レッスン21:いじりへの返し方

例えば会社の飲み会とかで、

「納豆嫌いなんだ。じゃあ納豆オムレツ頼もう 笑」

とからかわれたとしたら、
どの様に返せばいいでしょうか?

 

返し方がわからないと、
例えば

「いやいやいや(笑)」

だけで終わってしまったり
しちゃいますよね。

 

なのでこういう場合は、

「そうだね、美味しそうだもんね!」

と一度乗っかってから、

 

「…いらないから!笑」

と我に返って本心を言う
みたいなのが一番簡単です。

 

ちょっと会話例で
再現してみます。

「嫌いなものある?」
「あ~俺納豆がダメなんだよね~」
「納豆嫌いなんだ。じゃあ納豆オムレツ頼もう 笑」
「あ~そうだね。美味しそうだもんねこれ」
「ほんと?(笑)」
「いらないから!・・・ね?」
「あはは(笑)」

 

この様に、冗談を言われたときは、

“一度乗っかる”

という事をやると、
安定して切り返すことができます。

 

加えて、冗談を言った方も、

(私の冗談に乗ってくれて嬉しい)

という気持ちになるので
楽しい空気が作られていきます。

 

他にも例としては、例えば飲み会で
自分の飲み物だけまだこないときに、

「じゃあそろそろ乾杯しよっか 笑」

といじられたら、

 

「そうだね、喉乾いたしね~」

と、笑顔で同調してから、

「いじわるだよね!笑」

などとつっこむ感じです。

レッスン22:好きかどうかを聞いて広げる

例えばあなたが、昼食にマックを買って
一人で食べていたときに、

「今日マックなんですね」

と声をかけられたとします。

 

こんなときに、いつも、

「あ、はい 笑」
「笑」
「・・・」

としか言えないと辛いですよね。

 

そこで今回オススメしたいのが、

“好きかどうかを聞く”

という会話の広げ方です。

 

具体的には、

「今日マックなんですね」
「あ、はい(笑)もう食べたいなって思って」

と二言で答えたりしてから、

 

「そうなんですね(笑)」
「はい。A子さんマック好きですか?」

と質問するだけです。

 

この、「好き」という言葉には、

ポジティブな感情が
含まれるので、

会話が明るい雰囲気
なりやすいのがポイントです。

レッスン23:自分の言葉がないとダメ

傾聴を意識して、
相手の話をちゃんと聞いていても、

“なんだかその場の
テンションが下がっていく…”

みたいな経験はないでしょうか?

 

例えば職場とかで、

「最近肩が凝っちゃってて😅」
「あ、そうなんだ。つらいですね😅」

と、がんばって
共感で返答をしたとします。

 

そしてこのあとですが、

「仕事のしすぎですか?」
「ん~、仕事もあるし~、ずっとスマホ見てるからかもしれないです😅」
「あ~なるほど。スマホずっと見てるとそうですよね」
「そうですよね~。やめればいいだけなんですけどね(笑)」
「あ、たしかに。スマホやめると良さそうですよね(笑)」
「そうですね~。やめられるといいんですけどね~」
「そうですね、やめられるといいですよね」
「はい~」
「・・・。」
「・・・。」

 

と、がんばって二言で返しながら
しっかり聞いていたとしても、

「・・・。」

となってしまいました。

 

これは何が足りなかったのかというと、

“自分発信の言葉”

です。これが全くないと、
お互い話しがいがなくなって、

空気がだんだんしぼんでいってしまいます。

 

なので改善例としては、

「ずっとスマホ見てるからかもしれないです😅」
「なるほど~。肩凝ると何やるのも億劫になっちゃいますよね~」
「そうそうそう!」
「夜とか寝にくくないですか?」
「あ~、夜ちょっと寝にくいですね」
「そうですよね、体の置き場がない感じですよね😅」

みたいな感じで、

 

“自分の言葉”

を出せるように
がんばっていきましょう!

レッスン24:共感と賛同を混同しない

共感が大事だとは
よく言われていますが、

“共感と賛同”

を混同してしまったりは
していないでしょうか?

