レッスン21:いじりへの返し方
例えば会社の飲み会とかで、
「納豆嫌いなんだ。じゃあ納豆オムレツ頼もう 笑」
とからかわれたとしたら、
どの様に返せばいいでしょうか?
返し方がわからないと、
例えば
「いやいやいや(笑)」
だけで終わってしまったり
しちゃいますよね。
なのでこういう場合は、
「そうだね、美味しそうだもんね!」
と一度乗っかってから、
「…いらないから!笑」
と我に返って本心を言う
みたいなのが一番簡単です。
ちょっと会話例で
再現してみます。
「嫌いなものある?」
「あ~俺納豆がダメなんだよね~」
「納豆嫌いなんだ。じゃあ納豆オムレツ頼もう 笑」
「あ~そうだね。美味しそうだもんねこれ」
「ほんと?(笑)」
「いらないから!・・・ね?」
「あはは(笑)」
この様に、冗談を言われたときは、
“一度乗っかる”
という事をやると、
安定して切り返すことができます。
加えて、冗談を言った方も、
(私の冗談に乗ってくれて嬉しい)
という気持ちになるので
楽しい空気が作られていきます。
他にも例としては、例えば飲み会で
自分の飲み物だけまだこないときに、
「じゃあそろそろ乾杯しよっか 笑」
といじられたら、
「そうだね、喉乾いたしね~」
と、笑顔で同調してから、
「いじわるだよね!笑」
などとつっこむ感じです。
レッスン22:好きかどうかを聞いて広げる
例えばあなたが、昼食にマックを買って
一人で食べていたときに、
「今日マックなんですね」
と声をかけられたとします。
こんなときに、いつも、
「あ、はい 笑」
「笑」
「・・・」
としか言えないと辛いですよね。
そこで今回オススメしたいのが、
“好きかどうかを聞く”
という会話の広げ方です。
具体的には、
「今日マックなんですね」
「あ、はい(笑)もう食べたいなって思って」
と二言で答えたりしてから、
「そうなんですね(笑)」
「はい。A子さんマック好きですか?」
と質問するだけです。
この、「好き」という言葉には、
ポジティブな感情が
含まれるので、
会話が明るい雰囲気に
なりやすいのがポイントです。
レッスン23:自分の言葉がないとダメ
傾聴を意識して、
相手の話をちゃんと聞いていても、
“なんだかその場の
テンションが下がっていく…”
みたいな経験はないでしょうか?
例えば職場とかで、
「最近肩が凝っちゃってて😅」
「あ、そうなんだ。つらいですね😅」
と、がんばって
共感で返答をしたとします。
そしてこのあとですが、
「仕事のしすぎですか?」
「ん~、仕事もあるし~、ずっとスマホ見てるからかもしれないです😅」
「あ~なるほど。スマホずっと見てるとそうですよね」
「そうですよね~。やめればいいだけなんですけどね(笑)」
「あ、たしかに。スマホやめると良さそうですよね(笑)」
「そうですね~。やめられるといいんですけどね~」
「そうですね、やめられるといいですよね」
「はい~」
「・・・。」
「・・・。」
と、がんばって二言で返しながら
しっかり聞いていたとしても、
「・・・。」
となってしまいました。
これは何が足りなかったのかというと、
“自分発信の言葉”
です。これが全くないと、
お互い話しがいがなくなって、
空気がだんだんしぼんでいってしまいます。
なので改善例としては、
「ずっとスマホ見てるからかもしれないです😅」
「なるほど~。肩凝ると何やるのも億劫になっちゃいますよね~」
「そうそうそう!」
「夜とか寝にくくないですか?」
「あ~、夜ちょっと寝にくいですね」
「そうですよね、体の置き場がない感じですよね😅」
みたいな感じで、
“自分の言葉”
を出せるように
がんばっていきましょう!
レッスン24:共感と賛同を混同しない
共感が大事だとは
よく言われていますが、
“共感と賛同”
を混同してしまったりは
していないでしょうか?
例えば、あなたが松屋より
吉野家が好きだとします。
でも女性が、
「絶対松屋が一番だよね!」
と言ったらどうしましょうか?
