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大人の男性向けコミュニケーション講座

【第53回目】は、

『会話をスタートし、続けられる
ようになるための集中講座・その5』

をお伝えいたします。

 
 

パターンの復習

 

では早速、アウトプットをしましょう!

 

1.既成事実共感または自己開示布石
2.感情共感
3.相手主体への移行
4.映像化からの質問
5.ポジティブコメント
6.過去や未来の事を聞く
7.なぜなら・要するに・本当は
8.褒める

 

過去のキーワードは…、

・きっかけ
・昔から
・二十歳の頃
・どれくらいの間

 

未来のキーワードは…、

・もし、仮に
・いつまで
・将来は
・出来れば~したい

 
 

本日の会話例

 

前回の続きとなります。

派遣の新人の子を食事に誘って、
ちょっと恋愛話をしたところでしたね!

 

では、前回飛ばした、

『う』…兄弟

を話題にする前提で、
新たにパターンを展開してみましょう。

 

1.既成事実共感または自己開示布石

 

例えば自己開示布石なら、

男「ちなみに僕末っ子なんで、お腹いっぱい食べたくなっちゃうんですよね(笑)」

という感じで切り出せばよいのですが、

 

今回は練習として、

既成事実共感から始めるパターンを
考えてみてください。

 

(前回の続き)

男「あ~なるほど。でもいいですよね、それは。女性らしくて(笑)」

女「いやいやいや(笑)」

男「・・・」

女「・・・」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「ていうか(上司の)後田さんってすごいしっかりしてません?」

女「あ~、してますね~!」

男「してますよね~。頼りになるっていうか、お兄さんタイプっていうか(笑)」

女「あ、そうですよね~!私が入ったときも~、」

(中略)

男「そうだったんだね~!」
 

こんな場合、よく使える方法の一つが、

“共通の知人を布石にする”

というものになります。他の例では、

 

男「(同じ部署の)右田君ってちょっとやんちゃっていうか、弟タイプですよね(笑)」

という感じで言うと布石になります。

 
 

2.感情共感

 

女「あ、そうですよね~!私が入ったときも~、」

(中略)

男「そうだったんだね~!」

女「はい~^^」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「やっぱり上司がいい人だと働きやすくていいですよね!」

女「ほんとそうですよね~!」

男「・・・」

女「・・・」

 

ちなみに、ここの会話例では女性の
発言はすごく少ないのですが、実際は、

共感やノンバーバル、あるいは
傾聴などの基礎が出来てくればくるほど、

どんどん話してきてくれますので
まずはそこを目指していきましょう!

 
 

3.相手主体への移行

 

女「ほんとそうですよね~!」

男「・・・」

女「・・・」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「ちなみに横田さんは何だろう・・・、」

女「ん?」

男「末っ子?」

女「え~何で~(笑)」

男「えっとね~、愛想がいいから?(笑)」

女「え~(笑)でも末っ子じゃないです(笑)」

男「あ~、ハズレたか~(笑)」

女「はい(笑)」

男「じゃあ次は絶対当てますからね(笑)」

女「はい(笑)」

男「えっとえねぇ・・・、妹が一人!」

女「違いま・・・」

男「ギブアップ!」

女「あははは(笑)早い(笑)」

男「参りました(笑)」

女「答えは真ん中で次女です!」

 

尚、

男「愛想がいいから」

というのはリスクになる場合もあるので、
ニヤニヤせずに当然の様に言いましょう。

 

また、

男「ハズレたか~」

というのは、ゲーム性を持たせる
発言になっているのですが、

 

『当てるね』『当ててみ』『ハズれた』
『ヒントちょうだい』『何だと思う?』

などの言葉を使っていくと、

ゲーム性を作って
簡単に話を盛り上げることができます。

 
 

4.映像化からの質問

 

男「参りました(笑)」

女「答えは真ん中で次女です!」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「あ、そうだったんだ!」

女「はい(笑)」

男「うわ~、悔しいわ~!」

女「ふふふ(笑)」

男「じゃあハズれたから、罰ゲームでこの唐揚げは僕が食べますね(笑)」

女「え?それ違くないですか!?(笑)」

(中略)