 

例えば、あなたが松屋より
吉野家が好きだとします。

でも女性が、

「絶対松屋が一番だよね!」

と言ったらどうしましょうか?

 

こんなときに、

「そうだよね、やっぱ松屋が一番美味しいよね(笑)」

と、ただ相手に同調するのが賛同です。

 

これをいつもいつも
やっていて癖づいてしまうと、

自分の意見がない人みたいに
なっちゃいますし、

何よりもご自身が疲れてしまいますよね。

 

では共感はどういうのかというと、

「あ、松屋の方がいいんだ!」
「うん、絶対松屋~」
「へ~!俺はね、吉野家派なんだけど、松屋はどのへんがいいの?」
「やっぱ味噌汁がついてるから?(笑)」
「あ~、確かに!味噌汁は大事だよね(笑)」
「そうそうそう(笑)」

という感じです。

 

つまり、賛同は
単なる同意なのに対して、

共感は、

“わかってあげる”

という感じとなります。

 

そして、これをうまくやるためには、

「どうしてそう思うの?」

といった質問をすることで、

相手の考えを聞く方向に
話を進めればOKです。

レッスン25:3大NG(否定・結論・アドバイス)

男性と女性では
会話に求めるものが違う、

というのは
よく言われていますよね。

 

もちろんそんな二元論で
片付くような話ではないのですが、

一つ言えることは、

 

男女関係なく誰もが、

共感をしてもらえると
普通は嬉しいにも関わらず、

そういう会話ができない人が
男性に多く見られる、ということです。

 

具体的には、思考がすぐに、

“否定・結論・アドバイス”

の方向に働いてしまう感じです。

 

会話例としては、例えば、

「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「え~やめなよ。腹壊すよ」

と、話を聞く前に即否定したり、

 

「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「あ~、辛さは幸福ホルモンを出すからね。うん。」

と、相手の感情そっちのけで、
理論的に結論を出そうとしてしまったり、

 

「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「あ。あれがいいよ。きゅうりと、鳥の胸肉に~、」

と、相手が話したいことを無視して
アドバイスばかりしてしまう感じです。

 

もちろん、

会話の流れの中でこういった発言を
することはあるはずですが、

 

問題となるのは、

“思考が反射的に否定・結論・アドバイスに向かってしまう”

という事です。

 

特に想像をする癖がついていない人は
その傾向が強いと思いますが、

心あたりがある方は、この場合も、

“わかってあげる”

という聞き方が有効となります。

 

具体的には、

「何でもハバネロかけちゃうの!」
「え~!そうなんだ!笑 え、例えば何にかけるの?」

と、まずは相手の感情に
よりそって話を聞いてあげるだけです。

 

つまり

“わかってあげる”

というスタンスをベースにすることで
映像化や感情の同調も出来てくる、

という感じになります。

レッスン26:ポジティブな返しの例

相手の発言に対して、真っ先に、

“ネガティブな思考”

が働いてしまうことは
ないでしょうか?

 

例えばさっきのハバネロの話で、

「え~やめなよ。腹壊すよ」

とすぐに言ってしまうのもそうですが、

これは相手を心配したり、失敗を防ぐ
ための思考であったりもしますよね。

 

だから必ずしも悪いことでは
ないのですが、

楽しい空気で雑談を
したいというのであれば、

やはりポジティブ的な事を言った方が
相手も楽しめてうまくいきます。

 

具体的には、

「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「え~!そうなんだ!笑 え、例えば何にかけるの?」
「いやもうほんとに、ご飯にかけて、食べるとか?」
「え?ご飯、ハバネロ、以上?」
「そう 笑」
「じゃあもうご飯とハバネロがあれば幸せみたいな」
「そうそう 笑」
「お風呂に入れるのとかは?」
「あはは、痛いよね 笑」
「痛いよね(笑)でも全身の毛穴からハバネロ吸収できるよ」
「真冬とかだったらいいかもね 笑」
「あ、よかったじゃん!電気代浮くじゃん」
「そうね(笑)」
「…唐辛子よりもハバネロがいいの?」

 

みたいな感じです。もし、

「でも栄養バランスが・・・」

と思い浮かんだとしても、せめて一度は、

「おかずいらなくていいじゃん(笑)」

と、ポジティブで返しておく感じです。

 

ではここで一つ練習ですが、

「最近鼻から牛乳飲むのにハマッてるんだよね!(笑)」

と、もし仮に、女性がこんな事を
言ってきたらどう返しましょうか?