こんなときに、
「そうだよね、やっぱ松屋が一番美味しいよね(笑)」
と、ただ相手に同調するのが賛同です。
これをいつもいつも
やっていて癖づいてしまうと、
自分の意見がない人みたいに
なっちゃいますし、
何よりもご自身が疲れてしまいますよね。
では共感はどういうのかというと、
「あ、松屋の方がいいんだ!」
「うん、絶対松屋~」
「へ~!俺はね、吉野家派なんだけど、松屋はどのへんがいいの?」
「やっぱ味噌汁がついてるから?(笑)」
「あ~、確かに!味噌汁は大事だよね(笑)」
「そうそうそう(笑)」
という感じです。
つまり、賛同は
単なる同意なのに対して、
共感は、
“わかってあげる”
という感じとなります。
そして、これをうまくやるためには、
「どうしてそう思うの?」
といった質問をすることで、
相手の考えを聞く方向に
話を進めればOKです。
レッスン25:3大NG(否定・結論・アドバイス)
男性と女性では
会話に求めるものが違う、
というのは
よく言われていますよね。
もちろんそんな二元論で
片付くような話ではないのですが、
一つ言えることは、
男女関係なく誰もが、
共感をしてもらえると
普通は嬉しいにも関わらず、
そういう会話ができない人が
男性に多く見られる、ということです。
具体的には、思考がすぐに、
“否定・結論・アドバイス”
の方向に働いてしまう感じです。
会話例としては、例えば、
「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「え~やめなよ。腹壊すよ」
と、話を聞く前に即否定したり、
「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「あ~、辛さは幸福ホルモンを出すからね。うん。」
と、相手の感情そっちのけで、
理論的に結論を出そうとしてしまったり、
「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「あ。あれがいいよ。きゅうりと、鳥の胸肉に~、」
と、相手が話したいことを無視して
アドバイスばかりしてしまう感じです。
もちろん、
会話の流れの中でこういった発言を
することはあるはずですが、
問題となるのは、
“思考が反射的に否定・結論・アドバイスに向かってしまう”
という事です。
特に想像をする癖がついていない人は
その傾向が強いと思いますが、
心あたりがある方は、この場合も、
“わかってあげる”
という聞き方が有効となります。
具体的には、
「何でもハバネロかけちゃうの!」
「え~!そうなんだ!笑 え、例えば何にかけるの?」
と、まずは相手の感情に
よりそって話を聞いてあげるだけです。
つまり
“わかってあげる”
というスタンスをベースにすることで
映像化や感情の同調も出来てくる、
という感じになります。
レッスン26:ポジティブな返しの例
相手の発言に対して、真っ先に、
“ネガティブな思考”
が働いてしまうことは
ないでしょうか?
例えばさっきのハバネロの話で、
「え~やめなよ。腹壊すよ」
とすぐに言ってしまうのもそうですが、
これは相手を心配したり、失敗を防ぐ
ための思考であったりもしますよね。
だから必ずしも悪いことでは
ないのですが、
楽しい空気で雑談を
したいというのであれば、
やはりポジティブ的な事を言った方が
相手も楽しめてうまくいきます。
具体的には、
「最近激辛料理にハマッてて、何でもハバネロかけちゃうの 笑」
「え~!そうなんだ!笑 え、例えば何にかけるの?」
「いやもうほんとに、ご飯にかけて、食べるとか?」
「え?ご飯、ハバネロ、以上?」
「そう 笑」
「じゃあもうご飯とハバネロがあれば幸せみたいな」
「そうそう 笑」
「お風呂に入れるのとかは?」
「あはは、痛いよね 笑」
「痛いよね(笑)でも全身の毛穴からハバネロ吸収できるよ」
「真冬とかだったらいいかもね 笑」
「あ、よかったじゃん!電気代浮くじゃん」
「そうね(笑)」
「…唐辛子よりもハバネロがいいの?」
みたいな感じです。もし、
「でも栄養バランスが・・・」
と思い浮かんだとしても、せめて一度は、
「おかずいらなくていいじゃん(笑)」
と、ポジティブで返しておく感じです。
ではここで一つ練習ですが、
「最近鼻から牛乳飲むのにハマッてるんだよね!(笑)」
と、もし仮に、女性がこんな事を
言ってきたらどう返しましょうか?
