今回は、
“相手の心に残る簡単な褒め方”
を1つだけ、紹介したいと思います。
↑是非会話音声と画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは5分39秒です。
概要
例えばあなたが
接客を伴う仕事をしていたとして、
上司と食事をしているときとかに、
上司「○○君って接客丁寧だよね」
と言われると
ほどよく嬉しいと思いますが、
次のように言われたらどうでしょうか。
リアルにイメージしてみてください。
上「ていうかさ~」
男「はい」
上「○○君の仕事見てて、すごいいいなって思うこところが一つあって」
男「えっ!はい」
上「接客がもう…丁寧なんだよね~」
男「あ~いえ…ありがとうございます!」
上「お手本みたいな感じ(笑)」
言われている内容は同じなのですが、
心に残るかどうかという
観点から見ると、
ちょっと違ってきますよね。
おそらくこの日の帰りや夜とかに、
(俺って接客丁寧なのか~。どのへんが丁寧なんだろう。っていうかちゃんと見てくれてるんだな~)
みたいな事を考えたりもすると思います。
じゃあ何故そうなるのかを
少し解説しますが、
まず人を褒めるときのコツというのを
いくつか洗い出すと、
・本心である事が伝わる様に褒める
・下心を感じさせない様に褒める
・関係を考慮し許容範囲内で褒める
という必要不可欠な要素がある上で、
・相手の立場を理解した上で褒める
・時系列の要素を入れて褒める
という、褒めの効果をブーストするような
テクニックというのがあります。
なので、先程のような、
『○○さんを見ててすごいいいなって思うところが一つあって』
という前置きを適切なノンバで言えば、
先に述べた
“本心、許容、理解、時系列”
などの要素が一通り満たされるから
心に残りやすいのかなと思います。
というわけで、
他にどんなシーンで
今回の褒め方ができるかを、
具体例で見ていきましょう。
例1.上司のいいところを褒める
今回の褒め方は、先の理由から
目上の人からの許容も可能なので、
気に入られたい上司がいたら
ポロッと使ってみましょう。
■会話例(仕事中に)
男「じゃあこれ、お願いします」
上「お~、ありがとう~助かる!」
男「あ~いえいえ!っていうか僕ほんと前から」
上「うん」
男「後田さんってすごいいい人だな~って思ってる事が一つあって」
上「え~なになに?(笑)」
男「何か今回みたいに渡したときに、お礼を返してくださるんで」
上「いや~、え、てか普通でしょ(笑)」
男「いやいや、あの…、き、気持ちいいです(笑)」
上「あははは(笑)」
ちょっと慣れ親しんだ関係とか
じゃないと難しいかもしれないので、
そういう場合は食事とかの
和やかな雰囲気を利用すれば、
うまく言えるかなと思います。
尚、注意点としては、
男「後田さんってすごいいい人だな~って思ってる」
の部分を評価をする様な言い方で言うと
許容されなくなっちゃうので、
この部分は下手に出る様な
雰囲気や表情で言うなど、
ノンバーバルで状況をしっかりと
コントロールしましょう。
例2.初対面の子を褒める
初対面であっても、
1時間ほど会話をした後であれば
今回の褒め方が使えます。
■会話例(アプリで会った女性に)
女「あははは、そうだったんだ(笑)」
男「うん~(笑)…てかあれだわ」
女「ん?」
男「会った瞬間から、この子いいな~って思ってたところが1個あるんだけど」
女「え、なになに?」
男「なんか笑顔がね、いいんだよね」
女「え~、ほんと?(笑)」
男「うん。顔見てるだけでご飯食べれる感じ(笑)」
単純に笑顔を褒めてみましたが、
男「笑顔がいい感じだよね」
と一言だけで褒めるのと比べると、
相手の食いつきがちょっと違いますよね。
つまり、
褒める内容がすごく単純であっても
こうやって食いついてもらいやすいので、
そのメリットをうまく応用して
いただければと思います。
例3.店員さんを褒める
どうしても仲良くなりたい
店員さんがいるときなどに、
今回の褒めを使ってみましょう。
ちなみに、店員さんを
好きになってしまったときは、
その人に一途になってしまうと
余裕がなくなって成功率が下がるので、
まずはアプリを並行してやるなどして
心と視界の余裕を確保するとよいです。
そして、話しかけるのが苦手な男性は、
まずは焦らずに単純接触効果で
笑顔と会釈を徐々にかわしたりして、
『こんちは~』
とかを言えるようになったり、
偶然のチャンスを利用して、
『…髪型変わりましたね』
『今日風やばいですね』
などと、それを布石に声をかけたり
できるといいんじゃないかと思います。
あるいはコンビニとかなら
普段買わないビールをたくさん買って、
『…喉乾いちゃって(笑)』
などポツッと言ったりできれば
不自然感をなくせるかなと思います。
そして、ちょっと余談ですが、
女性を口説くのに単純接触効果は
使えないという意見もあると思いますが、
正しくは、無駄話とかを
事あるごとにたくさんやって、
あなたの人柄などが相手に伝わることで
興味関心が薄れて落ち着きに変わると、
ドキドキ感や期待感などの非日常感を
利用した口説きができなくなる、
というだけなので、
鮮度を保っていられるのであれば
単純接触効果は有効に働きます。
さて、そんな中で、
褒めても大丈夫そうな関係が
出来上がったら、
次のようにするだけです。
■会話例(飲食店の店員さんの場合)
女「お待たせしました~」
男「あ。ありがとうございま~す」
(女性が置いているときに)
男「てかいっつもいいな~って思ってる事が一つあって」
女「え?はい」
男「すごい丁寧に置いてくれますよね」
女「あ~いえ、そんな(笑)」
男「・・・嬉しい(笑)」
女「あっ・・・よかったです(笑)」
男「またね(笑)」
女「あ、はい(笑)」
とりあえずこんな感じで
褒めと一緒に自分の存在を心に残したら、
ちょっと日数を置いて、
次回相手が自分に対しどんな顔で
接してくるかを見て判断する感じです。
ちなみに何故日数を置くかというと、
人が誰かに異性的興味を持った場合、
感情は時間経過で高まっていくからです。
こういうときも焦りが失敗につながるので
アプリでエネルギーを分散する感じです。
尚、この方法で口説けるとか
全然そういう話ではなく、
服装髪型ノンバや相手の好みなどの
要素がもっともっと前提にあるので、
その点はご了承ください。
というわけで他にも例えば、
『先輩のツイートですごいいいな~って思ったのが1個あって』
『この前A子ちゃんが作った資料ですごいいいな~って思ったところが1個あって』
『ここのお店ですごいいいな~って
思ってるところが1個あるんですよ。
ほんとは1万個くらいあるんですけど
その中でも特にいいのが~』
など、いろいろ応用してみてください。
では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!