 

答えの例としては、

「やばいね!でも塩味がついて美味しいかもね!」
「鼻が健康になりそうだね!」
「お~勇気あるね!コーラとかは?」

みたいな感じでいいと思います。

レッスン27:基本アドバイスは求められていない

例えば、一緒に寝ていた女性が
朝目を覚まして、

「なんか頭痛いかも~」

と言ってきたら、どのように
言ってあげればよいでしょうか。

 

こんなとき、つい反射的に、

「風邪ひいたからじゃん?」
「昨日飲みすぎたんだよ」

など理由で返答をしたり、

 

「薬飲んどいたら?」
「じゃあもうちょっと寝てたほうがいいよ」

みたいにアドバイスをしたり、

 

「俺もちょっと痛い」
「お酒たくさん飲むと翌日痛くなるよね~」

と、相手が喜ばない共感を
していたりはしないでしょうか?

 

この、

「なんか頭痛いかも~」

などの発言は、ほとんどの場合、

理由やアドバイスが欲しくて
言っているわけではなく、

 

(聞いてほしい)
(わかってほしい)

という気持ちがあるだけなので、

こういう場合もやはり、
“わかってあげる” をやりましょう。

 

具体的には、例えば心配そうな表情で、

「え~大丈夫?どれくらい痛いの?」

と、状態を詳しく聞いてあげるだけで
普通は喜んでもらえるはずです。

レッスン28:「もし」で世界を広げよう

例えば健康の話になって、

「病気怖いよね~」

みたいな発言があったときに、

その話題をどうやって広げればいいか
わからなかったりしますよね。

 

映像化しても特に質問が
出てこない場合もあるし、あるいは

「病気好き?」

と、好きかどうかを聞くのも
絶対変ですよね(笑)

 

そんなときは、

「もし~」

という言葉を使って架空の世界(映像)
を作り出して質問をする、

というのも一つの方法です。

 

具体的には、ちょっと暗いですが、

「じゃあもし、病院に行って、余命1ヶ月って言われたら何やる?」

みたいな感じです。

 

他にも、

「3連休ですね~」
「そうですね~」
「でも3日じゃたりない!」

みたいな会話になったとしたら、

 

「もっと休みたいですよね」
「やすみた~い」
「じゃあ、もし1ヶ月くらい休みがとれたら、何したいですか?」

のように質問する感じです。

レッスン29:質問はオープンからクローズへ

例えば居酒屋とかで
お肉を頼む話になって、

「どれがいい?」

ととりあえず
軽く聞いてみたけど、

 

女性が一生懸命考えながら

「う~ん」

と困っていたとしたら、優しく
フォローしてあげられるといいですよね!

 

こういうときどうすればいいかというと、

“答えやすい質問”

を再度投げかけてあげるのが
フォローの方法の一つとなります。

 

具体的には、

「う~ん何がいいかな~(笑)」
「ん~、じゃあ、カラアゲと焼き鳥だったら、どっちがいい?」
「カラアゲ・・・かな(笑)」

という感じです。

 

ちょっと単純な例でしたが、
これは何をやっているかというと、

“オープン・クエスチョン”

つまり答えがたくさんある質問に
相手が答えにくそうなときに、

 

“クローズド・クエスチョン”

つまり答えが限定された質問で
相手の答えを引き出す、

みたいなことをしています。

 

この、オープンからのクローズの流れは、

相手に質問をしたときの会話を
スムーズに進めるベースにもなるので、

いろいろなパターンを作って
練習しておくことをおすすめます。

 

例えば、

「趣味とかあるの?」

と聞いても、

おそらく多くの女性は
スッと答えられないので、

 