答えの例としては、
「やばいね!でも塩味がついて美味しいかもね!」
「鼻が健康になりそうだね!」
「お~勇気あるね!コーラとかは?」
みたいな感じでいいと思います。
レッスン27:基本アドバイスは求められていない
例えば、一緒に寝ていた女性が
朝目を覚まして、
「なんか頭痛いかも~」
と言ってきたら、どのように
言ってあげればよいでしょうか。
こんなとき、つい反射的に、
「風邪ひいたからじゃん?」
「昨日飲みすぎたんだよ」
など理由で返答をしたり、
「薬飲んどいたら?」
「じゃあもうちょっと寝てたほうがいいよ」
みたいにアドバイスをしたり、
「俺もちょっと痛い」
「お酒たくさん飲むと翌日痛くなるよね~」
と、相手が喜ばない共感を
していたりはしないでしょうか?
この、
「なんか頭痛いかも~」
などの発言は、ほとんどの場合、
理由やアドバイスが欲しくて
言っているわけではなく、
(聞いてほしい)
(わかってほしい)
という気持ちがあるだけなので、
こういう場合もやはり、
“わかってあげる” をやりましょう。
具体的には、例えば心配そうな表情で、
「え~大丈夫?どれくらい痛いの?」
と、状態を詳しく聞いてあげるだけで
普通は喜んでもらえるはずです。
レッスン28:「もし」で世界を広げよう
例えば健康の話になって、
「病気怖いよね~」
みたいな発言があったときに、
その話題をどうやって広げればいいか
わからなかったりしますよね。
映像化しても特に質問が
出てこない場合もあるし、あるいは
「病気好き?」
と、好きかどうかを聞くのも
絶対変ですよね(笑)
そんなときは、
「もし~」
という言葉を使って架空の世界(映像)
を作り出して質問をする、
というのも一つの方法です。
具体的には、ちょっと暗いですが、
「じゃあもし、病院に行って、余命1ヶ月って言われたら何やる?」
みたいな感じです。
他にも、
「3連休ですね~」
「そうですね~」
「でも3日じゃたりない!」
みたいな会話になったとしたら、
「もっと休みたいですよね」
「やすみた~い」
「じゃあ、もし1ヶ月くらい休みがとれたら、何したいですか?」
のように質問する感じです。
レッスン29:質問はオープンからクローズへ
例えば居酒屋とかで
お肉を頼む話になって、
「どれがいい?」
ととりあえず
軽く聞いてみたけど、
女性が一生懸命考えながら
「う~ん」
と困っていたとしたら、優しく
フォローしてあげられるといいですよね!
