今回は、
自己フォローなどで使える、

“心や体の自然な反応を
自分の意思でやろうとするボケ”

のパターンを紹介します。

 

ちょっと使いどころが難しいのですが、

うまくハマればいい感じの
コメントになるので、

よかったら覚えてみてください。

 

↑是非会話音声画像付きの【動画】でご覧ください。
(内容は記事と同じですが、音声必須となります!)
※動画の長さは4分27秒です。 
 
 

例1.傷つく事を言われたとき

 

例えば女性から冗談で、

女「◯◯さんってたまにキモいときありますよね~(笑)」

と言われたとします。

 

すると、男性の性格によっては
本当に傷つく場合があると思いますが、

そんなときに本気でおどおどしていると
モテない感じになってしまうので、

笑いの空気で流す感じです。

 

具体的には、

女「◯◯さんってたまにキモいときありますよね~(笑)」

男「あ!そういう事言うんだ?」

女「ふふふ(笑)」

男「え、どうしよう。傷ついちゃおっかな~」

女「あはは(笑)」

みたいな感じです。

 

この場合の、

『傷ついちゃおっかな~』

のところは、しっかり相手の目を見て、

笑顔で、不満げに文句を言う様に
言うのがコツとなります。

 

で、傷つくというのは、制御できない
自然な心の反応であるにも関わらず、

これを意図的にやろうと
しているところがボケになり、

相手の予想外になり笑いを狙える、
ということになります。

 
 

例2.恥ずかしさを感じたとき

 

例えば居酒屋のメニューを見ていて、

『出汁(だし)』を『でじる』
と読んでしまい、

女性に指摘されたとします。

 

男「でじるが美味しい卵焼きだって」

女「でじるじゃなくてダシだよね(笑)」

男「あ・・・、これダシって読むんだ(笑)」

女「うん(笑)」

男「・・・ちょっと恥ずかしかったね(笑)」

女「いやいや(笑)」

 

とりあえず、この場合の

『恥ずかしかったね』

というのは、客観的解説という
自己フォローとなりますが、

 

例えばギャグがすべったときも、

『ちょっと寒かったよね(笑)』
『全然面白くなかったね(笑)』

などと客観的な目線から状況を解説すると
気まずい雰囲気を消すことができます。

 

で、

『ちょっと恥ずかしかったね』

だけで終わらせてもいいのですが、

今回のパターンを使って
次のような追撃コメントができます。

 

男「・・・ちょっと恥ずかしかったね(笑)」

女「いやいや(笑)」

男「え~どうしよう。恥ずかしがってもいい?」

女「え?(笑)」

男「ふふふふ(笑)」

という感じで、

 

『ふふふふ』の部分は、

例えば日差しが眩しくておでこの辺りを
両手で隠す様な仕草をしながら、

 

恥ずかしがるふりをして、

相手の目を見て笑うと、
より笑いの空気にできると思います。

 
 

例3.苦笑いするしかないとき

 

例えば、職場の全然モテない上司が、

自分ではイケていると思ってるけど
痛々しいカッコをしてきたとします。

 

女「・・・見た?」

男「・・・見た(笑)」

女「やばいよね(笑)」

男「うん。なんて言っていいかわかんないよね(笑)」

女「うん(笑)」

 

このあとですが、
どんなふうにすればよいでしょうか?

 

■答えの例

男「どうしよう。ちょっと苦笑いとかしてもいい?」

女「あはは、どうぞ(笑)」

男「ていうかもうしてたね、ふたりとも(笑)」

女「あはは(笑)」

 

こんな感じで、

こちらも追撃コメントとして
使えるといいと思いますが、

 

『傷ついちゃおっかな~』

の例と同じように、自分の
悪い部分を冗談で指摘されたときに、

『いや~なんて言えばいいんだろう・・・。ちょっと苦笑いとかしてもいい?』

と自己フォローにも使えると思います。

 

他にも例えば、

『びっくりしちゃおっかな~』
『落ち込んじゃおっかな~』
『感動しちゃおっかな~』
『尊敬しちゃおっかな~』

など、いろいろあります。

 

使いどころが難しいかもしれませんが、

どんなフレーズであっても
自分の引き出しにさえしておけば、

いろんな相乗効果によって
会話力の向上につながっていきます。

 

逆に、会話力を高めるのが目的なのに、

“使えるフレーズだから覚える”

という感じだけで学んでいくと、

そのフレーズを使う事が目的に
なってしまうので、

 

アドリブ力の増強に
繋がりにくくなってしまうだけでなく、

本番で無理やりネタを使ったりして
失敗することが多くなってしまいます。

 

もちろん、

例えば初対面女性からの
質問に対する返答準備のように、

シチュエーションが決まっている内容なら
使う目的での練習でいいのですが、

 

会話の土台となるアドリブ力を
高めたいということであれば、

まずは、

“潜在意識下”

にある引き出しの【量】を
増やす事が大事になってきます。

 

つまり、

QA学習で、力技で、引き出しを
百個も千個も増やしていくという事を、

過去動画を参考にしながら
やってみてください。

 

いつもお伝えしている
ピンポイント学習と同時進行で、

“手当たり次第に引き出しを増やす学習”

も別途並行でやる、という感じです。

 

引き出しさえすごく大量に増えれば、

そのときそのときに応じた言葉を
その場で組立てて話せるようになるし、

QAトレーニングをする過程で
脳の回路そのものも強化されていきます。

 

そして、そのときにどんな言葉を
組み立てて発言するかは、

インプット学習によって得られた
視野の広さや知識量によって
決まってくる感じです。

 

では、今回は以上となります。
ご視聴ありがとうございました!