最初から、

「おやつ作り?」
「なんかアニメとか好きそうだね」

などの質問ありきでサラッと(趣味を)
聞いてみるだけ、という感じです。

レッスン30:オープン→クローズの会話例

例えば、

「普段休みの日って何してるの?」

という質問から
会話を広げたいときに、

 

相手もすぐに
答えが浮かばなくて、

「う~ん、なんだろ~特に… 笑」

となったままだと、
会話が広がらないですよね。

 

なのでこういうときも、先程の

“クローズドクエスチョン”

で質問を続けて、相手が答えやすく
なるようにしてあげましょう。

 

例えば、

「じゃあ外とかよく出る?」
「運動とかしてそう」
「スマホでアニメとか見てるの?」

みたいに、YesかNoで
答えられる質問をしたり、

 

「じゃあ、ゴロゴロするのと出かけるのどっちが好き?」

と2択にしてもOKです。

 

ちょっと全体的な雰囲気をイメージして
いただくために、会話例にしてみます。

「いや~、明日から連休だね!」←布石
「そうですね~」
「あと3時間・・・!」
「はい(笑)」
「朝から酒飲も・・・」←自己開示布石
「え(笑)朝から」
「朝ボウリングをして、ビールを飲む」
「あ~いいですね(笑)」
「いいでしょ(笑)ちなみにA子さんは普段休みの日何やってるの?」←相手に振る(オープン)
「あ~何ですかね~、ん~、特に…(笑)」
「特に(笑)え、じゃあゴロゴロするのと~」←クローズ
「はい」
「どっか行くのだったらどっちが好き?」
「・・・ゴロゴロ(笑)」
「いいじゃん(笑)韓国ドラマとか見てそうだよね!」←相手主体
「あ~韓国ドラマは、あんまり(笑)」
「あ~!外れたか(笑)え、何が好きなの?」←オープン
「なんか普通のアメリカの海外ドラマとか」←ここで本当に趣味の話になる

 

オープンクエスチョンをすると、

相手が話したい事をそのまま話して
くれる可能性あるので、

答えが返ってきた場合は傾聴をする事で
喜んでもらえるのですごくラッキーです。

 

でもそうならない場合が多々あるので、

“相手が興味のある事を探す様に”

クローズドクエスチョンを投げていく、
という感じです。

レッスン31:サトルクエスチョン

例えばあなたが女性から、

「○○さんってスポーツ何やってたんですか?」

と聞かれたとしたら、
単純にその回答を考えますよね。

 

では、それに対し、

「○○さんって格闘技とかやってそうですよね!」

と言われたとしたらどうでしょうか?

 

普通に質問されるのに比べると、
より質問に意識が奪われると思います。

この理由はおそらく、瞬時に、

(何でそう思ったの!?)

という疑問が起こるからだと思いますが、

 

それに加えて、
相手の予想が当たったときは

「そうそう!」

と自らYesを答えたくなるし、

 

相手の予想が外れたとしても、

「やってない」

と自らNoを答えたくなる、

・・・というのも理由かなと思います。

 

つまり、相手の思考が反射的に
動いてしまう質問方法となるので、

これを適切に使うことができれば、

会話のノリを高めるのに
一役買ってくれます。

 

例えば、ある程度仲のいい職場女性との
会話であればこんな感じです。

「A子さんって男運よさそうですよね」
「なんで~!そんな事ないですよ」
「え、じゃあ悪いの?」
「たぶん(笑)」
「例えば?」
「え~。だって出会いとか全然ないですもん」
「そうなんだ。合コンとか行ってそうじゃん(笑)」
「行ってないです~!」

 

注意点としては、やりすぎると、

(私の何を知ってるの?)
(そんな風に思われたくない)

となっちゃうので、相手との関係を
ちゃんと考慮するという点です。

レッスン32:接続詞を1つずつモノにしていく

例えば睡眠の話題で、

「普段は4時間くらいですね」

みたいな発言に対して、

 

「あ、そうなんですね」

くらいしか返答できずに
いつも会話を続けられないでいると、

それがだんだんコンプレックスに
なっていきますよね。

 

もし心当たりのある方は、

“自分が得意な接続語を作る”