こういうときどうすればいいかというと、
“答えやすい質問”
を再度投げかけてあげるのが
フォローの方法の一つとなります。
具体的には、
「う~ん何がいいかな~(笑)」
「ん~、じゃあ、カラアゲと焼き鳥だったら、どっちがいい?」
「カラアゲ・・・かな(笑)」
という感じです。
ちょっと単純な例でしたが、
これは何をやっているかというと、
“オープン・クエスチョン”
つまり答えがたくさんある質問に
相手が答えにくそうなときに、
“クローズド・クエスチョン”
つまり答えが限定された質問で
相手の答えを引き出す、
みたいなことをしています。
この、オープンからのクローズの流れは、
相手に質問をしたときの会話を
スムーズに進めるベースにもなるので、
いろいろなパターンを作って
練習しておくことをおすすめます。
例えば、
「趣味とかあるの?」
と聞いても、
おそらく多くの女性は
スッと答えられないので、
最初から、
「おやつ作り?」
「なんかアニメとか好きそうだね」
などの質問ありきでサラッと(趣味を)
聞いてみるだけ、という感じです。
レッスン30:オープン→クローズの会話例
例えば、
「普段休みの日って何してるの?」
という質問から
会話を広げたいときに、
相手もすぐに
答えが浮かばなくて、
「う~ん、なんだろ~特に… 笑」
となったままだと、
会話が広がらないですよね。
なのでこういうときも、先程の
“クローズドクエスチョン”
で質問を続けて、相手が答えやすく
なるようにしてあげましょう。
例えば、
「じゃあ外とかよく出る?」
「運動とかしてそう」
「スマホでアニメとか見てるの?」
みたいに、YesかNoで
答えられる質問をしたり、
「じゃあ、ゴロゴロするのと出かけるのどっちが好き?」
と2択にしてもOKです。
ちょっと全体的な雰囲気をイメージして
いただくために、会話例にしてみます。
「いや~、明日から連休だね!」←布石
「そうですね~」
「あと3時間・・・!」
「はい(笑)」
「朝から酒飲も・・・」←自己開示布石
「え(笑)朝から」
「朝ボウリングをして、ビールを飲む」
「あ~いいですね(笑)」
「いいでしょ(笑)ちなみにA子さんは普段休みの日何やってるの?」←相手に振る(オープン)
「あ~何ですかね~、ん~、特に…(笑)」
「特に(笑)え、じゃあゴロゴロするのと~」←クローズ
「はい」
「どっか行くのだったらどっちが好き?」
「・・・ゴロゴロ(笑)」
「いいじゃん(笑)韓国ドラマとか見てそうだよね!」←相手主体
「あ~韓国ドラマは、あんまり(笑)」
「あ~!外れたか(笑)え、何が好きなの?」←オープン
「なんか普通のアメリカの海外ドラマとか」←ここで本当に趣味の話になる
オープンクエスチョンをすると、
相手が話したい事をそのまま話して
くれる可能性あるので、
答えが返ってきた場合は傾聴をする事で
喜んでもらえるのですごくラッキーです。
でもそうならない場合が多々あるので、
“相手が興味のある事を探す様に”
クローズドクエスチョンを投げていく、
という感じです。
レッスン31:サトルクエスチョン
例えばあなたが女性から、
「○○さんってスポーツ何やってたんですか?」
と聞かれたとしたら、
単純にその回答を考えますよね。
では、それに対し、
「○○さんって格闘技とかやってそうですよね!」
と言われたとしたらどうでしょうか?
普通に質問されるのに比べると、
より質問に意識が奪われると思います。
この理由はおそらく、瞬時に、
(何でそう思ったの!?)
という疑問が起こるからだと思いますが、
それに加えて、
相手の予想が当たったときは
「そうそう!」
と自らYesを答えたくなるし、
相手の予想が外れたとしても、
「やってない」
と自らNoを答えたくなる、
・・・というのも理由かなと思います。
つまり、相手の思考が反射的に
動いてしまう質問方法となるので、
これを適切に使うことができれば、
会話のノリを高めるのに
一役買ってくれます。
例えば、ある程度仲のいい職場女性との
会話であればこんな感じです。
「A子さんって男運よさそうですよね」
「なんで~!そんな事ないですよ」
「え、じゃあ悪いの?」
「たぶん(笑)」
「例えば?」
「え~。だって出会いとか全然ないですもん」
「そうなんだ。合コンとか行ってそうじゃん(笑)」
「行ってないです~!」
注意点としては、やりすぎると、
(私の何を知ってるの?)
