今回は、

“褒められたときに褒め返す”

という方法のメリットと、
会話例を紹介していきます。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは7分34秒です。 
 

 

概要

 

まず、口説きたい女性や
仲良くしたい友達がいる場合、

“褒めのバランス”

というのが大事になってきます。

 

どいう事かというと、

“一方が一方を褒めすぎている状態は
良い関係を作る上で好ましくない”

という感じです。

 

例えば、男性が女性を
必要以上に褒めてしまうと、

下心があると捉えられたり、
媚っぽくなっちゃったりしますよね。

こちらは分かりやすいと思います。

 

じゃあもう一方の、

自分だけがたくさん褒められている
状態についてですが、

褒める方の心境を考えてみましょう。

 

これは金銭が絡んでいるなどの
状況とかでなければ、

“あなたとちゃんと良好な関係を
 作りたい(保ちたい)”

という感じになりますよね。

 

これをもう少し掘り下げると、

“褒めることが良好な関係を作る
 手段である事を知っている”

ということになります。

 

そして更に掘り下げると、

“褒めるという行為を肯定しているので
 自分も褒められるのは好きだし、
 心の中では相手にそれを求めている”

という感じになっているのが
おそらく一般的な心理状態です。

 

ちょっとわかりにくいかも
しれないですけど、

例えばあなたが会話の学習をして
共感や傾聴というのを知り、

その意識が強まってきたとします。

 

すると、

もしすぐに否定する人や話を流す人を
目撃したら、そのNGっぷりが、

以前よりも目につくように
なったのではないでしょうか?

 

あるいは、

仮に出会い系で知り合った女性が
即否定でもしてこようものなら、

ちょっと脈ナシになっちゃうってことも
あるんじゃないかなと思います。

 

つまり、一般的には、

自分が気をつけていたり
がんばったり肯定している事は、

“相手にも同じレベルを求めてしまう”

というのが人の心理にはあります。

 

そして異性間においては、

女性は男性と違い性欲と好意好感が
直結していないので、

初期からこの影響を受けやすいですが、

 

女性の見た目が特に好みじゃなかったり、

しばらく付き合うなどで男性の性欲が
落ち着き相手の人間性を直視し始めると、

同じ様に影響が出てくる感じです。

 

そんな背景があるわけですが、
とりあえず、

自分を褒めたり認めてくれる人を
ずっと褒めたり認めないでいると、

どこかで相手の気持ちも
冷めていく、という感じになるため、

 

基礎である

・テンション合わせ
・感情のシンクロ

と同じ様に、

 

褒めも、

“褒め度合いのシンクロ”

みたいなのが出来ている状態が
基本的には好ましい感じです。

 

そして、これをうまく
実現してくれるのが、

“褒められたときに褒め返す”

という方法になります。

 

一番単純な例で言えば、

女「髪型かっこいいね!」

男「ほんと?ありがとう!」

女「^^」

男「A子ちゃんも髪かわいいよ^^」

という感じで全然いいのですが、

 

女性が先に褒めてるからこそ、
男性の褒めが、

・下心っぽくならなくてすむ
・媚っぽくならなくてすむ
・相手の承認欲求もちゃんと満たす

みたいに正しく効果を発揮する感じです。

 

会話の全体像としては、

1.褒めすぎないように
  気をつけながら普通に会話をする
2.たまにジャブで褒めたりする
3.相手が褒めてきたら
  褒め返すチャンス!

という感じになります。

 

また、ジャブで褒めても相手が全然
返してこない場合、
気を使って下手に出るくらいなら、

“腹減ったわ~”

くらいの雑な接し方に切り替えた方が
可能性があるかもしれません。

 

というわけで、これで、

“褒め度合いのシンクロ”

がうまくキープできそうですよね!

ちなみに余談ですが、

“質問されたら質問を返しましょう”

というのも、ここまでの理屈に
すっぽりと当てはまると思います。

 

また、例外としては、

女性の構ってちゃん要素が
ちょっと高めだったり、

男性の格がすごく高くて女性がうっとり
している場合は褒め倒して大丈夫なのと、

 

先のヒエラルキーの例は、

あくまで異性を見るときの
傾向の話なので、

例えば付き合ったら超ダメ男だった、
などは除くのでご了承ください。

 

では、以上を踏まえて
会話例を見ていきましょう!