というのも、一つの
トレーニングの方法です。

 

具体的には、何度何度も同じ接続詞で
考えるトレーニングをするのですが、

仮に、「(ということは~)」

と考えることを癖づかせることが
できれば、会話例としては、

 

「普段は4時間くらいですね」
「え~そうなんだ」
「はい~」
 (ていうことは~)
「え、眠くて辛くないの?」

「あ、でも電車の中とかで~」

という感じで、

 

次の発言の方向を無意識に
考えられるようになる
ので、

頭が真っ白になる感じを
少し緩和する事ができます。

レッスン33:接続詞「ということは」の例

では実際に、

「(ということは~)」

で会話を続ける例を見てみましょう。

 

■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(じゃあ、ということは~)なんか家だとコタツムリになってそう 笑」

 

■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(じゃあ、ということは~)じゃあ、普段カラオケ行ったら歌うよりも食べてる感じ? 笑」

 

■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(じゃあ、ということは~)あ、てことは全身お肉でできてるんだ 笑」

 

ちょっと難しい例
でしたが、

こういう答えをリアルタイムで
考えて対応するのではなくて、

 

毎日毎日ちょっとずつ考えて、

よさそうなのが思いついたら
それをどんどん書き溜めていき、

更にそれらを大量に暗記していった結果、
ようやく本番に影響してくる感じです。

レッスン34:接続詞「ちなみに」の例

相手の発言に対して、

「ちなみに~」

と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。

 

■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(ちなみに~)じゃあ旅行行くんだったら、暖かいところがいい?」

 

■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(ちなみに~)ちなみに採点したら何点くらい?俺3点とかだよ(笑)」

 

■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(ちなみに~)え、ちなみに、カルビとハラミどっちが好き?」

 

こんな感じで、

話題を別方向に展開できるのが
この接続詞の特徴かなと思います。

 

また、良い質問をすることで
相手を楽しませるというよりは、

質問は簡単でいいので、

それに対する相手の返答を大きく受け
止めたりすることで盛り上げる感じです。

レッスン35:接続詞「つまり」の例

相手の発言に対して、

「つまり、」

と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。

 

■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(つまり、)じゃああれだ、冬の朝とか苦手な感じだ」

 

■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(つまり、)初めて行く人の前で歌うの緊張しない?」

 

■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(つまり、)夕飯でお肉を食べたあと、デザートでお肉を食べる…?」

 

この場合は、

“相手の事をわかってあげる”

という方向に持っていければ
いいのかなと思います。

レッスン36:接続詞「もし」の例

では最後に、相手の発言に対して、

「もし、」

と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。

 

■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(もし、)じゃあもし、暖かいところに旅行行くとしたら、どこ行きたい?」

 

■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(もし、)じゃあもし一緒にカラオケ行ったら、最初の3曲は一緒に歌おっか」

 

■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(もし、)じゃあもしこの世からお肉がなくなったら、何食べる?」

 

こんな感じで、

「もし」

を使うと架空の世界を簡単に作れるので、

うまくいけば相手の妄想を膨らませて
楽しませることもできたりします。

 

というわけで接続詞を4つ
やりましたが、

大事なのは、本番は頭が自然に
考えるのに任せるということです。

そのために、練習を何度も何度も
繰り返しておく感じです。

レッスン37:5W1Hのワナ

よく、

『5W1Hの質問で広げましょう』

と言われていますが、
次のような会話はどうでしょうか?

 

「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
「あ、そうなんですね!いつ買ったんですか?」
「3年位前なんですよね 笑」
「ほぉ~。どこで買ったんですか?」
「えっと確か…」

 

こうなってしまうと、

相手が話したいことを無視して
質問している感じになるので、

相手も話していて
つまらなくなっちゃいますよね。

 

■改善例
「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
「お~、そうなんですね!え、どんな内容なんですか?」

 

この様に話のピントが
合った質問をサッと投げて、

相手が話したいことを
引き出せればよいのですが、

とっさの状況ではなかなか
出来ない方もいらっしゃると思います。

 

なのでそういう方は、例えば、

Q.「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
A.「あ、そうなんですね!どんな内容なんですか?」

みたいな超簡単なQAでいいので、

 

とりあえず作って反復しまくる、
ということをやってみてください。

“知っている” と “できる” では、
まったくレベルが違うので、

その差を埋めるためにこういう
単純なQAも必要になってくる感じです。

レッスン38:隣の席の人に話しかける例

あなたは自分から人に
話しかけられるでしょうか?

