こんにちは! モテネットMAEDAです。

 

例えば会社のイベントの打ち上げで、

上司「大きいプロジェクトだったけど無事終わったね!前田君大活躍だったね!」

と言われた時に、普通なら謙遜の気持ちが働いて

男「いえ、僕なんて全然ですよ~、何もしてないですから!(笑)」

などと言ってしまいますよね。

 

これは全然問題ない思いますが、改めて文面だけを見てみると、

自分の功績も、上司のねぎらいの言葉も、

両方否定する内容になっているのでちょっともったいない感じがします。

 

なのでこういう時は、

男「後田さんのおかげですよ!」

相手を持ち上げることで、相対的に謙遜すればよい、ということを前回お伝えしました。

 

前回の記事:周りを持ち上げて上手に謙遜!同僚と一緒に褒められた場合の例

 

さて、このやり取りをもう少し面白くするネタを

今日は紹介したいと思います。

前回の”1割は~”というネタを、次のように応用します。

 

■後田さんのおかげです を面白く言う例

上司「大きいプロジェクトだったけど無事終わったね!」

男「ホントですね!お疲れ様でした!」

上司「前田君大活躍だったよね!」

男「とんでもないですよ~!もう99%は」← 99%は の強調でベクトル向け

上司「?」

男「後田さんのおかげです!(笑)」

上司「いやいやいや!(笑)」

男「で、残りの1%は、僕です!僕です!・・・あははは(笑)」

上司「あははは(笑)」

 

・・・うまく伝わりましたかね?(笑)

 
 

ネタは間のとり方が命!

 

さて、上の例文では、オチというか、

しっかり聞かせるポイントが2箇所あります。

 

それぞれ、

”ベクトル向け → 笑顔”

という流れで言う感じになるので、少し詳しく見てみましょう。

 

■1箇所目

男「もう99%は」← ここのベクトル向けを真面目な顔で考えるようにする

上司「?」← ”間”

男「後田さんのおかげです!(笑)」← コロッと笑顔になると相手も笑う

上司「いやいやいや!(笑)」

 

■2箇所目

男「で、残りの1%は」← ここもしっかりベクトルを向けさせる様に言う

上司「?」← ”間”

男「僕です!僕です!」← パッと背筋を伸ばして笑顔になり、自分が100%やったかの様に堂々と言う

上司「あははは(笑)」

 

この様に、

態度の切り換えがしっかり出来ると、

同じフレーズでもより効果的に相手を笑わせる事ができます。

 

逆に、これが全然出来ていないと、笑いが起きなくなってしまいます。

 

同じ内容でも、

話す人によって面白かったりつまらなかったりするのは、

こういう部分が大きく関係します。

 

一般的に、

”間のとり方がうまい”

なんて言われたりしますが、笑いに関して言えば、

 

”想定外が笑いを起こす”

 

というルールがあります。

参考:面白い返しの基本!相手の想像と逆の事を言うことで笑いを作る例

 

この、想定外は、言い換えれば

【予想に反する】

です。

 

つまり、会話の中で、

聞き手が予想をする時間が必要であり、

これこそが、【間】なわけです。

 

そこで、

相手の予想をコントロールするのに便利なのが、

【態度】になってきます。

 

例えば、否定的な態度で間を作り、

否定的展開を予想させてから肯定的な返事をすると、

その予想外が笑いになる、という具合です。

 

例:

女「5歳若返ったでしょ(笑)」

男「いや~」← 否定的な反応で間を作る

女「む・・・」

男「10歳は若返ったんじゃない?(笑)」← ここで肯定的な態度に切り替える

女「まじかっ(笑)」

 

というわけで、

ネタは言い方が非常に大事だということを

覚えておきましょう!

 
 

態度の切り換えなどの”言い方”は体で覚えよう

 

前回お伝えした通り、

態度の切り換えや相手を楽しませる言い方を身につけるには、

実際さながらに言う練習を重ねる事で、

体で覚えてしまうというのが大事です。

 

例えば今日紹介したネタなら、次の様な練習用フレーズを使って、

毎日少しずつでいいので何度も繰り返すことで、

ジワジワと意識に染み込ませていく感じです。

 

■練習用フレーズの例

男「とんでもないですよ~!もう99%は、後田さんのおかげです!で、残りの1%は、僕です!僕です!」

 

このような練習用フレーズをたくさん用意して繰り返し練習すると、

いろんな言い方が引き出しになってきます。

 

そして引き出しが増えれば増えるほど、

最終的にどんな場面でも理想的な話し方が出来るようになってきます。

 
 

フレーズは丸パクリする為だけのものではない

 

これまで、

”フレーズは丸パクリで使う為に覚える”

と思っていた方もかなり多いと思います。

 

もちろんそれはそれでいいのですが、

”会話力UP”

という観点で見ると、以下の3つの目的にこそ大きな意味があります。

 

■フレーズを覚える意味

・無意識レベルでの会話テクニックの習得(体で覚えるということ)

・引き出しの数を増やすことでのアドリブ力の習得

・声出し練習を重ねることでのノンバーバルコミュニケーション力の習得

 

つまり、

”会話力の土台そのものを身につけるためにフレーズを覚える”

というのが僕の考え方です。

 

もし今現在、

会話や恋愛に苦手意識があるようでしたら、

まずはこの様にして会話の土台をしっかり固めてみてください。

 

※教材の利用もご検討いただければありがたいです。

会話ドリル1000

 

上手な会話の理屈なんて考えればキリがありません。

なので、算数の九九や英単語の暗記のように、

ちょっと強引に頭に叩き込んでみましょう!

 

その過程で、いろんなものが見えてくるはずです。

これまで何ごとにおいても、理屈は後回しで

練習等を継続すればするほどいろんなものが見えてきたと思いますが、

会話のトレーニングも同じです。

 

イメージとしては、

1.いろいろな武器が使えるようになる(フレーズ学習)

2.効果的な使い方を覚える(恋愛テクニック)

という順番です。

 

会話が苦手な方は、逆だと厳しいです。

なので、まずはあまり深く考えずに

がむしゃらに1をやってみるのをおすすめします。