(そんな風に思われたくない)
となっちゃうので、相手との関係を
ちゃんと考慮するという点です。
レッスン32:接続詞を1つずつモノにしていく
例えば睡眠の話題で、
「普段は4時間くらいですね」
みたいな発言に対して、
「あ、そうなんですね」
くらいしか返答できずに
いつも会話を続けられないでいると、
それがだんだんコンプレックスに
なっていきますよね。
もし心当たりのある方は、
“自分が得意な接続語を作る”
というのも、一つの
トレーニングの方法です。
具体的には、何度何度も同じ接続詞で
考えるトレーニングをするのですが、
仮に、「(ということは~)」
と考えることを癖づかせることが
できれば、会話例としては、
「普段は4時間くらいですね」
「え~そうなんだ」
「はい~」
(ていうことは~)
「え、眠くて辛くないの?」
「あ、でも電車の中とかで~」
という感じで、
次の発言の方向を無意識に
考えられるようになるので、
頭が真っ白になる感じを
少し緩和する事ができます。
レッスン33:接続詞「ということは」の例
では実際に、
「(ということは~)」
で会話を続ける例を見てみましょう。
■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(じゃあ、ということは~)なんか家だとコタツムリになってそう 笑」
■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(じゃあ、ということは~)じゃあ、普段カラオケ行ったら歌うよりも食べてる感じ? 笑」
■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(じゃあ、ということは~)あ、てことは全身お肉でできてるんだ 笑」
ちょっと難しい例
でしたが、
こういう答えをリアルタイムで
考えて対応するのではなくて、
毎日毎日ちょっとずつ考えて、
よさそうなのが思いついたら
それをどんどん書き溜めていき、
更にそれらを大量に暗記していった結果、
ようやく本番に影響してくる感じです。
レッスン34:接続詞「ちなみに」の例
相手の発言に対して、
「ちなみに~」
と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。
■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(ちなみに~)じゃあ旅行行くんだったら、暖かいところがいい?」
■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(ちなみに~)ちなみに採点したら何点くらい?俺3点とかだよ(笑)」
■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(ちなみに~)え、ちなみに、カルビとハラミどっちが好き?」
こんな感じで、
話題を別方向に展開できるのが
この接続詞の特徴かなと思います。
また、良い質問をすることで
相手を楽しませるというよりは、
質問は簡単でいいので、
それに対する相手の返答を大きく受け
止めたりすることで盛り上げる感じです。
レッスン35:接続詞「つまり」の例
相手の発言に対して、
「つまり、」
と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。
■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(つまり、)じゃああれだ、冬の朝とか苦手な感じだ」
■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(つまり、)初めて行く人の前で歌うの緊張しない?」
■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(つまり、)夕飯でお肉を食べたあと、デザートでお肉を食べる…?」
この場合は、
“相手の事をわかってあげる”
という方向に持っていければ
いいのかなと思います。
レッスン36:接続詞「もし」の例
では最後に、相手の発言に対して、
「もし、」
と考える癖をつける練習の
例を見てみましょう。
■例1
「寒いのほんと苦手」
「寒いの嫌だよね~」
「やだ~」
「(もし、)じゃあもし、暖かいところに旅行行くとしたら、どこ行きたい?」
■例2
「カラオケは下手ですね」
「あ、ご謙遜しましたね 笑」
「いやいや 笑」
「(もし、)じゃあもし一緒にカラオケ行ったら、最初の3曲は一緒に歌おっか」
■例3
「お肉ばっかり食べてる」
「お肉…ばっかり?」
「うん 笑」
「(もし、)じゃあもしこの世からお肉がなくなったら、何食べる?」
こんな感じで、
「もし」
を使うと架空の世界を簡単に作れるので、
うまくいけば相手の妄想を膨らませて
楽しませることもできたりします。
というわけで接続詞を4つ
やりましたが、
大事なのは、本番は頭が自然に
考えるのに任せるということです。
そのために、練習を何度も何度も
繰り返しておく感じです。
レッスン37:5W1Hのワナ
よく、
『5W1Hの質問で広げましょう』
と言われていますが、
次のような会話はどうでしょうか?
「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
「あ、そうなんですね!いつ買ったんですか?」
「3年位前なんですよね 笑」
「ほぉ~。どこで買ったんですか?」
「えっと確か…」
こうなってしまうと、
相手が話したいことを無視して
質問している感じになるので、
相手も話していて
つまらなくなっちゃいますよね。
■改善例
「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
「お~、そうなんですね!え、どんな内容なんですか?」
この様に話のピントが
合った質問をサッと投げて、
相手が話したいことを
引き出せればよいのですが、
とっさの状況ではなかなか
出来ない方もいらっしゃると思います。
なのでそういう方は、例えば、
Q.「この本、めっちゃ面白かったですよ!」
A.「あ、そうなんですね!どんな内容なんですか?」
みたいな超簡単なQAでいいので、
とりあえず作って反復しまくる、
ということをやってみてください。
“知っている” と “できる” では、
まったくレベルが違うので、
その差を埋めるためにこういう
単純なQAも必要になってくる感じです。
レッスン38:隣の席の人に話しかける例
あなたは自分から人に
話しかけられるでしょうか?
