今回は、
“返答や自己開示の直後に
ちょっとボケた情報を与える”
というのをやってみたいと思います。
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは4分54秒です。
概要
例えば、
女「家では何飲むんですか?」
男「だいたい芋焼酎の水割りですね」
女「そうなんですね~」
男「はい~」
女「・・・」
と、ここでこのまま終わると
寂しい感じになっちゃうので、
次のようにする感じです。
■ちょっとボケた情報を与える
男「だいたい芋焼酎の水割りですね」
女「そうなんですね~」
男「はい。コップに入れて、よく飲んでます(笑)」
女「あ、そ、そうなんですね(笑)」
この様に、
女「(ん?笑)」
となるような軽いボケを、
自己開示に付け加える感じです。
コツとしては、
男「コップに入れて」
などのどうでもよい部分を、相手の
目を見てちゃんと伝える感じです。
その一方で注意点は、
(このネタでウケを狙おう)
というつもりでは言わない感じです。
そうしないと、余裕のない雰囲気に
なるなどのリスクが出てきます。
なので具体的には、
男「はい。コップに入れて、よく飲んでます(笑)」
女「あ、そ、そうなんですね(笑)」
男「・・・普通でしたね(笑)」
女「はい(笑)」
男「A子さんも家で飲んだりします?」
みたいに流すだけでOKです。
ノンバーバルがしっかりできれば
リスクが全然ないので、
相手が初対面でも目上の人でも、
堅苦しい雰囲気を崩せるという
メリットがあると思います。
では今回はお題形式でいきますので、
ちょっとだけ脳を動かしてから
答えを見る感じで進めていきましょう。
尚、大喜利では全くないので、
雑談の例として閲覧をお願いします。
お題1.ヒートテック
女「寒くないんですか?」
男「あ、大丈夫です。ヒートテック着てるんで」
女「そうなんですね」
男「( ? )」
■答えの例
男「あ、大丈夫です。ヒートテック着てるんで」
女「そうなんですね」
男「はい。黒いヒートテック着てるんですよ」
女「ヒートテックって黒ですよね(笑)」
男「確かに(笑)ヒートテック着てないんですか?」
女「あ~今日は。すごい寒くなったら着ますね」
男「真冬は着ないとやばいですよね。・・・黒ですか?」
女「はい(笑)」
これは以前紹介しましたね。
応用例としては
『寝るときはいっつもマスクしてます。白いマスクしてるんですよ』
とか、
『ヒートテック着てるんで。
Yシャツの下に着てるんですよ』
などと言えそうですね。
『上半身』とか、『ピチピチの』
のような単語も使えると思います。
お題2.ダイエット
昼食が控えめのときに、
上「そんだけでいいの?」
男「はい、今ダイエット中なんですよ。( ? )」
■答えの例
上「そんだけでいいの?」
男「はい、今ダイエット中なんですよ。ダイエットに成功したら体重が減るんで、ちょっと頑張ってます!」
例えばこの場合は
『痩せたいので頑張ってます』
みたいな返答と比べると
違いがわかると思います。
大喜利の答えとしては通用しませんが、
“雑談ではちょっと空気が変わる”
という部分を
ご参考いただきたく思います。
お題3.そうめん
そうめんの話で意気投合したとして、
男「そうめん美味いですよね(笑)」
女「美味しいですよね(笑)」
男「( ? )」
■答えの例
『鍋で茹でて食べると、ほんと美味しいですよね』
ボケていないのが伝わるように言うのが
ノンバのコツになるかなと思います。
応用例としては、
『冬は鍋ですよね。野菜とかに火を通して食べると美味しいですよね』
『(ハンバーグを)フライパンで焼くと美味しいですよね』
など色々あると思います。
お題4.ボウリング
男「たまに朝ボウリングとか行ってます」
女「あ、そうなんですね!」
男「はい。( ? )」
■答えの例
女「あ、そうなんですね!」
男「はい。右手で投げてるんですよ」
女「あっ…、右手で」
男「そうなんですよ(笑)右利きですか?」
女「あ、そうですね(笑)」
このように、
ネタ自体はしょぼくても、
ウケを狙わずに流す感じに
して相手主体に繋げることで、
会話をリードしている感じに
できると思います。
お題5.駅から家まで徒歩1分
上「え、徒歩1分のとこ住んでるの!?」
男「そうなんですよね!( ? )」
■答えの例
『早歩きすると、もう少し早くなるんですよ!』
これも当たり前系のボケですね。
それを自己開示に追加した形です。
また、当たり前系なので、
『当たり前でしたね(笑)』
という自己ツッコミが使えます。
というわけで他にもたくさん
あるのですが、
あとは概要欄にザーッと
書いておきますので、
よかったら見てみて下さい。
ちなみに、特に文字だけを見たときは、
人によって思い浮かべる映像と
その膨らませ方が全く違うので、
面白く感じる部分も人によって様々です。
なので、もしあなたが
会話力を高めたいのであれば、
“この発言そのものが面白いか?”
という見方ではなく、
(これをうまく応用できないか?)
(自分がもっと面白くできないか?)
みたいに、一つの素材として
ご参考いただければと思います。
では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!