものとなっているはずです。

 

つまり、

レベル3.意識すれば使える引き出し
レベル4.無意識で使える引き出し

この2つの組み合わせという事です。

 

そして次が大事なのですが、

レベル3をやろうとすると
脳のパワーを大量に消費するので、

他のことが全然できなくなります。

 

でも、レベル4だと
脳のパワーをほとんど消費しないので、

他のことを何個も同時にこなすこと

ができます。

 

以上のことから、

レベル4の引き出しが少ないほど
会話には苦労しますし、

多ければ多いほど、どんな場面でも
会話に困ることがなくなってきます。

 

そしてもう一つ大事な事があって、

それは、インプットだけでは
レベル4にたどり着けないという事です。

 

ではレベル4になるには
どうすればいいかというと、

レベル3の状態からアウトプット
何度も重ねる、という事になります。

 

というわけで、アウトプットをしないと
話す力は絶対に伸びない、

という事がおわかりいただけたのでは
ないかなと思います。

 

では、次に進みます。

 
 

効率的なアウトプット方法

 

一言でアウトプットといっても
いろいろな方法があります。

 

例えば会話であれば、

・文字に起こす
・声に出して練習する
・思い出す
・覚えたスキルで誰かと話す
・何も見ずにシミュレーションをする

などです。

 

また、これらのアウトプットは、

記憶のアウトプット
運動能力のアウトプット

の2つに分けられますが、
対人での実践トレーニングの様に、

両方同時に行うものもあります。

 

また、記憶のアウトプットをすると
バーバルコミュニケーションが鍛えられ、

運動能力のアウトプットをすると
ノンバーバルが鍛えられます。

 

そして、効率的な
記憶のアウトプット方法としては、

対人やシミュレーションよりも、

Qを見てAを思い出す事を短いスパンで
何度も何度も繰り返す方が、

圧倒的に短時間で多くの事
レベル4まで習得することができます。

 

一方、運動能力のアウトプットでは、
例えば笑顔やリアクションの練習を
1~2回やってみるレベルではなく、

スポーツの基礎トレーニングの様に
日々繰り返すことで、

体が覚えていく、つまり、
レベル4の習得が出来ていきます。

 

以上のことから、
最も効率よく会話力を高める方法は、

“フレーズの暗記学習”

であると、僕は結論づけています。

 

例えば、

Q.「美味しそう~!」

に対し、

A.「美味しそうだよね~!もう食べる前から美味いよね!(笑)」

という言葉の思い出し暗記をしながら、

 

そのフレーズを実際に声に出し
滑舌良く笑顔で言えるまで練習する、

という学習方法となります。

 

この様なQAを何個も用意して、

レベル4に到達するまで、日々、
しつこいくらい反復をするんです。

 

実際に昔、僕自身が
これをひたすらやったことにより、

たった3ヶ月で別人の様に
会話が出来るようになりました。

 

引き出しを増やしたことで言葉が
すぐに浮かぶようになっただけでなく、

表情や笑い方、話し方などが
改善されていくのを自分でも感じ、

それが自信にもつながっていきました。

 

ですので、あなたも同じ様に、

覚えたいフレーズをすべて
Q&A形式でまとめて、

ひたすらアウトプットするということを
やってみてください。

 

これで必ず会話力はUPします。

 
 

フレーズを覚えても意味がない?

 

ただ、言語面に関しては、
もしかしたらあなたは、

「会話は臨機応変に対応するものだから
フレーズを覚えても意味がない」

という意見をどこかで聞いたことが
あるかもしれませんね。

 

これについての真相は、
フレーズを覚える目的次第となります。

 

具体的には、

“実際の会話でそのまま使うために
フレーズを覚える”

というのが主な目的であれば、
臨機応変に対応できないので失敗します。

 

今回僕がお伝えしているのは、

“レベル4の引き出しを増やす

という事であり、
そのまま使うことが目的ではありません。

 

1つでも多くの引き出しを増やし
的確な言葉を出しやすくすることで、

会話のハードルを下げたり、
どんな場面にも対応できる応用力を養う

というのが目的となります。

 
 

会話の悩みは精神的なもの?

 

また、例えば、

酔ったら調子よく話せる人も
いることからわかるように、

精神的な要素が会話を妨げている
という考えもあるかと思います。

 

これは僕も正しいと思います。

 

ですが、例えば、

「(周りの目を気にするな)」
「(人間は自意識過剰にできている)」

などの考えを自分に植え付けて
会話の悩みをなくそうとするのは、

 

いくらかの効果は否定できないものの、

それは高度なマインドコントロールを
することと一緒であり、

理想論的な側面が強く
ほぼ上手くいかないかと思います。

 

何故なら、そもそも
多くの人の会話コンプレックスが

“レベル4の引き出しの不足
“自身のノンバーバル力に対する不満足

から起因するものなので、

これを改善しない限り、その弊害
常に自分の精神を圧迫するからです。

 

それに対し、フレーズ学習を重ねて
原因が取り除かれた場合は、

必ず同時に自信が生まれてくるので、

それにより精神的な不安も払拭され
根本的な解決へとつながっていきます。

 
 

“思い出す”事の更なるメリット

 

さて、
フレーズをQ&Aにするメリットは、

フレーズを思い出し学習するメリットは、
実はもう一つあります。

 

それについて、脳科学者の
茂木健一郎さんの言葉を引用します。

 

“脳が思い出そうとしている時に
使う回路は、脳が新しいものを
創造する時に使う回路と共通しており、

思い出す回路を強化することにより、
クリエイティブになれる。”

 

実際僕は、昔から一人で
ゲームばかりやっていたので
全然言語力がなかったのですが、

フレーズ学習を毎日2時間、
2ヶ月ほど継続した頃から、

引き出し以外の言葉アドリブ
出てくるようになりました。

 

そのときは予想以上の効果だったので
びっくりしたのですが、

その理由の一つが、

ひたすら思い出した事でクリエイティブな
回路が鍛えられたから
であることは、

間違いないと思っているところです。

 

余談ですが、子供を教育するときも
インプットで教えるばかりではなく、

「これは何だっけ?」
「どうすればいいと思う?」

とアウトプットをたくさんさせる事が
大事だなと思いました^^;

 
 

会話力をUPする方法まとめ

 

というわけで、もしあなたが
会話力を高めたいのであれば、

“Q&Aを作って無意識的有能に
なるまでアウトプットを繰り返す”

これをやってみてくださいね、
というのが本日のまとめとなります。

 

ちなみに、

“会話力を高めるには努力が必要

と言うと、どんな人だって
もっと楽な方法を探しちゃいますよね。

 

だから、業界的に見ると、

“会話力は簡単に身につく”

と言う発信者がほとんどだと思います。

 

ただ、僕自身、昔は
全然会話が出来なかったので、

同じ様な悩みを持っている人に

「(なるべく結果を出してほしい)」

という思いを人一倍強く持っています。

 

だから、知識欲を満たすだけではなく、

行動に落とし込む方法も含め、
正直にお伝えするようにしています。

 

今回お伝えした学習方法は、

実際に僕が3ヶ月くらいで
たくさんの女性を口説けるようになった
方法でもありますので、

是非、取り組んでみてくださいね。

 

尚、フレーズに関しては
メルマガでたくさん提供していますので、

そちらを参考に、あなたなりの
QAを作成していただければと思います。