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モテネットMAEDAです。

 

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大人の男性向けコミュニケーション講座

【第6回目】は、

『人に好かれる聞き方である
“傾聴”をする際に常に意識すべき事』

についてです。

 

まずは結論ですが、
傾聴において常に意識しておくべき事は、

“相手が一番言いたい事を推測する”

という事になります。

 

ただし、前提として、
相手の言葉を映像化することで、

話の内容や状況そのものを、
右脳に描いておく必要があります。

 

何故なら、左脳で事実だけ
把握するように話を聞いてしまうと、

背景や感情といった、

“推測するための情報”

が不足してしまうからです。

 

つまり、
想像をしっかり働かせた上で、

“一番言いたいことは何だろう?”

と推測する感じとなります。

 

では、何故これが大事なのでしょうか?
理由は2つあります。

1つ目は、自分自身が話に集中するため。
2つ目は、相手の欲求をより満たすため。

となります。

詳しく解説していきます。

 

1.自分自身が話に集中する

 

ここでちょっと
思い起こしていただきたいのですが、

例えば普段の雑談において、

あなたは相手の話をどれくらい
集中して聞いているでしょうか?

 

おそらく、相手の話を聞きながら、

同時に違う事を考えていることが
ほとんどではないでしょうか?

 

例えば、

男「今日の夕飯どうしようかな~」
男「次は何を質問しようかな~」
男「そろそろビール頼みたいな~」

という、

自分主体の思考”

が、常に頭の中にある状態で
相手の話を聞いていると思います。

 

ただ、これは
至って普通のことなんです。

 

何故かというと、

人が話すスピードは1分間に
300文字くらいと言われていますが、

 

脳は2000文字くらい
処理できてしまうので、

余った力で、もっと重要な事を
考えてしまうからです。

 

更に補足すると、

人にとって一番重要なのは
やっぱり自分の事であり、

 

脳は重要ではない情報は
遮断しようとしてしまうので、

どうしても自分を主体とした事を
考えてしまうんですね。

 

そして、それにより傾聴が
妨げられるということです。

ではそれを防ぐためには
どうすればいいのでしょうか?

 

その具体的な方法が、

“相手が一番言いたい事を推測する”

という事になります。

 

つまり、
答えを推測するわけですから、

その判断材料となる話の内容が
重要になってきますよね。

だから、相手の話をしっかりと
聞けるようになるわけです。

 

これにより、
前回お伝えしたNG発言である、

【否定・結論・アドバイス】

をしようとする思考回路を
いくらか制御する事ができます。

 

では次に進みます。

 

2.相手の欲求をより満たす

 

“一番言いたいことは何だろう?”

推測する理由の2つ目は、

“相手の欲求をより満たすため”

となります。

 

相手の話を瞬時に映像化できる
スキルが身についてくると、

足りない情報がどんどん出てくるので、
質問もたくさん出てきます。

 

そのときに、

もし相手が一番話したい内容が
ちゃんと推測できていると、

その内容に合わせた質問を
選ぶことができますよね!

 

逆に、相手の話したい内容が
全然わからないでいると、

とんちんかんな質問をしてしまい、
相手をイラッとさせる事になります。

 

例えば次の会話を見てみてください。

女「昨日、駅前に新しくできたラーメンSっていう店に行ったんだけど、」

男「うんうん」

女「め~っちゃ美味しかったよ!」

男「あ、美味しかったんだ!え、仕事終わりに行ったの?」

女「そうそう、匂いにつられて(笑)」

 

パッと見た限り、
違和感はなさそうですよね。

 

でも、ちょっと厳しく言ってしまえば、

女性が伝えたいのはラーメンが
美味しかったということなので、

質問すべきはそこじゃないですよね^^;

 

もちろん、

女「そうそう、匂いにつられて(笑)」

男「そうだったんだ(笑)どんなラーメンなの?」

などと続けられれば、
全然問題はないかと思います。

 

ただ、先程の様な質問のズレが
毎回のことだったり、

あるいは極端に話をずらされると、

女「(話してて面白くないな)」

と思われてしまいます。

 

また、

よく例としてあげられるのが
仕事の愚痴ですよね。例えば、

 

女「ホント今の上司が嫌いで。もうほんと仕事辞めたい!」

男「あ~、そうなんだ~」

女「このままストレス溜め込んで老けるのも嫌だしね(笑)」

 

という会話があったときに、

男「そうだね~、俺も老けてほしくないし、もう辞めちゃっていいんじゃない?(笑)」

と言ってしまうと、
相手の発言を汲み取ってはいるものの、

相手が話したい内容とは
ちょっと方向がずれてますよね。

 

この場合女性は、

仕事を辞めるかどうかの
相談をしたいのではなくて、

“自分はこんなに
嫌な思いを毎日しているんだ”

という気持ちをわかってほしい
というのがおそらく正解ですよね。

 

なので例えば、

男「うわ~、そんなに嫌な上司なんだ~」

と、上司にフォーカスを当てて
まず愚痴を言わせてあげることで、

相手の欲求を満たせるというわけです。

 

というわけで、わかりやすい例を
2つ出しましたが、

もちろん、相手が言いたい事を
毎回完璧に推測するのは、

相当なコミュニケーション能力がないと
出来ることではありません。

 

でも、

“一番言いたいことは何だろう?”

と常に考えることによって、

その姿勢は相手に伝わりますし、
推測の精度も上がっていきますよね。

 

その結果、

女「(この人は話しやすいな)」

と好感を持ってもらえますが、

 

その女性の知り合いの中の誰よりも
話を聞いてあげられる存在になれれば、

それだけで
チャンスを得られそうですよね!

 

なので、自分が上手に話すことよりも、

まずはこの意識を癖づけること
優先していけばいいかなと思います。

 
 

傾聴時の意識まとめ

 

以上、今回の内容をまとめますと、
傾聴において常に意識しておくべき事は、

“相手が一番言いたい事を推測する”

という事であり、

 

その理由の1つ目が、

自分自身が話に集中するため】

2つ目が、

【相手の欲求をより満たすため】

という事でしたね。

 

ただ、正しく推測できたとしても、

自分の意見をズバズバ挟んでしまっては
元も子もありません。

 

なので、推測を元に、
OK発言をしていくわけですが、

具体的にどの様にするかを
次回以降、お伝えさせていただきます。