男「で、下が弟なんだ。へぇ~。え、真ん中ってことは、やっぱり自由に育てられた感じですか?」

女「そうですね!多分放置されてる事が多かったと思います(笑)」

 

男「次女だったんだ!」

と大きく反応したり、

男「うわ~、悔しいわ~!」

と感情を出したりする事で、
場のテンションが上っていきますが、

 

敬語をやめるのが苦手な方は、

この様なグッとテンションが上がる
タイミングで口語にする事で、

自然と敬語を減らしていく事ができます。

 

また、

男「罰ゲームでこの唐揚げは僕が食べますね(笑)」

は全然面白くないのですが、当事者
同士ならこれで十分盛り上がりますし、

 

こういう発言に対する相手の反応で、
自分との距離を測ることができたり、

一応罰ゲームの布石を置いておく
という目的もあったりします。

 
 

5.ポジティブコメント

 

男「やっぱり自由に育てられた感じですか?」

女「そうですね!多分放置されてる事が多かったと思います(笑)」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「そうなんだ~!ちなみに次女ってお姉さんの真似をして育つから、何でも自分でテキパキ出来るようになるって言いますよね!」

女「あ、そういう風に言いますよね!でも全然私当てはまってないです(笑)」

男「あ、そうなんですか(笑)じゃあ、」

女「はい」

男「横田さんの特徴を、3つ教えて(笑)俺もあとで教えるから(笑)」

女「え~!(笑)えっと、・・・おっちょこちょい、めんどくさがり屋、寂しがり屋(笑)」

 
 
血液型や兄弟の話題は、それを聞いた
だけで終わらせては意味がないので、

この様に性格の話に持っていきますが、

こんな感じで自己開示を促せると
より親近感を得られると思います。

 
 

6.過去や未来の事を聞く

 

女「え~!(笑)えっと、・・・おっちょこちょい、めんどくさがり屋、寂しがり屋(笑)」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「うわ~、来た!寂しがり屋!」

女「はい(笑)」

男「甘えん坊だ(笑)」

女「はい(笑)」

男「えぇ~!もしかして、酔っ払ったらネコになります?」

女「別にそっ・・」

男「OK、いいですよ、僕犬よりネコの方が好きなんで(笑)」

女「いやいやいや(笑)」

男「じゃあ将来は歳上でネコ好きの男じゃないと結婚できないんだ?(笑)」

女「あはは(笑)そういう人がいればいいですよね(笑)」

 

会話に余裕が出てきたら、

“相手の表情を観察して気持ちを察する”

という事に意識を使っていきますが、

 

もし好感度が高いようでしたら、
この様にグイグイ行ってもいいですが、

そうでもなければもう少し
ジワジワいく感じになります。

 
 

7.なぜなら・要するに・本当は

 

女「あはは(笑)そういう人がいればいいですよね(笑)」

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「あ、っていう事は、結婚にご興味がある感じですか?」

女「ご興味(笑)そうですね、30までに子供が欲しいです」

男「そうなんだ~。結婚して子供持てたら幸せですもんね~!」

女「はい^^」

 

ここでも映像化をしっかりすることで、

例えば子供の人数や性別、育児の事、
望む生活感から家族旅行のことなどなど、

幅広く会話を広げる事ができます。

 
 

8.褒める

 

男「そうなんだ~。結婚して子供持てたら幸せですもんね~!」

女「はい^^」

(中略)

男「(      ?      )」

 

 

答えの例:

男「いや~、でもほんとにあれですよね~」

女「ん?」

男「ほんと可愛い服だよね(笑)」

女「えっ、何~いきなり~!(笑)」

 

相手が受け入れられるレベルの褒めを
突拍子もなく言うことで、

笑いや感情の高ぶりを起こせるので、
ちょっと紹介してみました。

このとき、顔などの見た目を褒めると
笑いにならないのでご注意ください。

 

尚、繰り返しますが、

会話の骨組みの習得と、
フレーズ(語彙・引き出し)の習得は、

学習は別々となります。

 

なので、覚えたいフレーズがあったら、

別途すべてQAにして、
英単語帳の様に覚えていきましょう。

 

例えば

Q.兄弟の既成事実共感布石

A.後田さんってすごい頼りになりますよね。お兄さんタイプっていうか!