 
 

会話例1.初対面の相手と

 

女「お兄さん何型なんですか?」

男「僕は今A型ですね」

女「今?(笑)」

男「ちょっとおかしかったか(笑)」

女「あ、でも、すごい気が利くっていうか、A型って感じかも」

男「ほんとですか?配慮が行き届いてる?」

女「行き届いてます(笑)」

男「あ~嬉しいですね。褒め上手ですね」

女「いやいやいや(笑)」

男「でもお姉さんもすごい気が利くタイプな感じですよね」

女「え~どうだろう~」

男「褒め上手だし、雰囲気もいいし」

女「いやそんな、全然そんなことないです」

男「・・・だめ。ある(笑)」

女「え~(笑)」

男「・・・一緒?A型?」

 

『気が利く』と、

社交辞令的に褒められたのかもしれま
せんが、それで得られる免罪符としては、

これくらいのレベルまで
行けるんじゃないかなと思います。

 

ちなみに、

褒めたときは自分の意見を貫き通すのが
軽く鉄則みたいなところがあるので、

男「・・・だめ。ある(笑)」

と強引に行っちゃっていいと思います。

 
 

会話例2.見た目などを褒められた

 

女「○○さんって肌すごい綺麗ですね!」

男「・・・嬉しい(笑)」

女「あはは(笑)」

男「でも横田さんもツルツルでぷるんとしてて」

女「いやいや(笑)」

男「いい感じ(笑)」

 

もし自分が褒められていなくて、

つるつるでぷるんとしてる等と
単発で言ってしまうと、

ちょっとリスクになりそうな
褒め方ですよね。

 

ちなみに、肌を褒めるとちょっと
不自然かな~という相手だったら、

『横田さんみたいな美人に言われると嬉しいですね(笑)』

くらいは大丈夫かなと思います。

 

他にも例えば、

『でも横田さんも色気があって
 火傷しそうな感じですよね(笑)』

など、ちょっと攻めの返しの
ストックがあればいいかなと思います。

 
 

会話例3.上司に仕事を褒められた

 

上「○○君仕事がんばってるよね~」

男「いえ~そんな、恐縮です」

上「ほんと助かってるよ」

男「あ、よかったです。と言うのも」

上「うん」

男「上司が尊敬できる人なんで、期待に応えたいな~!って思ってたんで(笑)」

上「ははは!ほんとかよ(笑)」

男「あっ。疑惑の眼差しを向けてますね?(笑)」

上「向けてる向けてる(笑)」

 

上司に褒められたときは他にも、

『後田さんの背中を見て育ちましたから』
『全部後田さんに学びましたから』
『接客の神様に褒められて嬉しいです』

などテンプレ的に使えるのがあるので
スッと出てくるといいと思います。

 
 

会話例4.可愛い扱いをされたとき

 

女「○○くんって可愛い系だよね(笑)」

男「あ。ちょっと照れくさい」

女「あはは(笑)」

男「可愛いとか言われたの赤ちゃんのとき以来かも(笑)」

女「そんな事ないでしょ」

男「いや、赤ちゃんのときも言われなかったかも・・・」

女「あはは、それはない(笑)」

男「A子ちゃんも可愛いか可愛くないかで言ったら、(一瞬首をかしげて)すごい可愛いと思う!」

女「ちょっと待って!今何か首をかしげたよね!?」

男「あ、今のは首の運動(笑)」

 

可愛いと言ってくれる女性には
甘えてもいいと思いますが、

デレデレッっとなってしまうと
夜のイメージに結びつかなくなるので、

格を保つことは
忘れないようにしましょう。

 
 

会話例5.本当に褒め上手な人

 

女「だから、○○くんが会社に来てくれて、みんな助かってるっていうか」

男「うわ~、すげ~嬉しい」

女「(笑)」

男「A子ちゃんって褒めるの上手っていうか」

女「いやいや」

男「ほんと人を嬉しい気持ちにさせてくれるよね!」

女「え~そう?(笑)」

男「うん。ちょっと嬉しい気持ちにしてくれたお礼がしたい」

女「何かくれるの?(笑)」

男「・・・一万円札って好き?」

女「(笑)まぁ嫌いな人はいないよね(笑)」

男「そうだよね。デザインとかすげ~いいもんね(笑)」

女「そこ?(笑)」

男「じゃあ一万円札使って…何かする?」

 

というわけで、
褒めすぎ注意だけではなく、

“褒めてくれたことに対する
お礼の気持ちと、

褒め返す事による
承認欲求のギブ&テイク”

 

みたいな部分も意識しながら、

“褒め度合いのシンクロ”

をキープするようにしてみてください。

 

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!