どんな言葉を言えばいいか
わからなかったり、

なんか悪い、と遠慮したりも
しちゃいますよね。

 

なので、
それをやっていきましょう!

 

まずは、社内で、

「もう3時ですね」

という既成事実共感を使う例ですが、

冒頭の部分に
ちょっと注目してみてください。

 

■会話例
「うわ~、もう3時ですね!」
「早いですね~笑」
「早いですね~。おやつを食べて、ストレスを発散してもいいですか?」
「あはは、どうぞ 笑」
「ちなみに横田さんは、普段何でストレス解消してるんですか?」
「あ~わたしは~、」

 

というわけで、

「うわ~!」

と感情を少し出すことで、

“なぜ声をかけてきたのか”

がハッキリして唐突感が消えた感じです。

 

つまり、

“感情を表に出す”

というのが、自然に声をかける方法の
一つになるので、覚えておきましょう!

レッスン39:自分の話を有効利用しよう

自分から相手に話しかけられない
理由として、

“会話を続けられないから”

というのもありますよね。
なので、解決策を一つ見てみましょう!

 

「あ~、すっごい眠い」
「大丈夫ですか~」
「最近5時間睡眠っていうの始めて」
「そうなんですね 笑」
「なんかね、夜短くして、仮眠を増やした方が仕事がはかどるんだって」
「へぇ~そうなんだ~」
「うん。ちなみに横田さんはどれくらい睡眠とってるの?」
「どうだろう。4時間くらいですかね(笑)」

 

こんな感じで、
会話の展開にお悩みの方は、

とにかく、

“自分の話をして相手に振る”

という流れで何とかなります。

 

ちょっとくらい自分の話を
しても全然大丈夫
なので、

勇気を持って話してみましょう!

 

ただ、話すことがないと
どうにもならないので、

例えばゲームばっかりするのをやめたり、
ネタ帳を兼ねて日記をつけたりするなど、

必要であれば、日々の生活を
見直すことも視野に入れてみましょう。

レッスン40:自己開示布石を利用した会話例3つ

では最後に、

1.布石を置いて、
2.自分の話をし、
3.相手に振る

という流れの例を3つ見てみましょう!

 

■例1
「いや~、外暑いですね~」
「暑いですね~」
「ビール飲みたくなっちゃう」
「あはは」
「横田さん普段何飲むんですか?」
「私はウーロン茶とか」
「あ、ウーロン茶のロックですよね。喉越しがいいですよね!」

 

■例2
「カレー美味しかったね」
「美味しかった~」
「もっと大盛り食べたいんだけど最近太ってきちゃって」
「カレーは飲めちゃうからね(笑)」
「水みたいなもんだもんね(笑)食べ放題とか好き?」

 

■例3
「返信来ないですね」
「来ないですね~」
「ちなみに俺気になった子からLINE来ないと、やけ酒するタイプ(笑)」
「あはは(笑)」
「A子さんそういうの平気?」
 
 

仮に一つの話題が終わっても
同じことをやれば次の話題に行けるので、

このパターンを
極めるだけでも、

普段の会話に困ることは結構
減らせるのではないかなと思います。

是非動画もご覧ください!

メラビアンの法則に、

文字情報・・・7%
聴覚情報・・・38%
視覚情報・・・55%

とありますが、

 

例えばここで紹介した会話例も、
文字だけではうまく
伝えられない部分があります。

 

ですので、是非下記動画を
もう一度ご覧ください。

残念ながら視覚情報は
お伝えできないのですが、

なるべく映像が浮かぶように
リアルに会話を収録しています。

 

是非、イメージを浮かべながら
もう一度動画を見てみてください。

ここでお伝えしたことを、
より吸収いただけるかと思います。

 

 

 

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