 

という感じで大量にQAを作り、

毎日毎日【思い出す】という
アウトプットを泥臭くやればOKです。

 

~会話例文全文まとめ~

 

では最後に、
会話を全部通して見てみましょう。

実際は女性ももっと喋りますので、
その点はご了承をお願いします^^;

 

男「あ~なるほど。でもいいですよね、それは。女性らしくて(笑)」

女「いやいやいや(笑)」

男「・・・」

女「・・・」

男「ていうか(上司の)後田さんってすごいしっかりしてません?」

女「あ~、してますね~!」

男「してますよね~。頼りになるっていうか、お兄さんタイプっていうか(笑)」

女「あ、そうですよね~!私が入ったときも~、」

(中略)

男「そうだったんだね~!」

女「はい~^^」

男「やっぱり上司がいい人だと働きやすくていいですよね!」

女「ほんとそうですよね~!」

男「・・・」

女「・・・」

男「ちなみに横田さんは何だろう・・・、」

女「ん?」

男「末っ子?」

女「え~何で~(笑)」

男「えっとね~、愛想がいいから?(笑)」

女「え~(笑)でも末っ子じゃないです(笑)」

男「あ~、ハズレたか~(笑)」

女「はい(笑)」

男「じゃあ次は絶対当てますからね(笑)」

女「はい(笑)」

男「えっとえねぇ・・・、妹が一人!」

女「違いま・・・」

男「ギブアップ!」

女「あははは(笑)早い(笑)」

男「参りました(笑)」

女「答えは真ん中で次女です!」

男「あ、そうだったんだ!」

女「はい(笑)」

男「うわ~、悔しいわ~!」

女「ふふふ(笑)」

男「じゃあハズれたから、罰ゲームでこの唐揚げは僕が食べますね(笑)」

女「え?それ違くないですか!?(笑)」

(中略)

男「で、下が弟なんだ。へぇ~。え、真ん中ってことは、やっぱり自由に育てられた感じですか?」

女「そうですね!多分放置されてる事が多かったと思います(笑)」

男「そうなんだ~!ちなみに次女ってお姉さんの真似をして育つから、何でも自分でテキパキ出来るようになるって言いますよね!」

女「あ、そういう風に言いますよね!でも全然私当てはまってないです(笑)」

男「あ、そうなんですか(笑)じゃあ、」

女「はい」

男「横田さんの特徴を、3つ教えて(笑)俺もあとで教えるから(笑)」

女「え~!(笑)えっと、・・・おっちょこちょい、めんどくさがり屋、寂しがり屋(笑)」

男「うわ~、来た!寂しがり屋!」

女「はい(笑)」

男「甘えん坊だ(笑)」

女「はい(笑)」

男「えぇ~!もしかして、酔っ払ったらネコになります?」

女「別にそっ・・」

男「OK、いいですよ、僕犬よりネコの方が好きなんで(笑)」

女「いやいやいや(笑)」

男「じゃあ将来は歳上でネコ好きの男じゃないと結婚できないんだ?(笑)」

女「あはは(笑)そういう人がいればいいですよね(笑)」

男「あ、っていう事は、結婚にご興味がある感じですか?」

女「ご興味(笑)そうですね、30までに子供が欲しいです」

男「そうなんだ~。結婚して子供持てたら幸せですもんね~!」

女「はい^^」

男「いや~、でもほんとにあれですよね~」

女「ん?」

男「ほんと可愛い服だよね(笑)」

女「えっ、何~いきなり~!(笑)」

 

では、今回は以上となります。