どんな言葉を言えばいいか
わからなかったり、
なんか悪い、と遠慮したりも
しちゃいますよね。
なので、
それをやっていきましょう!
まずは、社内で、
「もう3時ですね」
という既成事実共感を使う例ですが、
冒頭の部分に
ちょっと注目してみてください。
■会話例
「うわ~、もう3時ですね!」
「早いですね~笑」
「早いですね~。おやつを食べて、ストレスを発散してもいいですか?」
「あはは、どうぞ 笑」
「ちなみに横田さんは、普段何でストレス解消してるんですか?」
「あ~わたしは~、」
というわけで、
「うわ~!」
と感情を少し出すことで、
“なぜ声をかけてきたのか”
がハッキリして唐突感が消えた感じです。
つまり、
“感情を表に出す”
というのが、自然に声をかける方法の
一つになるので、覚えておきましょう!
レッスン39:自分の話を有効利用しよう
自分から相手に話しかけられない
理由として、
“会話を続けられないから”
というのもありますよね。
なので、解決策を一つ見てみましょう!
「あ~、すっごい眠い」
「大丈夫ですか~」
「最近5時間睡眠っていうの始めて」
「そうなんですね 笑」
「なんかね、夜短くして、仮眠を増やした方が仕事がはかどるんだって」
「へぇ~そうなんだ~」
「うん。ちなみに横田さんはどれくらい睡眠とってるの?」
「どうだろう。4時間くらいですかね(笑)」
こんな感じで、
会話の展開にお悩みの方は、
とにかく、
“自分の話をして相手に振る”
という流れで何とかなります。
ちょっとくらい自分の話を
しても全然大丈夫なので、
勇気を持って話してみましょう!
ただ、話すことがないと
どうにもならないので、
例えばゲームばっかりするのをやめたり、
ネタ帳を兼ねて日記をつけたりするなど、
必要であれば、日々の生活を
見直すことも視野に入れてみましょう。
レッスン40:自己開示布石を利用した会話例3つ
では最後に、
1.布石を置いて、
2.自分の話をし、
3.相手に振る
という流れの例を3つ見てみましょう!
■例1
「いや~、外暑いですね~」
「暑いですね~」
「ビール飲みたくなっちゃう」
「あはは」
「横田さん普段何飲むんですか?」
「私はウーロン茶とか」
「あ、ウーロン茶のロックですよね。喉越しがいいですよね!」
■例2
「カレー美味しかったね」
「美味しかった~」
「もっと大盛り食べたいんだけど最近太ってきちゃって」
「カレーは飲めちゃうからね(笑)」
「水みたいなもんだもんね(笑)食べ放題とか好き?」
■例3
「返信来ないですね」
「来ないですね~」
「ちなみに俺気になった子からLINE来ないと、やけ酒するタイプ(笑)」
「あはは(笑)」
「A子さんそういうの平気?」
仮に一つの話題が終わっても
同じことをやれば次の話題に行けるので、
このパターンを
極めるだけでも、
普段の会話に困ることは結構
減らせるのではないかなと思います。
是非動画もご覧ください!
メラビアンの法則に、
文字情報・・・7%
聴覚情報・・・38%
視覚情報・・・55%
とありますが、
例えばここで紹介した会話例も、
文字だけではうまく
伝えられない部分があります。
ですので、是非下記動画を
もう一度ご覧ください。
残念ながら視覚情報は
お伝えできないのですが、
なるべく映像が浮かぶように
リアルに会話を収録しています。
是非、イメージを浮かべながら、
もう一度動画を見てみてください。
ここでお伝えしたことを、
より吸収いただけるかと思います。
※よかったら高評価やコメント、
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